かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

気軽に台湾その11 故宮博物館

2011年09月02日 | China・Mongolia

今日は、台風が来るはずだったが、関東地方への影響は、まだなく、夜、人形町に行った。
シロガイ、白レバー、赤霧島など、珍味、珍酒をたくさんいただいた。
普段は、なかなか、いただけない品々だった。
帰り、いつものワンセグで、日本の劇的勝利を確認してから、今日の組閣のニュースを見ている。
バランスは、難しい中とれているが、プロフェッショナルという観点からは、クエスチョンか?
そうすると、官僚頼みの自民政治に逆戻りになりそうだが、そこで、前回衆院選で国民が民主をサポートした気持ちをいかに反映させていくかが、どじょう内閣が評価されるか否かのポイントだろう。官僚任せの政治を国民が望んでいないのは、明らかだが、官僚のノウハウを生かさねば、いい政治は、不可能だ。
今のところ未知数としかいいようがないが。



台湾最後の夜は、台北で一番有名な園山飯店に泊った。



泊ったのは、旧館だったのだが、できたのは、何と1952年という。蒋介石が、毛澤東に追われ、台湾に来て、すぐではないか。
写真は、新館のロビーだが、これも、1973年にできたという。
中国の宮殿風のこのホテルは、メインランドへのアピールという意味も大きかっただろう。



外だけではなく、中身も隙がない。



夜景も美しい。左奥は、松山空港。羽田と同様ドメ空港だったが、一部国際線にも使われるようになった。羽田から乗ると、この空港に降り立てる。私は、成田だったので、桃園空港発だったが、台北から小一時間かかる。これも、日本と似ている。
高くぽつっと見えるのは、台湾で一番高い101。前回上った時のことは、レポートしたと思う。
園山ホテルの並びには、政府の施設や、超高級マンションが並ぶ、台湾の中でも、もっともステータスの高い一画だ。



新館。新館と言っても、もう40歳近い。逆に、40年前に、これだけのホテルを作る経済力がすでに台湾にあったということだ。



最終日は、まず今回の最大の目的である故宮博物館に行った。
2回目だが、ずいぶん印象が違う。ガイド氏に確認すると同じ建物とのことだが、ずいぶん明るく見やすくなった印象。
でも人が、めちゃくちゃ増えていて、2時間の見学時間は、全然短かった。中国人に対する入国制限が緩和され、大量の団体客が、流入しているという。
台湾にとって、経済的には、ありがたい話だが、中国の実質支配が強まっている。
そのおかげで、見たいものの1/10も見れたかどうか。



撮影禁止なので、内部の写真はないが、とにかくすごいの一言。質量とも。
たまたま、買い始めた朝日の博物館シリーズにもとりあげられていたが、本書で、展示品の1/100も載っていない。展示品自体も所蔵品の一部にすぎない。1日は、最低欲しい。
写真は、本博物館の目玉の一つである玉(Jade)でできた、白菜。上に2匹の虫も彫り込まれている。色は、天然のJade の色を生かしたもの。
人間わざとは思えない品々が並んでおり、必見である。


コメント
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