
インドに来て、朝、初めて雨が降った。雨季が近いのだ。
そういえば、昨日のネパールでは、乾季であれば、ヒマラヤ山脈が拝めるはずだった。
雨が降ったからなのかどうか、魚をとっている村人にであった。
一列に並んで、カゴのようなものを、かぶせるようにしながら、前進している。
魚を追ったてているのか、カゴをかぶせるたびに、魚が獲れているのか。
手前は、ヤギを追う人。
とにかくこの辺は、インドでも一番貧しい地域とされているが、2次産業、3次産業らしいものが、全く見られない。ぱらぱらと、レンガを焼く工場があるだけだ。

祇園精舎は、ブッダが、一番多く滞在し、仏教の主な経典は、ここでの説法が基になっているという。
二人の僧侶は、何年にも渡り、ここで、お祈りをしているのだそうだ。

発掘も進んで、広大な遺跡が姿を現してきている。
布教活動以外にも、いろんな伝説が残る。
日本でも、平家物語の冒頭のくだりで、有名だが、当時”鐘”は存在しなかった。