かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

気軽に台湾その12 忠烈祠

2011年09月03日 | China・Mongolia
一昨日も、昨日も、今日も、台風は来なかった。
逆に、居座られた西の方は、たいへんなことになっている。
今日は、台風に備えて、ちょっと買い物に行った以外は、珍しく、家でじっとしていたのだが.....
これから、なでしこの応援。



今回の旅で、最後に訪れたのは、忠烈祠。
戦争で亡くなった台湾の方々の御霊を祭る。
来たのは、2回目だが、前回は、衛兵交代は見れなかった。
今回は、1時間毎に行われる衛兵交代も見ることができた。



広大な敷地に、建物が並ぶ。背景の山もいい。
奥に見える建物と、門の近くの建物に衛兵が立っており、この間で、衛兵交替の儀式が行われる。



これが、一番奥の建物。たぶん本殿で、紫禁城をモデルにしたものだろう。
立派だし、手入れも行き届いている。



こちらが、衛兵。微動だにしない。陸海空軍の長身の人が衛兵に選ばれるのだという。
確か白い服は、空軍だったかな?



衛兵交代の儀式は、暑い中、厳かに行われる。



アクロバティックなパートもあり、興味深い。



一糸乱れぬ行進。

忠烈祠は、日本の靖国神社に当たる施設に当たる。
靖国神社がA級戦犯問題もあり、なかなか100%の求心力を得られないのは残念である。国のために、戦争に行って、亡くなられた方を祀るのは、国の責任だと思うし、当然のことだが、その方々が、無謀な戦争に彼らを送った人々と一緒に祀られてしまっていることに対し、違和感を覚えるのは、私だけではないと思うのだが。



忠烈祠からすぐのところに、泊った園山飯店が見えた。
左の高い建物が新館。右の低い、こちらを向いている建物が、泊った旧館だ。

ということで、気軽な台湾の旅だったが、日本と中国に挟まれた台湾の歴史を深く考えさせられる旅だった。
今の日本の外交の関心は、中国一辺唐ノなっているが、戦後の復興の間ずっとお世話になった台湾に対しても、きちんとした対応をすべきだろう。
コメント
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