”ビートルズ1”のリマスター版が出た。BOXセットも買い、赤盤青盤も買った私に、ビートルズ1を買う理由は全くないのだが、無精の私が、一枚で聴ける本ベストもと思って買った訳でもなく、おまけにポスターくれるというからという理由だけで、買ってみた。
”ビートルズ1”という名の割には、選曲が不思議なベスト盤ではあるが(チャート1位の曲ばかり集めたはずなのだが)、ビートルズって???という人には、是非お勧めしたい。
6年間という短い間に、これだけ多彩な音楽を生み出し、それが、今の様々な音楽のルーツになっていることがわかるからだ。
もちろんビートルズの前にも、ロックンロールはあったのだが、それを、これだけ、幅広い、奥深い音楽=いわゆるポピュラーミュージックに変えたのは、ビートルズに他ならない。
もちろんビートルズの楽曲のほんの一部だけだから、まじめにビートルズって何?って人は、やはり最低赤盤青版、できれば、BOXセットを聴いて欲しい。アルバム一枚一枚だと、ビートルズの音楽の変化は激しいから、どれが本当のビートルズなのかわからないだろう。
どれも本当のビートルズで、パドマサンババの八変化みたいなもの?と考えればいいかな。
今の音楽のルーツをたどって行くと、大概ビートルズにつながっていくし、ミュージッシャンの交流図にも、ビートルズはほとんど登場する。
日本版には、ザ・ビートルズ小辞典という小冊子までついていて、これを読めば、ビートルズについての最小限の知識は、身につけられる。
リンクにある東芝EMIのH/Pでは、PVも公開中。
おまけのポスターは、このサイケ調ビートルズのもの。
当時の、ヒッピーブームの中心にいたのも、ビートルズだった。
ビートルズの歴史をたどれば、60'sの歴史がわかる?