かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ザ・ビートルズ・アイテム 100モノ語り

2022年08月04日 | The Beatles
PYRAMID さんのクラファン企画の1曲目が、配信された。
かっこいい!
期待ますます高まる?



本書は、原書を持っているのだが、結構文章が長い本で、積読にしていたら、邦訳が出てしまったので、思わずゲット。
すぐ読めてしまった。
著者が持っているメモラビア自慢の本かと思ったら、ビートルズのメモラビアとして有名なものを題材に、ビートルズの歴史を振り返るような内容になっていた。
それなりに面白かったのだが、他人の手にあるお宝を写真付きで、どのように本にできたのか。
一つ一つ所有者と話をつけたのか。
私が持っているものも少しあるが、これは、世の中にそこそこ出回っているメモラビアで、本書が取り上げるのは、1点ものの、値がつかないほどの高価なものがほとんど。
目の保養と、ビートルズの歴史を復習する感じで読むことになった。



私の訪れたポールの育った家。
ナショナルトラストが所有に至った経緯とか、周辺情報が豊富。
説明がマニアックで、ビートルズのコアなファンも満足させる内容になっている。



これは、ジョンとポールの出会った日の写真と説明されているが、最近は、その前月の写真と言われているのではなかったかな?



ちゃんと来日公演の写真も。
日本でも怒涛の如くシングルが発売されたというコーナーの付属写真として掲載されている。



これは、インドへの瞑想ツアーの際、ジョンが付けていた腕輪とのこと。
マハリシヨギに幻滅して瞑想を切り上げたと説明されているが、最近の研究で、マジックアレックスの讒言によるものであることが判明している。
ジョンは、そのことを知らずに亡くなってしまったが、ポールは、その後その事実を知り、謝罪をしている。



ルーフトップコンサートのことについても触れているが、日にちが1月31日になっている。
原書を確認したら、ちゃんと1月30日になっていたので、これは、邦訳版作成の際の誤り。
DUさんしっかりしてね。
1972年のアップルビルのドアのビルの写真が掲載されているが、一旦廃墟化していたことがわかる。
その後、オーナーが変わって、きれいなビルに戻ったが、中には、入りにくい。

ということで、ビートルズマニア向けの本だろう。
面白くはある。
コメント
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