かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

Let's Have A Dream

2022年08月30日 | The Beatles
今日は、ゴルフ。
薄曇りで、涼しく、この時期としては、最高のコンディション。
スコアはそこそこ。



こんなものが世に出るとは、思っていなかった。
1974年8月10日に、郡山で行われたワン・ステップ・フェスティバルの中の、ラストを飾った小野洋子さんのステージの音源。
アルバムで発表済の曲と新曲を織り交ぜたステージになっている。



日本で、まだ野外フェスがほとんど行われていなかった頃。
吉田拓郎のつま恋は翌年1975年だった。
当時、仙台に住んでいて、郡山は、比較的に近かったのだが、行くという発想はなかった。
野外フェスは、それほど、一般的ではなかった。
そんな時代に、小野洋子が、そうそうたるバックを引き連れて、来日したのだから、奇跡といえる。
解説書によれば、内田裕也がわざわざNYに行って招聘したという。
あっぱれ。



野外フェスらしいラフな演奏だが、エレファンツメモリーのライブ音源を思い起こさせる。
洋子さんも、相当の張り切りようで、日本語の曲、英語の曲を織り交ぜて。
MCもたくさん。
声が若い!
絶叫曲もあるが、日本の演歌を思い起こさせる曲もあり、バラエティに富んでいる。
歌詞カードと異なる部分もあるのだが、これは、ライブで歌詞を変えているのか、聞き取りミスなのか。
最後に内田裕也がもう1曲とリクエストして、夢を持とうをもう一度アンコールで歌うのだが、その前に大事なものをプレゼントという洋子さんの声が入っている。
その時、プレゼント用に持ってきたパンティを客席に投げ込んでいたと、解説書にはある。
日本のファンは、度肝を抜かれただろう。

ずいぶんバッシングされていたヨーコさんだが、とにかくポジティブ。
メッセージを発し続けている。

音楽雑誌では、当時も、結構取り上げられたので、資料が家に残っているかもしれないが、音源が、こんなにクリアに残っていて、日の目を見るとは。
先日来日したスティーブ・ガットの若かりし頃のドラミングも聞ける。

まずは聞くべし。
コメント
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