かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

古代九州探訪の旅その13 金印公園

2012年08月21日 | Other Western Japan
奴国の丘の後、宇美八幡宮と板付遺跡に行ったが、どちらも時間切れで、入場かなわず。
ただ、翌日の天気が懸念されたので、もう5時を過ぎていたが、さらに、今回の旅の目玉の金印公園に行くことにした。



福岡から志賀島までは、結構ある。特に、砂州状の道は、狭く、渋滞がひどい。
ただ、帰る時、埋め立て地経由で帰ったら、スムースだったので、今は、いろんな行き方ができるらしい。
途中は、福岡県民の、大リゾート地だ。

志賀島を周回する道路を行ったら、いきなり金印公園が現れた。



金印が見つかったと思われる近辺に、金印公園がある。あの能古島の片思いの?能古島が、正面に見える。



その上に方位広場があった。この地を中心にしたアジア地図が広がる。
ウィグルで見た光景を思い出した。



湾の内側=福岡方向を見渡せる場所にある。
しかし、ここで、金印が見つかった謎は、深まるばかりであった。
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古代九州探訪の旅その12 奴国の丘歴史公園

2012年08月20日 | Other Western Japan
暑い日が続く。今日から出勤だった向きも多いかと思うが、もう少し辛抱が必要だ。



志賀島で見つかった金印は、奴国の王向けの金印とも読める。そして、その奴国のあったのではないかと思われる場所にある史蹟が、この奴国の丘歴史公園だ。
遺跡としては、須玖岡本遺跡と呼ばれている。



この歴史資料館にあるのは、当時の生活を再現するジオラマと、多くの発掘物だ。
こんな風に、青銅器を作っていたのだろうか。
発掘物の量と、レベルの高さに驚かされる。



ここでも、多くの甕が発掘されている。



のどかな丘に、ドームが二つ見える。



王墓の上石も展示されている。
これは、移動されて展示されているようだ。



ドームの中には、甕棺の発掘された様子が、そのまま展示されている。



発掘されているのは、ごくわずかなのだろう。
子どものものと思われるものも、多い。



当時の住居跡も見つかっており、弥生人がこの辺を、生活の場としていたのは、確かだ。
今は、住宅地に囲まれた、小さな公園だが。

それにしても、金印の見つかった志賀島からは、距離があり過ぎ。
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古代九州探訪の旅その11 水城址

2012年08月19日 | Other Western Japan
今日は、夏らしいいい天気だった。
ただ、今日も静養と割り切り、雑事、インドでの写真の整理等にあたった。
ずいぶん撮ったのだが、やはりフラッシュなしでの石窟の写真が厳しい。三脚も使えないため手振ればかり。もう少しいい方法があるのだと思うのだが、頭の中に焼き付けたということで、勝手に納得。



大野城を、福岡平野側(北側)に降りたところに、水城址があった。ここが、新羅・唐連合軍が攻めて来た時の防衛ラインだったわけだ。百済を失ったヤマトの、新羅・唐連合軍への警戒度がわかる。
奥に見えるのが、7世紀に積み上げた堤の跡。
幅23m、高さ5mの土塁になる。基底部分も含めれば、幅77m、高さ9m。
1.2km続くという。山と山の間に、この堤を築き、守りの壁を作った。この堤の海側(平野側)に、水を貯めたらしい。
イメージしていたよりも、大規模だ。古墳を築いた技術が、この堤を作る時にも生かされたのだろうか。



堤の上から臨むと、この堤がずっと続いているのがわかる。奥を横切る高速道路が低くなっているのは、この水城周辺の景観保護のためという。
昔の首都高建設時とは、時代が違う。



水城の上は歩けるようになっている。
ヤマトを取り巻く世界情勢が、身近に感じられる。
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古代九州探訪の旅その10 大野城跡

2012年08月18日 | Other Western Japan
インドに行ってきて、ブログ更新は、遅れに遅れているが、一カ月前の、古代九州探訪の旅を続けたい。



大宰府政庁のボランティアの方に教えていただき、大野城に登ってみた。くねくねした山道を登ると、大宰府を見下ろせる場所に着く。
左下の家が密集しているところが、大宰府で、その上の青い屋根が、九州国立博物館だ。



大野城と言っても城があるわけではなく、ところどころに、このような、石垣跡が残るだけ。四王寺山にある山城だ。大宰府の北(海側)の守りの要であった。



太古の倉庫跡。戦いになった時のために、食料などを貯蔵していたと思われる倉庫跡。70ほどあったという。戦国時代にも、利用された。万葉集にも詠まれている。



大宰府近辺をクローズアップしてみた。当時も、このように、見下ろせたのだろうか。



今は、山全体が、憩いの場として、整備されている。
あの山道を、自転車で登っているグループにも、出会った。
歴史の地が、今も市民に愛されているということは、いいことではないか。
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山中千尋さんのライブ

2012年08月17日 | Music

昨日、香港経由で帰国した。じっくり寝て帰ろうと思ったのだが、たまたま幸か不幸かアップグレードされてしまったので、映画を見たり、フルコースを楽しんだり、堪能してしまった。
ちょうどお盆で、成田近郊の花火大会の様子を、空から観覧できたし。

映画は、今封切られたばかりのアベンチャーズだったが、まあよくもここまでやるはという感じの映画。
ハリウッドのヒーローもの、それも、まったく縁もゆかりもないヒーローを、一つの映画に登場させ、ひたすら戦いまくるアクションものだ。
アクション、ユーモア、単純でわかりやすいストーリー等、これぞアメリカ映画という仕上がりになっている。映像も、迫力があるから、映画館で見られることをお勧めしたい。

同世代で、見た方があれば、お気づきと思うが、日本のドラマのパクリではないかと思われるところが二カ所あった。
一か所は、誰でもわかる、宇宙戦艦ヤマトのパクリ。大和が、空母に変わっているだけだ。
そして、二カ所目は、ジャイアントロボのパクリ。これは、同世代の人しかわからないだろうが、ラストシーンで見られる。

ごちゃごちゃヒーローを集めただけの映画と思って敬遠されている方もいるかもしれないが、アメリカらしい無条件で楽しめる映画なので、この夏、ご覧になることをお勧めしたい。

帰ったら、尖閣、竹島、大騒ぎ。はっきり言って、民主党政府の求心力低下からくる外交失策の結果だ。きちんとした対応を、腰砕けにならないようにやってほしい。特に、竹島の件は、実効支配されてしまっているのだから、世界に訴えかけるしか、元々方法はなかったはずだ。



帰ったら、先日申し込んだ、山中千尋さんの無料ライブの招待券が届いていたので、早速行ってきた。
仕事が終わってから行ったので、ぎりぎりになって行ったら、すでに、満員で、全員立っているので、前がまったく見えない。
結局、演奏中の彼女の姿は、見えず、立って演奏しているベースのカールおじさんの顔だけが見えた。

今回の、アルバム”ビコーズ”には、10曲収録されているが、25曲、さらっと演奏してみた後、イメージをよりふくらませることができた10曲を選んだという。

演奏は、”Yesterday”と、”Here, there and everywhere "の、2曲だけだったが、生ライブの醍醐味を感じさせる素晴らしい演奏だった。CDの演奏の、ロングバージョンという感じ。
天才的にうまい!
世界に通用する演奏家というのは、こういう人のことを言うのだろう。
ヤマハ銀座の地下二階のスタジオで、会場が小さかったこともよかったのかもしれない。

帰りに、一人一人、ご本人が団扇を配ってくれた。その時、本人と初めてお目にかかったのだが、どこにでもいそうな飾り気のない女性である。
どこからあの演奏をするパワーが出てくるのか?


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