それぞれの夏

尋常ではないこの暑さに　外へ出るのも億劫

いよいよ夏休みが始まり、小学校生活最後の
プール当番とラジオ体操

ぼーっとしてしまいそうな猛暑の午後
地域の子供達を引き連れて
プールへ
とっても疲れる、この夏のお仕事も
来年からはもうないのかと思うと、感無量だ

昨日は暑いなか、長女の三者面談だった

高校３年生の面談は、もちろん進路のことばかり

受験の天王山といわれる夏休みが
正念場となる。
今までの模試の結果と、志望校のランキングなどを
先生より説明いただいた。

全国の高校３年生が頑張っているのだから
いくら少子化といえども
人気校は信じられないくらいレベルが高し・・

信じられないくらい、出費も多そう

あと半年で、泣いても笑っても
長女は家を出て　どこかへ行ってしまう
後悔の無いよう、最後まであきらめずに
頑張ってほしい

帰宅してから、家族に懇々と受験の厳しさ
勉強の大切さを説いてると
硬式野球の練習から長男が帰ってきた。

高校野球は今までと比較にならないくらい
練習もきついらしくて
炎天下での練習を終えたヨシは
半ば放心状態
「倒れるかと思った！死ぬほどしんどかった」
練習着も　土埃で真っ黒け
文字通り、フラフラ

今まで滔々と受験について語っていた私は
あまりの可哀想な長男の様子に口をつぐむ

クーラーのなかでひたすら机に向かって
勉強に励むのも　もちろん立派だけど

強烈な異常な猛暑のなか
体力の限界までひとつのボールに集中するほうが
人生で大切なものに近いとこにいるのではないだろうか？

考え込んでしまった。

とても勉強どころではないヨシ
２年後、志望校の判定がＤやＥばかりだとしても
それ以上のものを身につけてくれてると信じよう

子供のお尻をたたくばかりでなくて
私自身も成長する夏でなくては！