ノルウェイの森

村上春樹作品のなかで　初めて映画化された
「ノルウェイの森」。

ベネチア映画祭で初披露され　大喝采を浴びたというニュースを知り
とても心が揺れる

高校２年で初めて　村上作品に出遭ってから以後
春樹さんの大ファンである。

あの独特な世界観をもつ作品を
映画にすることが可能なのか？？？？
映画化には大反対・・というか
そういう商売っ気には嫌悪感さえ持っていた。

けど、在仏ベトナム人監督の才能を信頼され
映画化を承認されたのだから
きっとあのハルキ・ワールドを
見事に映像にされたのでしょう

ファンとしては　淋しいような
哀しいような・・

主人公の「僕」は決して生身の人間で
表現してはいけないと思っていたのに
・・けど松山ケンイチか～
キャスティングはいいな、と思う

映画をすごく観たいし
それまでに　あの赤と緑の鮮烈な表紙の本を
もう一度引っ張り出して
読んでみようと思う。

映画によって　頭のイメージが
固まってしまうまえに・・