京都南座へ 市川海老蔵特別公演「源氏物語」を観にいった。
この舞台は 歌舞伎と能とオペラを上手に組み合わせて
「源氏物語」の世界を表現したもの。
ニューヨークメトロポリタン歌劇場をはじめ、
各国で活躍されている カウンターテナーのアンソニー・ロス・コスタンツォさんが
惟光役で出演、楽器のような美しい「声」が南座に響き 感動した。
六条御息所の生霊が 夕顔を殺すところは
能と歌舞伎が 絶妙にミックスされて
幽玄で スリリングで 背筋がゾクゾクするくらい美しかった。
単独で「お能」を観るよりも ほんとうに楽しく よくわかり面白かった。
一流の芸術を一度に3つ楽しめるなんて・・・すごい。