家の中を整理、断捨離していたら
昔のものを細々と入れている引き出しから
図書券が2万円分くらい出てきた!
ちょうど 新聞広告に名作短編の日本文学集が
宣伝されてて欲しいなあと思ってたので、買った。
アマゾンのクリックぽちりでなく、街の書店で買った。
全10巻で いろいろなテーマでいろいろな作家の名作が
ぎっしり詰まっている。
第1巻の「悪人の物語」を読み始めた。
知らない作家もたくさんいて
ほんとに上質な短編ばかり。
「中学生までに読んでおきたい日本文学」と銘打っているけど
え!?じゃあ小学生でこれらを読むってこと?
54歳の私が読んでも 刺激を受ける。
日本語の美しいこと。
それで思い出したが、最近 若い人達のあいだで
短歌が流行っているそうだ。
すごくウィットに富んだ素敵な短歌を大学生の方々が
詠んでいる。
SNSで表現しやすいし、写真と一緒に映える。
短い言葉で 今風の感性を表現できて
ささっと皆に披露できるところが
とっても良いそうだ。
毎日、お題が出て たくさんの若者が短歌を発表し、
一番良いのに投票して その日のナンバーワンを決める場所も
あるそうで、SNSと短歌が合ってる。
う~ん、時代って面白いなあと楽しくなった。
文化って こういう、自然なことなんだね。
中学・高校の国語の授業で習うのとは また違うんだ。
とにかく このニュースを見て嬉しかった。