江

田渕久美子著「江・下巻」読んだ。



来年２０１１年度のＮＨＫ大河ドラマの原作だ。

「龍馬伝」の次のドラマになるわけだけど
「篤姫」以上の大ヒットになるのでわ？

浅井三姉妹の波乱万丈の人生を描いた小説で
戦国時代の一番面白いところを
ギューっと凝縮したような華やかさ

早々と来年の毎日曜日が楽しみになる

團菊祭ＩＮ大阪

今年はいつまでたっても肌寒いな～と思いきや
今日のこの真夏のような暑さはナニ

カラダがついていきましぇん・

先週　母と大阪松竹座へ

團菊祭５月大歌舞伎を観てきた。



團菊祭とは。
９代目市川団十郎と５代目尾上菊五郎の偉業を
顕彰するために昭和１１年に始まった、
東京歌舞伎座の由緒ある吉例行事だ。

今回の歌舞伎座改築で、初の大阪お目見得となった。



団十郎が弁慶
富樫左衛門を菊五郎
義経が藤十郎
・・・という超豪華キャストでの「勧進帳」
最高でした

歌舞伎座がしばし閉鎖というのは寂しいが
大阪にこんな素敵な興行がくるのは
嬉しいかぎりだ

忙しくても。

お茶のお稽古は　５月から風炉に。
季節の移り変わりの速さに驚いてしまう

最近、お稽古に着物を着ていくことが多い。
足捌きや、袖のある手の動きを練習するのに役立つので。

お昼の稽古日には　午前中ギリギリまで仕事をし
お昼ごはんもそこそこに着物に着替えお茶。
帰宅したら　すぐさま着物を片付けて
また仕事へ

お茶の先生は　私のこのドタバタをおそらくご存知だろう

でも、
いくら忙しくて気が急いても
稽古のお部屋に入ったら　それを見せないように、と仰る

帯結びにどんなに悪戦苦闘して
冷や汗だらけで　駆けつけても
一歩　お茶のお部屋に入ったら
涼しい顔で　優雅にゆったりと落ち着くように・・

その昔、江戸っ子は「忙しそうだね」と言われると
怒る人もいたとか。

「忙」は、心を亡くすと書くから
心ここにあらず・・とか、相手を思いやれないことを
意味するそうだ

私も、いつも人への思いやりが充分でないのを
あとから気付いて反省の日々

粋な江戸っ子にとって「忙しそう」なのは
恥ずかしいことだったんだって。

「ご多用」とか「書き入れどき」という言葉を使ったらしい。

「かきいれどき」を漢字でかくと
「掻き入れどき」と、客を掻き入れているイメージを浮かべるが
それは誤りで実際は「書きいれどき」だそうだ。

商売が繁盛して取引の数字なんかを
帳簿に次から次へと書き入れることが多くなるから
「書き入れどき」

台風のようにドタバタの毎日だけど
人様に見られて恥ずかしくないよう
できるだけ　ゆったり落ち着いて過ごしたいものだ。

ダブルでおめでとう！

今日、５月９日は　私の４２回目の誕生日＆母の日

４２歳なんて！！
気絶しそうなほど年月が過ぎていくのが早い

精神的には全く成長していない気がするし
年齢がある時点で止まり　
ふっと自分が何歳かほんとにわからなくなるときがある

でも、それなりにちょこっとずつ
成長してるんだろな～
エイジングもちょこっとずつ進んでくれたらいいのに

今日は母の日でもあり
爽やかな初夏に　命を与えてくれた母に感謝
未熟な私を母として慕ってくれる子供達にも
あ・り・が・と・う
また１年、健康で楽しく暮らせますように

田植え体験

昨夜、久しぶりにテレビに釘付けになった

歌舞伎役者　中村勘太郎さんと前田愛ちゃんの結婚式と
それにまつわる歌舞伎座秘話

あ～歌舞伎が観たくなった
勘三郎さんの人間的魅力も素敵
梨園の妻となった愛ちゃんの若さと可愛さもGOOD

しかし、しかし、
私が釘付けになったのは
好江さん・・そう、勘三郎妻にして
勘太郎・七之助兄弟の母

雑誌や写真で見るよりも
動画の動く好江さん、美しくきりっとして
エスプリがきいてて　すごく素敵だった
愛ちゃんが逆立ちしても　今はちょっとムリなくらい
年齢を重ねないと得られない豊かさがあった

さて、連休明けの木曜日
晴天のなか、田植え体験

うちの小学校区は　地域の子育て支援がとっても盛んで
ここ１０年ほどのあいだに　子育て支援協議会が
綿密に組織化された。

PTA本部役員になって初めて知ったのだが
私の務めるPTA副会長は　この子育て支援協議会の副会長を兼務する。

地域のおっちゃんと一緒に　子供の健全教育を願い
日々奮闘しているこの頃。

地主のおっちゃんが
是非、子供達に田植えを経験させたいと
自分ちの田んぼを提供してくださった。

ちょうど、５年生が社会科の授業で
稲作を学習するということで
５年生全員が田植え経験をした。

私もお手伝いに行ったのだけど
自慢じゃないが４０年生きてきて
田植えなんてしたことも実際に見たこともない
米屋に生まれ育ったのに！である



田植えできるように田んぼに水をはって
準備してくださったNさんに感謝です
準備が大変だけど、子供達の笑顔をただただ見たい、
したこともないことを経験させてやりたい
そう仰った７０代のNさんとそのお仲間
本当に有難い・・



靴下のまま、ドロドロのぬかるみにつかり
おそるおそる苗を植えていく子供達の笑顔
初夏の風を感じながら　のどかな風景が広がり
嬌声や笑い声、あたたかいものが広がる雰囲気で

日本の原風景を見た気がした。

これが日本人のエネルギー源なんだと感じた。



今年の秋、少し成長した子供達と一緒に
実りのコメを収穫したい

春日野香

連休の２日、京都御所の近く弘道館にて和の会に参加した。



見惚れるほど新緑が綺麗で、改めて日本の季節の美にうっとり・・



雑誌２５ansで最近よく出ておられる戸口明美さんに
お誘いいただいた会で
盛り沢山の大人のお楽しみに酔いしれちゃった


戸口明美　芦屋ラヴィアンローズＨＰ

まずは薫風そよふくお座敷にて
お家流のお香の先生により　「書」のお稽古
・・お稽古といっても　あくまでもお遊びの範疇だけど



着物を着て、静かに硯で炭をするところから。
小筆で真剣に料紙に向かうと　気分がアガるよ

次に　お香席
平安遷都にちなんで春日野香という組香をして　見事　全問正解

藤の花が美しい　記録紙をお土産にいただいた



お昼、たん熊北店さんの　初夏らしいお弁当をいただき
飯後の茶事の席へ



これまた最近、「婦人画報」でお馴染みになられた、京和菓子「老松」の旦那、
茶人の太田達さんのおもてなしという　サイコーのお茶席

何しろ、遊び心満載のおもてなしで
気を張らず、面白くお茶をいただけるのだ

老松　太田達　ブログ

太田先生は
歴史・文化・遊びに関して　知識が豊富で
お話を聴いてるだけで、究極のおもてなしを受けている気がする

遊び心で　気取らずがモットーなのに
器はバカラ　左入、千家十職の大西家２代目のものなど。
あまりにもさりげなく　名品を使われる潔さが
かっこ良過ぎ



こういう風に　大人の洒落た遊びとしての
お茶席がもっと増えていけばいいのに。
また是非　太田先生のお茶席を体験したい

ＧＷ最終日♪

ＧＷ最終日
今年の連休は　お天気に恵まれて暑いくらいだった

みんな、ご家族でレジャーへ行ったり
楽しい連休を過ごされたのでしょうね～

２日は　京都でとても素敵なお茶とお香の会に参加した
のちほど写真つきで記事をアップしたいです

３日　４日は　娘のバレーボール遠征で
大阪と奈良の県境の柏原市まで連日送迎

まるで肉体労働者のような　過酷な２日間だった

２日間　朝６時出発で帰宅は午後９時
往復５時間をほぼノンストップでびゅんびゅん走り
体育館で　子供の世話と試合審判で動き回り
こんな生活って・・アリ？？？？

４０女にとっては　立ち直れないほどの
ダメージを受けて　カラダがクタクタ

本日一日は　文字通り休息の一日となった。

充分な睡眠をとって　おまけに夕方お昼寝までしたから
カラダ中　パワーが充電した感じ。

これから暑くなるし
今以上に忙しくなる予感がするけど
決して「忙しさ」に飲み込まれないよう。
何事にも関心をもち
感謝・感動の心を忘れないよう
自分を律したい

ゆったり まったり

子供達のクラブ活動が休みだったり
午後からの練習だったため
久方ぶりに　朝ゆっくり寝られるという至福の一日の始まり

眠るということは　なんて幸せで甘美なことなんだろう

お天気も良く　新緑が美しくて
気持ちのよい５月の始まり

今日は子供達のピアノ発表会だった

アットホームな雰囲気のなか
ゆったりとした気持ちで　モーツァルトやベートーベンの
ピアノ曲に耳を傾けることができて
「忙」という文字から　解放された数時間になった

頑張って演奏したカナとケイのお疲れさん会と称し
家族でディナーへ

なかなか家族みんな揃って　ゆっくりと
話しながら夕食をとる機会が少ないので
今夜は貴重な時間だった

久しぶりに穏やかに時間が過ぎていった気がする