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日本サッカー協会の話題28

2010-01-27 00:01:44 | サッカー(日本代表、W杯等)
 日本サッカー協会の公式HPを観ていたら、なかなかいいニュースがありました。今までやや唯我独尊(特に日本代表)っぽく見えていましたが、久々にオープンで明るいニュースであります。龍馬伝(もちろん観てます)をやってますが、世界に目を向けた開国のように映ります。その調子でどんどんやって欲しいです。以下、抜粋して紹介。
                 
  (財)日本サッカー協会はスペインサッカー連盟とパートナーシップ協定を締結されました。協定の内容は以下の3点。
・両国のサッカー発展のための総合的なパートナーシップ
・日本の育成年代の指導者養成と、その養成機関の設立と運営に関する協力
・支援・技術支援、コーチ育成、選手育成、審判、運営、法的事項に関するスタッフの交流

 日本協会は「育成のスペシャリスト」を育成するための指導者養成機関の開設を、今年4月を目標に進めており、今後は、スペインサッカー連盟のテクニカルスタッフが日本の現状を視察し、カリキュラムや研修期間などを具体的に検討していくそうです。
  専門家の話では、日本ではせっかく海外で学んだ若い指導者が帰国しても、活躍する場がほとんどない事が多かったそうです。理由として、「海外かぶれ」と称して、海外で学んできた若手指導者達を排除しようとする古参指導者の存在があるとか。それでは指導力は進歩しませんね。

 記事では、今回の提携は、犬飼会長が抵抗勢力を抑え、スペインサッカーとのパイプが強い原強化委員長が決めたものだと推測しています。今回のスペイン協会との提携によって、若い指導者の活躍の場が広がっていくこと、結果として今後の日本サッカーの改革が加速していくことを期待できます。

 ただ、当ブログではこれでは満足できません。ずばり、育成世代のみならず、将来の代表監督になりうる人材を「欧州組」にする、エリート教育です。同時に外国語もマスターさせ、外国の指導者とネットワークを張れるスーパーエリートの育成です。これについては、以前にも言っておりました。例えばですが、かの中田英寿氏は海外でのプレー経験も豊富で、外国語も堪能。中田氏をどこか名門クラブに指導者留学させて、「世界」を学ばせて将来の代表監督を作り上げたらどうかと提案しておりました。
 今の岡田ジャパンは、いい素材が揃っていても、調理方法を知らない貧能シェフだと思います。世界を知り、世界としっかり戦える代表監督を待ち望んでいます。間違っても「ポスト岡田」は西野監督ではいけません! マイアミの奇跡ではフル代表では通用しません。更に失われた4年になります。(ただ、最近のカメルーンは弱く見えますね。でもそう甘くはないでしょうが)
王立スペインサッカー連盟公式HP:http://www.rfef.es/
(財)日本サッカー協会該当ページ:http://www.jfa.or.jp/jfa/topics/2010/21.html
コメント
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