J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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ようこそファジアーノへ55 【J特】

2010-12-29 00:11:23 | ファジアーノ岡山

 昨日、突如ビッグニュースが舞い込みしました。J1広島からイリアン・ストヤノフ選手がファジアーノへ加入するというニュースです。Jリーグ昇格後に国の代表クラスが加入するのは初めてだとか(過去には北朝鮮代表のリャン選手)。 ストヤノフ選手について、興味があったので、調べてみました。
                                    
 ストヤノフ選手は、'95年にCSKAソフィアに入団。ブルガリア代表に選出。ユーロ2004で2試合に出場。ドイツW杯予選にも出場。'05年からJ1千葉(当時)に所属。オシム監督の下で中心選手として活躍し、ナビスコカップ優勝などにも貢献しました。'05年Jリーグベストイレブン受賞。
 '07年にアマル・オシム監督に対して批判発言があり、その騒動がもとでクラブから謹慎処分を受けたそうです。事実上の解雇通告を受け、その後J1広島へ移籍したが、J2に降格。同年の天皇杯では決勝進出に貢献。降格したが、「自分を苦しい時に拾ってくれたクラブを去るわけにはいかない」と広島に残留し、リベロの中心選手として攻守にわたり活躍。正確なロングパスと巧みなカバーリング、高精度のロングフィードと積極的な攻め上がりが武器だったそうです。
 '09年に4年ぶりにブルガリア代表に選出。南アフリカW杯のヨーロッパ予選にレギュラー出場。W杯後も代表に選出。今年の欧州選手権予選にも出場しています。ただ、代表選出の影響で昨シーズンは内転筋、今シーズンはも右脚を痛めるなど、安定して出場できず、構想外になりました。

 ちなみに、ストヤノフ選手が所属するブルガリアの代表チームですが、W杯では'94年大会でベスト4入り。南アフリカW杯では予選敗退。現在のFIFAランキングは49位(日本29位)です。ストヤノフ選手には「コロバチ」という愛称と「ストやん」という和名もあるそうです。本人の「「ファジアーノには夢と可能性がある。近い将来、クラブが大きな結果を手にするためベストを尽くす」というコメントもうれしいですね。

<安心材料>
・J2の経験がある事(2008年)
・日本でのプレーが長い。(6年)
・義理固い面がある。
・J2岡山(間瀬コーチ)とのパイプが期待できる
 ※間瀬コーチは'03年から千葉でオシム監督(当時)の通訳を務め、「オシム語録」の誕生に貢献されたとか。'07年からは千葉でコーチも務め、この年にはストヤノフ選手も在籍。

<心配材料>
・ケガ持ち
・気性(はっきりした発言。キレやすく、浦和戦で闘莉王とやりやっていたという情報も)

 以上、取り急ぎ情報をかき集めました。何分素人の戯言なので、気にしないでください。当ブログとしては、大いに期待しておりますが、心配材料が問題なくスルーできれば、ファジが上位をうかがえる一助になる存在になるのかなと思います。
 とにかくも話題性が多い外国人選手、若手ばかりのファジアーノの選手の先生役で期待できるベテラン選手なので、周りでも驚きと大きな期待の声が多いです。
 個人的に期待するのは、中国リーグ時代に目にしたチビッ子のヒーロー、ジェフェルソン選手の再来です。神崎山で目にした光景を今でも忘れません。出てきたジェフェルソン選手に群がる子ども達。ニコニコしながらサインや握手に応じていて、本当に愛想の良い選手で、本当に子ども達の人気者でした。現在に至るまで、彼の域に達した選手を観ていません。ストヤノフ選手にもそういう役割も期待しています。

 Jリーグでのベテラン有名外国人選手を振り返ってみました。鹿島のジーコを筆頭に、磐田のドゥンガ、浦和のブッフバルト、そして柏のカレカとストイチコフ(同じブルガリア代表です)が、所属したJチームに多大な影響を与えた存在だと思います。ストヤノフ選手も、ぜひ選手としてだけでなく、そういう指導的役割もお願いしたいと思います。
 今日の山陽新聞朝刊に大きく載っていましたね。名物選手として、これからマスコミにも多く登場するでしょうし。早く本物を見てみたいものです。本気モードへの第一歩かな。

コメント (2)
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