J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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行政の支援29 【J特】

2011-02-17 00:31:51 | ファジアーノ岡山

 昨日の山陽新聞に「ファジ練習場費見送り」というタイトルで、ファジアーノの練習場問題が出ていました。一方で「市長 市主体で整備」という事で、岡山市が主体となって練習場を整備する考えを明らかにしたとも触れています。以下、抜粋して紹介。
   
 岡山市の高谷市長は、14日の会見で、用地が確保できていないため、「2011年度当初予算案で関連費用の計上を見送った」としています。「市有地や県有地等と対象に候補地を検討してきたが、現時点で決定するに至っていない」「岡山市が主体となって整備するため、早急に場所や手法について結論を出したい」とコメント。
 「適当な公有地があれば、一番いい」という事で、用地が決まれば11年度補正予算で対応する考えもあるそうですが、整備時期は未定の様子。15日に11年分の期限を迎えるtotoの補助金申請は見送る事になりました。

 今回、市長から「岡山市が主体となって整備する」という一歩前進した考えが出ましたが、「用地が決まれば」という条件つきのような形ですね。岡山市は4ヘクタール以上の公有地等をピックアップし、土地の利用規制の有無等を検討し、その中で市内の県有地を有力候補に選び、昨年後半に水面下で県へ無償賃借を依頼したが、県側から断られたとしています。それがどこの地だったのか予想もつきませんが、この時が一つのターニングポイントだったようですね。その後、岡山市が再度候補地の選定を進めたが、時期的に間に合わなかったようです。

 記事では、チームがまちづくりの起爆剤として、市民のパワーや思いを結集する存在になる可能性を秘めた「公共財」になりつつあるとし、だから署名運動も28万人以上集まり、今後は高谷市長の実行力が求められると締めくくっています。
 また、第一全県欄には、Jリーグ参加資格を審査するクラブライセンス制度を13年シーズンから導入予定で、「施設基準」として練習場確保を義務づける可能性が高いと触れています。

 これらの報道を見る限り、どこまでかは不明ですが、岡山市が一度は場所を定めて動いたが、うまくいかなかった。土地が決まれば練習場建設に向けて前へ進めるので、今後も選定を進める。が、11年度の補助金締切はタイムアップになってしまったという事でしょうか。
 1年後の今の時期に、「建設用地が選定でき、補助金申請完了」という報道が流れればいいですが、「市主体で整備」となっている以上、大いに期待できるのではないでしょうか。さあ、これからはクラブライセンス、選手の補強、J2チーム数の22チーム数到達、JFLとの入れ替え制度スタートなど様々な要素が入り組んで、前へ進んでいく事でしょう。

 生意気なコメントで、個人的な戯言として欲しいですが、当ブログとしてはクラブがもっと早く「真の公共財(当ブログの表現は『公器』)化」が進んでいれば、三位一体でこういう問題もスムーズに解決していったのではないかと思っています。じゃあどんな風に?という事ですが、うまく言えませんが、栃木であったり仙台のような経営構造ができていれば・・・ あと、最近TVにもよく出てきますが「情報公開度」というキーワード・・・ あくまで個人的な考え事ですので気にしないでください。

コメント
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