昨日、えだまめ氏から「日経新聞朝刊にサッカー記事があるので見て」という情報を発見。いつも、職場の昼休みに日経新聞を読むので、どれどれと探してみました。スポーツトピアに1つ目の記事。2つ目はどこかなと探していると、最後の辺にある「交遊抄」というコーナーに注目。タイトルを観て吹きました(笑)。「柏バカ一代」と大きく載っていて、日経新聞には一瞬場違いな印象を受けるが、思わずニンマリしてしまいました。
筆者の「秋山浩保」氏って・・・ どうやら柏市長さんのようです。内容を抜粋して紹介してみます。
Jリーグでゴール裏の熱狂的なサポーターで、柏レイソルのホーム、日立柏サッカー場(日立台)はひと味違う。「柏バカ一代」などの昭和のアニメソングをもじった応援歌が応援席を盛り上げる。そして、お笑いパフォーマンス。時に滑るがご愛嬌。その中心グループが「(勇)太陽工務店で、自分も昨年から一員に加わった。
リーダーの横山ミューレル氏は、自分と同じ40代で「みゃ長」として有名な人。スキンヘッドの顔立ちもあってか、「ガラは悪いが、人情味あふれる」というゴール裏のイメージを地で行く人。みゃ長さんの勤務先はお堅い職場。礼儀や挨拶には厳しい。
何かにつけて自分をいじり、仲間内の笑いを取る。試合前のサポミ(サポーターミーティング)で、「おいっ、いたんかい。存在感がないなあ」と。宴席では「国政狙ってるんだろ」と。市長だろうが対等の関係。バカを自認する体育会系の面々に溶け込めたのは、みゃ長さんの絶妙なアシストのおかげ。
市民の応援がレイソルを強くする。J2からJ1に復帰した今年もアウェーの試合には行けそうもないが、日立台で飛び跳ねたい。実はみゃ長さんにお願いがある。期待の若手選手の応援歌が今ひとつ。腹案を聞いてもらえませんか。
「どうして日経新聞読んでニヤけるの?」と、職場の同僚から変な目で見られそうでしたが、やっぱり面白かったなぁ。日経新聞にとっては、画期的な記事じゃないかなぁと。この記事も違うシーンだったら、そこまで笑わなかったのかもしれませんが、書いたのが市長さんで載っているのが日経というシチュエーションが絶妙でいいですね。そのギャップ感がいいです。
この記事がいいのは、「そんなに日立台って楽しいの?」「何か柏の試合って面白そう」と、サッカーを観た事がない人に思わせる効果を生み出す事です。日立台へ行った事がある人は、おわかりですが、この記事のとおりの空間が広がっています。
柏サポは、「お笑い空間を作り、ゴル裏を楽しい空間にすれば、そのうちに応援する声も大きくなる」と考えているという話を以前の記事で紹介した事があります。とにかく、黄色いゴル裏はニヤけるワクワク感で溢れています。次はどんな面白い事が起こるのかと楽しむ事ができます。勝ち試合のゴル裏では、全く隔てのないピッチと観客席で、選手とサポがトラメガを手渡し合いながら交流する。ああいう光景はよそにはありません。柏サポは幸せですね。
また、日立台へ行きたくなりました。ホーム寄りのバックススタンドやメインもよく見えていいですが、やはりゴル裏(「柏熱地帯」席)で黄色くならなければ楽しめないと思います。昨シーズンはおとなしくしていましたが、今年は黄色い人に会いに行きます。というか、周りに何人も同行者が発生しています。一昨年前にホムスタに一緒に行った仲間に、「面白かったでしょ?」といつ聞いても、「面白かったですよ」と返してくれます。また、日経新聞で笑いたいと思います。個人的に気になったのが、「(みゃ長さんの)勤務先はお堅い職場」という部分。すっごく気になりますね。
ちなみに当方は自称!「岡山のサッカーブログバカ」でございます。