10/27:アウェー群馬戦(16時キックオフ)のパブリックビューイング:「岡山一番街 イルカの広場」と「奉還町商店街 りぶら」にて開催。ウルトラスでもやっています!
録画観戦レポです。
U-17日本代表、「96ジャパン」のチュニジア戦です。またしてもうっかり勝敗は知ってしまいましたが、詳しくは把握していません。生観戦のつもりでレポしたいと思います。前回のベネズエラ戦で決勝トーナメントを決めていますが、決勝この試合は首位通過できるかどうかが懸かっています。何と今回の相手のチュニジアもあのロシアに勝っています。と言う事は「強い」という事です。
放送では相変わらずすぐにキックオフです。気温は32℃、湿度60%と蒸し暑いようです。「天然キャラだが、頼れるアタッカー」の渡辺がファーストシュートをすぐに打ちました。チュニジアは高さ180cm以上が5人で、高さとパワーがある粘り強いチームのようです。先発ですが、3戦目で全員を使った事になりました。「チームを鼓舞する中盤のファイター」黄色い会津が出ています。さすが、2勝してきたチームだけあって強いです。日本のポゼッションもなかなか通用せず、ピンチが時々やってきます。完全に抜かれたシーンもあるし。
チュニジアは守りではきっちりブロックを作ってきます。ポゼッションにコンパクトにしながらワイドに攻めていくのが日本の戦術です。チュニジアは日本の事をしっかり研究してきているようです。前半は日本がずっと押されています。今日の日本はやや展開が遅れる印象があり、なかなかアタッキングサードに入れません。96ジャパンは複数のポジションがこなせる選手が多いようです。
今日はハーフウェイ付近でのパスミスが目立ちます。ミスパスからゴールに攻められるというパターンが続きます。左サイドを何度もえぐられて、黄色い会津が大忙しです。体格差か個人突破はなかなかさせてもらえません。日本のサポーターは今日はいくらか多いようですね。チュニジアは17歳以下ですが、体は大人の体格でぶつかってくる印象があります。チュニジアは日本がボールを持つと、引くのが速いです。敵ながらチュニジアは距離感がいいようです。
この試合で1位通過するためには、引き分け以上です。勝ち点はともに6で、総得点でわずかに1上回っている状況です。ここでメンバー交代、杉本投入。杉本といえば確かロシア戦で得点していなかったっけ。中東独特の音楽というか、独特の歌声が聞こえてくる。コーラン? ここで、ロスタイムでドラジェのシュートが決まる。日本痛恨の失点・・・0-1。うーむ、あの歌声効果なのか。それにしても耳に付く声で、絶対にプレーの気が散っている気がする。前半終了。
後半スタート。後半も危ないシーンが続いています。日本が苦手と言われる大きなバウンドボールだったり。やや引いて守っているチュニジアですが、前に出てきた時がチャンスです。チュニジアの選手は足がつる選手が次々と出ています。体力を使い切ったか、という事はチャンスです。いつ、チュニジアの足が止まるかですか。「鹿島内定 アジアMVPの絶対的エース」の杉本のシュートがポストに嫌われる。これは惜しかった。
チュニジアは足が止まってきました。かなり引いて守っています。表情にとても厳しい顔で、かなり疲れている様子。追いついて、日本ゴールに迫っても、他の選手がついて来ていません。もう走れないか。もう完全に引いてきました。チュニジアが次々と足がつってきました。もう末期症状でしょうか。チュニジアの交代で出ていく選手は汗でユニがぐっしょりでかわいそうな姿です。
チュニジアにボールを奪われてもすぐに日本が奪い返すシーンが増えてきました。ここで日本がゴールに迫ったところで、チュニジアがボールを蹴り出そうとして何と・・・★★★日本 オウンゴォール!!!★★ 2-1。日本コールが大きくなってきました。ひょっしたら地元UEAの方も声援を送ってくれているのかもしれない。足がつったチュニジア選手のケアをしているシーンが何度も出てきます。ついに1人担架で運ばれました。どうやら両足がつったようです。
引き分けでも1位通過が決まります。でも、時間稼ぎをしているようには見えません。そして、ゴール前で左右に振って渡辺が決める。★★★日本 ゴォール!!!渡辺ゴール!★★★ 2-1。ここでホイッスル。2-1で勝って、1位通過を決めました。吉武監督のインタビューで「94(代表)が作ったベスト8を超えたい」と語っていました。結果オーライ、勝ち切ったのは良かったと思います。次の決勝トーナメント1回戦は10月28日(月)0時45分から生放送ですが、また微妙な時間ですね。生でいくか録画でいくか・・・
報道では、今大会で日本の反則の少ない紳士的なプレーが注目されているそうです。3試合とも60%を超えるボール保持率が支え、3試合で反則数は8、6、5と減少し、警告を一度も受けていません。吉武監督が指揮を執った前回2011年大会ではフェアプレー賞を受賞。ボールを保持し続ける戦術が背景にあるようで、体格で外国チームに劣る日本は「相手にぶつからない」をモットーにポゼッションサッカーを実施。
各グループの上位2チームと各グループ3位の中の上4チーム、計16チームが決勝トーナメントに進出。昨日出そろいました。進出チームは以下のとおりです。
ブラジル(A組1位)、ホンジュラス(A組2位)、ウルグアイ(B組1位)、イタリア(B組2位)、モロッコ(C組1位)、ウズベキスタン(C組2位)、日本(D組1位)、チュニジア(D組2位)、アルゼンチン(E組1位)、イラン(E組2位)、ナイジェリア(F組1位)、メキシコ(F組2位)、スロバキア・コートジボアール・ロシア・スウェーデン(いずれも3位での上位チーム)
で、次の相手はF組3位のスウェーデンに決まりました。それに勝てばホンジュラス(A組2位)とウズベキスタン(C組2位)の勝者です。96ジャパン(フジテレビではそう呼称していますが、スポーツ紙ではヤングジャパンとか言っていますね)頑張ってもらいましょう!