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地域に活きる吉備国際大学シャルム岡山高梁25

2019-07-25 00:01:26 | 吉備国際大Charme岡山高梁

 リスペクトコラムです。
 先日の月曜日に山陽新聞朝刊を読んでいたら、シャルムが4部との入れ替え戦に出場するかもしれない事を知りました。今って3部ですよね・・・かつては1部にいて、日テレやINACと試合やっていたのに、いつの間にか3部。しかも勝ち無しの西地区6位。限りなくプレーオフ敗退の可能性が高い。どうしてここまで落ちぶれてしまったのでしょうか。
   
【シャルム、白星なしでリーグ終了 サッカー女子・チャレンジL】
「サッカー女子・チャレンジリーグ最終節最終日は21日、大阪市などであり、西地区(6チーム)で最下位の吉備国大シャルムはセレッソ大阪堺ガールズに1―2で逆転負けした。通算2分け13敗の勝ち点2で、白星なしに終わった。シャルムは東地区(6チーム)を合わせて最終順位を決めるプレーオフで、各地区の5、6位による9~12位決定戦に回る。12位はチャレンジ参入決定戦1位、11位は同2位と入れ替え戦を行う。」
引用:さんデジ

【各地区5・6位グループ(9~12位決定戦)】
東地区:5位:新潟医療福祉大学、6位セレッソ大阪堺ガールズ
西地区:5位:常盤木学園高校、6位:吉備国際大CHARME岡山高梁

 今はシャルムのようなチームには厳しい時代なのかもしれません。なでしこリーグの1部プロ化が進められ、Jリーグでも財務諸表に「レディースチーム費用」科目が置かれ、暗黙的にレディースチームを推進しています。Jクラブとは関係ない、湯郷ベルのような市民クラブ、シャルムのような学生チームには冬の時代。しかもなでしこジャパンがすっかり低迷期に入ったために、全国的に女子サッカーの関心度が大きく下降している状況。
 もし、シャルムが復活し、1部まで上昇する可能性があるとすれば、「完全市民クラブ化」しかないと思います。現在も学生チームではなく、OB?大学院生?なのか現役学生以外の選手も所属していると聞いていますが、やはり、まだまだ大学生チームです。これが「岡山高梁シャルム」になれば、もう少し方向性は違ってくると思います。それができるかどうかですが、難しいだろうねぇ。学校法人(加計学園)が面白くないでしょう。そういう面では学生チームというのは企業チームに近いと思います。地元地域の応援団やファン・サポーターは地元大学チームという以上に、おらが町の地元チームという認識が強いと思います。そして、見たくはないですが、現在の3部(チャレンジリーグ)の下を見てみましょうか。

【地域リーグ(4部相当):北海道、関東1部、北信越、東海1部、関西、中国12クラブ、四国、九州1部(東北は準備中)】
1部:作陽高校、徳山大学 、吉備国際大学、ディオッサ、レノファ、広島大学
2部:文教高校, 広島文教大学, 青崎FC, 湯郷U18, 備後TAM-S, 松江Ragazza

 この「吉備国際大学」は「吉備国際大学Charme岡山高梁Defi」という名前のセカンドチームでした。こうして見ると6チームのうち、高校・大学など学生チームが4チームとアマチュア色がかなり強いリーグになっています。なでしこリーグ1部のプロ化という世界は、遥かかなたに思えてきました。
 もし、シャルムが4部に落ちたら、当ブログでも扱いが違ってくるでしょうね。何しろ全国リーグから地域リーグになる訳ですから、付加価値も低くなります。でも、倉敷陸上競技場に試合に来たら行くかもしれませんが。頑張って3部残留して欲しいものです。

コメント
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