J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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ラグビーの日本へ25

2019-09-21 00:35:23 | スポーツ文化・その他

 TV観戦レポです。
 ついに開幕しましたラグビーW杯日本大会の開幕戦ロシア戦です。しかし、運悪く県外出張で生中継観戦が期待できず、DAZNもハイライト中継しかないし、こりゃNHK-BS1で真夜中に観るかなと思っていました。そして仕事相手と飲みに行ったお店に着席してみると、壁に大きなモニター。何とW杯生中継で、しかもちょうど試合開始の19:45頃。開会式は観れなかったのですが、試合はほぼ最初から観れました。何という運命のいたずらなのか。シチュエーションが合致しすぎて笑ってしまいました。飲み会の歓談も半分は意識がモニターに行っていました。
   
 試合です。世界ランクが10位の日本に対して、20位のロシア。普通に格下の相手。もし負けたら、半分くらいW杯が終了しちゃいます。前半5分にキャッチミスからボールロストし、そのままトライを決められてしまう。解説では照明が目に入ったのかもしれないと言っていました。コンバージョンを決められて0-7。まずい立ち上がりでした。ただ、前半12分に松島選手がトライを決めて5-7。コンバージョンを決めていたら同点でした。
 続けて、松島選手がトライかと思ったら、TMO(ビデオ判定)で寸前でゴールが手から離れてノックオン。得点が入らなかったのは残念ですが、正確なジャッジで拍手ものです。流れが悪いから好ましくないと言って、導入を遅らせているどこぞの競技とは違います。幻のゴールとなりました。一度TV画面も10-7になったのですが、すぐに5-7に戻ってしまう。でも、前半38分にまたしても松島選手がトライを奪って10-7。この辺から日本行けるかなと思っていました。動きも良かった。ミスもそれほど目立たず。コンバージョンを決めて12-7と少しリード。いい形で前半を終える。堀江選手の足が悪そうです。
   
 後半。ファウルを受けて、田村選手がペナルティゴールを決める。これは歓談に夢中でゴールシーンを見損なっており、いつの間にか点が入っている状態。その後、スーパープレイが。ラブスカフニ選手がボールを奪い取ってトライ。20-7。田村選手が珍しくコンバージョンを外す。後半21分に逆にファウルで、ペナルティゴールを与えてしまって20-10。後半24分にファウルからペナルティゴールを奪って23-10。
 終了前の後半29分にまたしても松島選手がトライを奪って28-10。コンバージョンを決めて30-10。まさに貫録勝ちとなりました。選手の表情を見ても、顔にそれほど汗が流れていないし、息も切れていない。まさにスタミナ勝負に勝った印象。世界一厳しい練習を重ねてきたとずっと解説されてきましたが、疲れの少ない涼しい表情を見るとなるほどと思いました。

 最初は緊張で本来の力を出せていなかったですが、すぐに調子が上がって良かったですと書いていたら、BS-1の録画中継が始まりました。今日はまさに松島デーでした。松島選手はW杯で日本選手1試合最多(この試合のMOMも)となるハットトリックを達成し、チームトライ数がボーナスポイントがもらえる4をゲット成功。
 別のコラムでは、前回大会で日本は1次リーグで3勝したが、五郎丸選手の正確なキックを生かしてPGで得点を稼ぐ戦略をとったため、トライ数は少なく、ボーナス点を一度も得られず。それが最終的に響き、他2チームと3勝1敗で並んだものの、2位に勝ち点で及ばず、日本は3勝しながら1次リーグ敗退となったW杯史上初のチームとなったそうです。で、今回はトライを意識した戦術を通してきたとあったので、初めて五郎丸選手が選出されない理由を初めて知りました。

 会場の味スタのこの日の観客数は45,745人。満員の味スタをほとんど初めて観ました。次戦は28日に静岡で世界ランク1位のアイルランドをぶつかります。今度は、この日の殊勲者、松島選手が厳しいマークに遭う事でしょう。
 まぁ勝てて良かった。正直先日の壮行試合の南アフリカ戦の惨敗を心配しておりました。実力なのか手の内を見せなかったのかどっちかだと思っていました。後者で良かったです。次は生書き込みするぞ。

コメント
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