リスペクトコラムです。
Jリーグも無観客試合で再開し、すっかり日本代表の情報は後回しになっていました。というか代表関係はコロナ禍でそれどころではないとストップしていました。その中で日本協会で動きがありました。4月には強化委員長に山雅さんの反町前監督が就いていました。申し訳ないですが、森保監督について当ブログではA代表監督は反対の立場。五輪代表そのものはコメントはないので、兼任も反対。そんな中でちょっとビックリするニュースが出てきました。
【東京五輪本番だけ森保監督!準備は横内コーチ指揮へ】
「日本協会(JFA)は8日、オンラインで技術委員会の事前協議を行い、東京五輪を森保体制で臨むことで意思統一した。新型コロナウイルスの影響で来年はA代表と五輪代表の活動期間が重なることを確認。五輪直前まで森保監督はA代表に専念し、A代表の横内昭展コーチ(52)が来年3月や5~6月の準備期間中は五輪代表の指揮を執ることになりそうだ。
21年東京五輪も22年W杯カタール大会も、森保体制を貫く。JFAが8日の技術委員会関連会議で、森保監督の去就に関して主に2点を確認した。(1)A代表は森保監督が専念。(2)東京五輪は、本大会は森保体制で、それまでの準備過程は横内体制とし、本大会直前合宿から合体する。この2点が提案され、各技術委員も賛同したもようだ。」
「五輪代表は、A代表のIMD(国際Aマッチデー)にしか選手招集の強制力がない。来年はW杯アジア最終予選と日程が重なる。森保監督はアジア突破に専念し、同時期に組まれる五輪代表の強化試合などは、これまで監督代行を務めてきた横内コーチが指揮を執る。情報は共有しつつも二頭体制で来年3月、5~6月のIMDをそれぞれ戦う。森保監督がA代表に専念するプランもあったが、A代表の予定が組まれない7月には五輪代表として森保体制が再結成され、東京五輪本大会に臨むと思われる。」
引用:日刊スポーツ
おいおい、森保監督は本番だけ? それで大丈夫なん?という感想です。いくら普段監督代行から情報を聞いていても、現場にいないのにチームをリスペクトできる訳がない。突然監督代行から監督に指揮官が変わり、戦術も全く同じな訳がない。常識的にそんなチームが勝てる訳がない。代表クラスで、そんなチームは今まで聞いた事がない。そんな非常識な事を行おうとする価値観は間違っていると思います。じゃあ、その価値観の根源はどこか。田嶋会長だと思います。「田嶋ジャパン」だからそういう事がまかり通ってしまうと思います。
【サッカー日本代表・森保監督は兼任体制を継続 反町技術委員長が夕刊フジに“宣戦布告”する一幕も】
「ここまで五輪代表では結果が出せず、兼任体制を改めるべきとの声も強まっていた。さらに協会が懸念したのは、新型コロナウイルスの影響で1年延期された来年の五輪本大会と、A代表のW杯最終予選の日程が重なる事態だった。田嶋幸三会長(62)は「私の考えでは兼任体制継続でもいいと思っているが、技術委員会できちんと話してほしい」と選定権のある技術委員会にゆだねた。
4月に就任した反町康治技術委員長(56)は、兼任問題を「しっかり決着をつけたい」として森保監督と何度もオンラインでミーティング。日程的に兼任が難しくなった場合は、反町委員長自身が北京大会以来となる五輪監督も兼任する案が急浮上していた。最終的に重複しないスケジュールが正式決定したことで、兼任体制が維持される大きな後押しになった。」
引用:zakzak(夕刊フジ)
森保五輪代表監督は今まで結果を出せていません。なのになぜ兼任させようとするのか。個人的な予想ですが、田嶋会長の個人的なこだわりではないかと推測します。つまり、自分が決めたアイディアだから完結させたいと。個人的な価値観、こだわりに日本代表全体が引っ張り込まれているのではないか。技術委員会にゆだねているとありますが、4月に就任したばかりの新委員長では、田嶋会長の方針をひっくり返す事はできないでしょう。
スケジュールが被らないからというのが兼任継続の理由というのもおかしい。指揮官の選定理由は勝てるか勝てないかではないかと。反町前監督の五輪監督就任論も反対です。当ブログが覚えているのは反町五輪監督で北京五輪は3戦全敗。初となる白星なしでのグループリーグ敗退という不名誉な記録保持者。反町さんはJクラブでは輝くが、代表監督には向いていない。北京五輪当時の情報で、選手とは宿舎を別にして決して交流を深めようとしなかったと聞いています。
【森保一監督が五輪兼任を継続 日本サッカー協会理事会】
「日本サッカー協会は9日、オンラインで理事会を開き、日本代表を率いる森保一監督(51)が東京五輪男子代表監督を兼任する現体制の継続を決めた。1年延期となった五輪には原則24歳以下の代表で臨む。
新型コロナウイルスの影響でワールドカップ(W杯)予選も延期となり、従来通りの指導体制を維持できるか技術委員会で議論していた。日本代表で臨むW杯最終予選は五輪本大会と日程が重複せず、五輪本大会で森保監督が指揮できる見通しが立った。 強化日程では二つのチームの活動期間が重なるとみられ、その間は日本代表の横内昭展コーチ(52)が五輪世代を指導する。」
引用:共同通信
そうでした。森保ジャパンは史上最弱でした。成績を比較すると、以下のとおり。
【U-23アジア選手権(五輪予選)今までの成績】
・2013年: ベスト8:1勝2分1敗(U-21世代で出場) ・2016年: 優 勝 :6勝0分0敗
・2018年: ベスト8:3勝0分1敗(U-21世代で出場) ・2020年: GS敗退:0勝1分2敗
結局兼任監督は決まりました。ネットで「こりゃカタールもだめかもしれない」という声も耳にしました。確かカタールW杯は出場国数が増えるようなので、出場はできるが1次リーグ敗退(現在のW杯出場権レベル)の方が心配です。
コロナ禍で1年(今のところは)延期になり、24歳以下という特殊なケースになっている事もあり、かじ取りは難しい。まぁコミュニケーションの面では森保監督は適任かもしれないが、本番にしか来ない代表監督に、選手達はついていくのだろかと思います。わかりにくい事は一般的に成果を上げにくいとされています。
秋春制の導入論、いつの間にか行われた女子のプロ化、女子W杯の撤退(同じオーストラリア、ニュージーランドにおめでとうという声をかけていないのも気になる)など、今の日本協会には首をかしげる事が多い。現田嶋ジャパンが続く限り、進化は無いのかなと個人的に思っています。
日本全国の読者の皆さん、今日の有観客試合の様子が気になっていると思います。781人も来ていただいて驚いております。その模様は明日。生書き込みが無いという事は生観戦しているという事。生観戦はじっくりレポを書いて翌日アップとなっております。少しだけ書いてみましょうか。バックスタンドに座りましたが、席は間3席分空けており、1mくらい離れていたので、安心安全に観戦できました。DAZNでは「密」に映ったようですが、実際の現場では全然ソーシャルディスタンスが図れており、「密」だなと思ったシーンは無かったですね。続きは明日。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers