リスペクトコラムです。
一昨日第一報が入り、昨日ちょっと確信しました。あの「やべっちFC」が終了するらしいです。当ブログとしてもショックが大きかったです。流れた今現在はあくまで噂の域ですが、こういうパターンは仮に視聴者の嘆願等で見合わせになっても、そういう流れになっているので結果的に終了に至るのかなと個人的に思っています。
実は5月頃だったかリモート状態で、番組構成で苦しんでいた時期に、個人的に「この状態が続いたら大丈夫か?」と思っていて、嫌な予感はしていました。仮に今年いっぱい試合が無かったら、ネタが持つの?みたいに。
【スクープ! ナイナイ矢部の「やべっちF.C.」終了へ 東京五輪延期が引き金】
「W杯日韓大会の2002年に始まり、18年間続いていた矢部のサッカー番組が、8月終了で調整されていることが判明した。その引き金になったのは、東京五輪の延期だ。」
「テレビ局関係者の話。『近年は番組がマンネリ化して、打ち切りの〝イエローカード〟が出ていて存続が怪しかった。でも、今夏予定だった東京五輪のU―23を集中的に取り上げ、番組を盛り返そうとしていたんです。その矢先、新型コロナ禍で東京五輪が延期され、〝ここが潮時〟と判断されたようです』」
「テレ朝広報部は、本紙の取材に「現時点で決まったことはありません」と回答した。「現時点」と断ったのがミソだろう。サッカー界に対する同番組の貢献度はハンパない。日本代表が挑んだW杯5大会の興奮を伝えたほか、Jリーグや欧州リーグの試合結果を詳報。ほかにもユニークな企画を次々に打ち出し「デジっちが行く!」は名物になって、Jリーグに公認されたほどだ。」
引用:東スポWeb
【「やべっちF.C.」8月で終了…海外サッカー放映権失い、18年の歴史に幕】
「関係者によると、局が海外サッカーの放映権を失ったことが主因。3月で終了予定だったが、東京五輪を控えていたことなどから、局の意向で8月まで継続することになったという。」
引用:スポニチアネックス
これらの報道を見ると、テレビ朝日が海外サッカーの放映権を失ったのが直接の原因のようですね。あとは番組のマンネリ化か・・・ これは難しい。世の中には長寿番組がいくつもありますが、どれも長年内容は同じで言い方を変えればマンネリ化。その評価の違いは何なのかと思います。マンネリ化が「文化」になっている場合もあると思います。例えば水戸黄門。あのパターンはもはや国民文化。毎年デジカメを持ってキャンプ中の選手を回る「デジっち」ももはや一つのスポーツ文化になっており、Jリーグ公認になり、ファン・サポーターが毎年楽しみにして、いくつものJクラブが模倣しています。一度今年3月に放映権終了で打ち切り話が出たが、局の意向で東京五輪まで継続になったという経緯のようですが、コロナ禍の影響がここにも出た状況。
【やべっちFCとは】(ウィキペディア参照)
テレビ朝日系列で2002年4月から生放送されている30分(一時期45分)番組。Jリーグの試合ダイジェストや選手インタビュー、海外サッカー情報、そしてテレビ朝日が独占放映権を有するACL等の試合のダイジェストを放送。テレビ朝日でサッカー専門番組は、「Jリーグ A GOGO!!」('93年4月~'96年9月放送)以来。TBSの老舗サッカー番組「スーパーサッカー」と並ぶ人気番組になったが、「スーパーサッカー」も『S☆1・スパサカ」へのリニューアル('09年4月)によって、スポーツ総合・報道系の30分番組に縮小し、ストレートニュース形式の内容になったことから、本番組と立場が逆転。
覚えていますね。当ブログもJリーグ開幕から多くのサッカー番組を観てきました。まずは週末のお昼にJリーグAGOGO!!でした。その後はスーパーサッカー。これは長く楽しませてもらいましたが、縮小化した後に現在も東京ローカルなので、田舎の岡山では観れず。最初はやべっちも2番手(土曜日はスパサカ、日曜はやべっち)でしたが、スパサカの衰退から筆頭に。後はFOOT×BRAINがありますが、どちらかと言えば特集番組。サッカーアースもありますが、クラブW杯専門でとても不安定。やっているのかやっていないのか、全国なのか東京ローカルなのか全くわからず、最近は名前を聞かなくなりましたね。
あとはFOOT×BRAINに期待です。一時期東京ローカルに下がり、寂しい時代を過ごしましたが、スポンサーが付いたのか全国放送に復帰し、毎週楽しませてくれています。やべっちFCのビジネスモデルをキープして、またどこかのTV局が新番組をやってくれませんかね。フジテレビさんどうでしょうか。あと、Jリーグが直営番組をやるという手もありますよ。やべっちFCにスポンサー投入するか、別に番組を作り直すか。そういえば2ステージ制騒動の時に、そんなアイディアが出た覚えがあります。
【名物コーナー】
「なべっちFC」「ハーイ!やべっち」「しりとリフティング」「選手からの宿題」「デジっちが行く!」
いろいろ名物コーナーがありますが、やはりデジっちですか。これは一つの文化になっています。当ブログでもキャンプ期間に限らず、普段でもそういう取り組みをすれば、選手の馴染み感が増すと書いた事があるし、選手の知名度向上に苦しむトライフープへの提案の中にあったと思います。(トライフープは現在YouTube頑張ってますね)
選手からに宿題も大きい。ステイホームでサッカーに限らず、様々な選手がプレーの動画配信をやりましたが、ルーツはやべっちFCのこのコーナーだと思います。ハーイ!やべっちも、思わぬVIPが登場して、たどたどしい日本語をしゃべる事のインパクトが強く、中には「単にしゃべらされているんだろな」と思う事も(笑)。そんな中、デジっちの名物選手、テセ選手が動きました。
【「やべっちF.C.存続」J1清水・鄭大世が呼びかけ 選手たちも賛同「みんなの声をテレビ局、スポンサーの方々に」】
〔決して無くしてはならない天然記念物〕
「東スポWebは1日、番組が五輪の開催延期にともない20年8月で終了となる方向性だと報じた。その後、スポーツ各紙も番組の終了を報じたが、2日12時時点でテレビ朝日から公式なアナウンスはない。鄭選手は番組の終了報道を受け、1日朝に「まじか...朝からショックでかい...やべっちfcと歩んできたサッカー人生だったのに。。」とツイート。一度は落胆した様子を見せていた。
しかし、鄭選手は1日夜に「やべっちFCを続けて欲しいと思うひとRT 終わりが決まったわけじゃないみたいなので、みんなの声をテレビ局、スポンサーの方々に届けましょう」と一転して番組の存続を呼びかけた。また、
「Jリーグ、サッカーファンにとっても決して無くしてはならない天然記念物並の番組です 子供達の夢もここから生まれます」と番組に対する思いを吐露し、番組存続を祈願しているとみられるハッシュタグ「やべっちFC4eva」をつけて投稿した。「絶対続けてほしい」「未来のサッカー選手達のためにも」
鄭選手の思いに、ツイッター上のサッカーファンからは「日本サッカー界にとって欠かせない番組です」「やべっちFCはなくしてはいけないと思ってます!」と共感の声が集まり、鄭選手のツイートは2日12時時点で3万件を超えるリツイートを記録している。」
引用:J-CASTニュース
やべっちFCを見ながら育ってきたサッカー少年も多いと思います。18年ですから、今のJリーガーもほとんどがそんな存在なのではないでしょうか。ふと思うのがキャプテン翼にちょっと近い存在になってきているのかなとも思います。そんな一つのスポーツ文化と化している大きな存在です。
その大事な火を消してはいけないと思います。やはり、そろそろJリーグそのものが動く時ではないでしょうか。Jリーグが番組スポンサーとなり、きちんと運営されてはいかがでしょうか。そこにまた矢部氏を抜擢して、名物コーナーを今までと変わらずに実施する。笑点や水戸黄門、サザエさんやドラえもんのように。(Jリーグ側に提案したいな)
テレビ朝日公式HP「やべっちFC」ページ:https://www.tv-asahi.co.jp/yfc/
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