リスペクトコラムです。
日本の終戦でカタールW杯も少し落ち着いてきました。大会開幕から何となく囁かれていたポスト森保の話ですが、まずは外国人監督への交代論が先に報道されました。その後は続投論です。一体どっちなのか。当ブログにとっても、今までの4年と変わらずに「世界を知らない監督は世界で勝てない」という持論をひたすら唱えていくのか、外国人監督就任で全面的に応援しようと思うのか、分岐点ですね。でもそろそろ、何かしらの発表があえるのではないでしょうか。
田嶋ジャパンが「W杯優勝国は自国出身監督が多いから、日本人監督で優勝したい」というこだわりだけで、「ジャパンズ・ウェイ」なる運営指標を指し示し、最近の日本人監督で極めて楽観的な考え方を貫いてきましたね。申し訳ないが、田嶋ジャパンは昔からJリーグの中では外様であり、元々ハンデがありました。続投反対か、続投賛成かでまたすぐに何か発表があるのでは。
【森保一監督の続投プランに賛否両論「歴史的勝利で続投は正当」も「アンチが圧倒的多数」】
「カタールW杯で16強が争う決勝トーナメント進出を果たした日本代表の森保一監督(54)に続投プランの賛否両論が出ている。2026年W杯に臨む日本代表の監督人事について日本サッカー協会の反町康治技術委員長は10月の時点で『(大会が)終わってみなければわからない』としつつ『歴代(監督)の中でも非常に好成績を挙げている』と指摘。続投の可能性を示唆した中、森保ジャパンは下馬評を覆し、世界強豪のドイツ、スペインから大金星をあげて2大会連続の決勝トーナメント進出を勝ち取った。
同協会の田嶋幸三会長は3日、森保監督の去就について『大会後の続投を否定するものではない。間違いなく次の監督候補の一人になる」と続投を〝後押し〟したが、ネット上では『歴史的な勝利で続投プランが正当化された』という意見とともに『続投は勘弁してくれ」『森保監督ではワクワクできない』と否定的な意見が多く出ていた。
Jクラブ関係者は『W杯で結果を出したから続投という考えのようだけど、ネットとか見れば圧倒的に反対意見が多いし、難しいんじゃないかな。それに代表のスポンサーとかがどんな反応するか。W杯前はまったく盛り上がっていなかったし(森保監督の)アンチが圧倒的に多かった』とし『ファンからの支持がない監督は持たなとの見解を示していた。
すでに技術委員会では国内外を問わず、多くの指導者をリストアップ。アルゼンチン代表やチリ代表を率い『エル・ロコ(変わり者)」と呼ばれていた名将マルセロ・ビエルサ氏や元ドイツ代表監督のヨアヒム・レーウ氏、今W杯でセルビア代表を率いていたドラガン・ストイコビッチ氏らの名前が出ている一方、協会予算との関連も指摘されている。」
このコラムで見ても、協会側は決して「続投を要請する」とは言っていないですね。当ブログでもドイツ戦に勝った時に、あぁこれで続投が決まったと思ってしましたが、そうでもないという事ですか。慢性的な代表人気の低迷(観客数の落ち込み)もあるのかな。日本人監督ではブームも起きないので、日本協会も判断が難しいのでしょう。以前の報道で2年制でやってもらい、2年後に更新するとか言っていましたが、そういう話も消えてしまいました。レーヴ監督などの外国人監督は技術委員会がリストアップしていたのか。
【JFA田嶋会長が“やる気満々”森保監督続投を名言しないワケ 一部選手からは采配に疑問の声が】
「(帰国後)ひと休みする間もなく森保監督と主将のDF吉田は、成田市内のホテルに移動してJFA(日本サッカー協会)の田嶋会長、技術委員会の反町委員長と帰国記者会見に臨むと、注目を集めている『ポスト森保問題』について、報道陣からシニカルな質問が飛んだ。」
〔本人は「続けたい」即答も…「今のやり方で戦っても先はない」の物足りなさ〕
森保監督はGL終了時点で続投の意思を固めたともっぱら。実際、7日の会見後、出演したテレビ朝日系『報道ステーション』で「続投のオファーが届いたら引き受けますか」と聞かれて『続けたい』と即答している。
同番組内で森保監督は『正式な(続投要請の)話はいただいてない』ともコメント。森保監督の胸の内を田嶋会長が知らないはずもなく、ベスト8入りは果たせなかったとはいえ、ここまで日本サッカーを盛り上げてくれた功労者に続投要請を出そうとしない理由はどこにあるのか?
「相手に8割方ボールを支配されて守って守ってカウンターではベスト16進出が関の山──という意見が技術委員会に多いことが一つ。日本代表がベスト8以上に進むには、やはり百戦錬磨の外国人監督の知見が必要というわけです。代表選手の大多数が欧州組となり、たとえばドイツの鎌田がクロアチア戦の後に『今のやり方で戦っても先はない』とコメントしていたが、同じドイツ組の堂安、英プレミアの冨安やスペインの久保たちは、所属クラブの監督が駆使する最先端のサッカー戦術に触れている。
カウンターだけの森保監督に対して物足りなさを覚えても仕方ない。久保も前半で交代させられたスペイン戦後、『守備的にいくのはチーム戦術なので仕方ないですが、前からいけばもっといいプレーができた』と際どい発言で不満を隠そうとしなかった。そうした部分を田嶋会長が懸念していることもある」(サッカー専門誌記者)」
〔ピッチ外でも「森保監督外し」の要因がある。〕
「今でこそ森保ジャパンフィーバーが続いているが、W杯が18日に閉幕して年の瀬を迎えるころには、地味で真面目な森保監督では飽きられてしまう。何人もの有力外国人指導者の名前が次期監督候補としてメディアで騒がれ、来年3月ぐらいに新外国人監督が就任して<新生日本がカタールで開催されるアジア杯に参戦してアジア王者を目指す>という流れになれば『今のサッカー人気を維持できるのではないか』というのが田嶋会長の見立てなのです。
一部のスポーツ新聞が<ドイツ代表のレーウ前監督が有力候補>と報じたが、これはドイツサッカー信奉者である田嶋会長の肝いりといわれ、W杯を現地取材していた日本人記者が、複数のドイツ人記者から『(次期監督は)レーウで決まりなんだって』と話しかけられている」(前出の記者)」
しかし、森保監督本人がオファーがあれば受けると答えているという事はやりたいのでしょう。見方を変えれば国民世論でそう望んで欲しいとPRしているようにも見えます。もし、ポジティブな状況ならば、普通に協会側と蜜月関係のまま、双方での続投発表となるところでしょうが、まだ至っていない。まぁすぐに発表できないのかもしれませんが。どっちなのか気になるところ。
オファーをしないのは、守って奇襲カウンターでは、今の壁を超えられないという見解なのか。当ブログで言う、世界で戦える引き出し(経験値)が日本人監督では無い。だから勝ててもカタール、ロシア大会のようなギャンブルサッカーかなと思える内容。田嶋ジャパンはドイツサッカー信奉者というのは初耳です。レーヴ監督になって欲しいな。
死のグループと言われたグループEで、ドイツに勝っても、スペインに勝っても全く評価されなかったのは、やはり森保ジャパンが「たまたま」勝ったと思っているのか。それでは選手達もちょっと可哀そうかも。でも当ブログでは一番の課題は、日本協会の現体制だと思っていますが。でも、レーヴジャパンとかになれば少し見直すかもしれません。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers