リスペクトコラムです。
26日の山陽新聞の記事で、ファジのホーム戦中継で手話実況もされるというニュースを知り、そりゃすごい、ついにJ2岡山もそういう部分に覚醒したかとビックリしました。手話といえば大宮さんをすぐに思い起こしました。大宮さんは手話応援でしたが。そして、このリスペクト記事を書こうと思い、クラブの公式HPのニュースを何度も探しましたが、出て来ない・・・ これほど素晴らしい取り組みなのに、なぜ公式HPに情報公開していないんだ!?と首をかしげてしまいました。まずはその山陽新聞さんの報道より。
【28日ファジ戦 ネットで手話実況 岡山放送、Jリーグ中継で初】
「ファジアーノ岡山と岡山放送は28日午後1時から岡山市のシティライトスタジアムであるJ2第12節『ファジアーノ岡山―清水戦』に合わせ、手話を使った実況をインターネットで生配信する。誰もが当たり前に観戦を楽しめる環境をつくる試みで、Jリーグの中継で『手話実況』を取り入れるのは全国初という。
手話実況は岡山放送のテレビ中継と同時に同社の公式ユーチューブで公開する。アナウンサーの実況をまず健聴者が手話で通訳。それを香川・丸亀国際ハーフマラソン(2月)で手話実況を務めた早瀬憲太郎さんら4人の聴覚障害者が身ぶり手ぶりに豊かな表情も交え、臨場感たっぷりに伝える。デフサッカー日本代表の江島由高さんも解説で加わり、選手情報も発信する。
ファジアーノも選手が試合をPRする手話動画を制作するなど協力した。GKブローダーセン選手は『ゴールを決めたらたくさん拍手してください』と手話で応援を呼びかけた。PR動画は公式ユーチューブのほか、27日からテレビCMでも流す。スマートフォンなどを使えば試合会場でも手話実況を見ることができる。」
この取り組みはJリーグ初だとか。だから野々村チェアマンが先日わざわざOHKさんにやって来られたのかと。なぜかクラブにではなく、OHKさんに。山陽新聞社にも行かれたようですね。手話実況は公式YouTubeで生配信されるそうですが、クラブ公式ではなくOHKさんの公式なんですね。まぁそうなのかもしれませんが、クラブ色が薄いように感じます。余り気が進まないのかなぁ。
クラブもPRする手話動画を制作するなど協力したとあります。選手の動画↓観てみました。さすが田上選手、新潟さんでも社会貢献活動をされていただけあって、クオリティ高かったです。でもファジアーノチャンネルには無く、検索したらやっと出て来た様子。
選手手話動画:ブローダーセン選手、木村選手、田上選手①、田上選手②
つまり、今回もほとんどOHKさんの取り組みで、クラブは協力する立ち位置でした。昔から耳にしてきた「やっていただいた」というものの1つだったなと。もう少しクラブ色が欲しかったですね。こういう素晴らしい取り組みで、クラブが主催者である事例はたくさん見てきましたもので。OHKさんの記事も。
【岡山放送、J2『ファジアーノ岡山VS清水エスパルス戦』地上波生中継に合わせ「手話実況」を生配信】
「岡山放送株式会社(以下、OHK)は4月28日にシティライトスタジアムで開催される『明治安田J2リーグ 第12節 ファジアーノ岡山VS清水エスパルス戦』を地上波で生中継するとともに、 YouTubeのOHK公式チャンネルにて『手話実況』を同時生配信する。
手話実況とは、OHKが30年継続している手話放送とスポーツ実況中継のノウハウを生かし、誰もが当たり前にスポーツ観戦を楽しめる環境を創出しようと、一般財団法人トヨタ・モビリティ基金の助成を受け、2022年秋に日本で初めて実施した実況スタイルで、音声実況を健聴者が手話通訳し、それを見たろう者が自分自身の言葉として手話で実況する画期的な取組。
OHKはこれまでモータースポーツとマラソン競技で手話実況を実施してきたが、今回初となるサッカーではファジアーノ岡山と協力し、地上波でサッカー中継を放送すると同時に、インターネットで手話実況を配信します。テレビ画面をメイン、スマートフォンやタブレット等のデバイスをセカンドスクリーンとする試みで、新しい視聴スタイルの提案だけでなく、スタジアム観戦における情報保障に貢献しようというもの。
手話は聴覚に障がいのある方にとっての言語で、情報を的確に伝えるコミュニケーション手段ですが、ろう者自身が言葉の意味をくみ取り具体的に表現する手の動きや表情も含めた感情伝達はスピード感や臨場感にあふれ、障がいの有無に関わらずサッカーの魅力を体感してもらう機会となる。手話実況はOHKが主催する『OHK手話実況アカデミー』に所属する4人のろう実況者と3人のコネクター(手話通訳者)、そしてOHKの3者がタッグを組み、90分の熱戦を伝える。また、今回はろう実況だけでなく、デフサッカー日本代表選手のろう解説も加わり、ろう者自身による『手話実況解説』にグレードアップし、岡山からスポーツ分野における情報アクセシビリティを発信する。
■地上波放送
■番組名:トミヤスポーツスペシャル ファジアーノ岡山VS清水エスパルス
■放送日時:2024年4月28日(日)13:00〜15:00
■解説:永島昭浩
■実況:岸下恵介(OHKアナウンサー)
■ピッチリポーター:佐藤理子(OHKアナウンサー)
■手話実況配信
■タイトル:明治安田J2リーグ ファジアーノ岡山×清水エスパルス
■配信日時:2024年4月28日(日)13:00〜 OHK公式チャンネル(YouTube)
■手話実況スタッフ
ろう実況: 早瀬憲太郎(自転車競技デフアスリート)、佐藤正士(岡山県在住の手話漫才師)、藤田菜々子(女優)
西脇将伍(手話アーティスト)※いずれもOHK手話実況アカデミー生でろう者
ろう解説者:江島由高(デフサッカー男子日本代表)」
OHK手話実況アカデミー:https://www.ohk.co.jp/data/26-20230727-00000013/pages/
よく読むと、この手話実況はOHKさんが30年継続している手話放送と、一般財団法人トヨタ・モビリティ基金の助成を受け、2022年秋に日本で初めて実施した実況スタイルだそうです。つまり、今回ファジと新たに作り上げたビジネスモデルではなく、元々OHKさんが取り組んでいた取り組みだったようで、個人的にはちょっとトーンダウン。ただ、Jリーグの試合では初めてのようなので、いいものに仕上がって欲しいです。
それで、もう少しよく探したら、やっと見つけました。メールで来る試合案内の中の「イベント」ページにありました。どこにも無かったらどうしようと思っていたので、良かったです。
【OHK岡山放送 地上波生中継連動 サッカー手話実況】
「本試合ではOHK岡山放送でテレビ生中継に合わせて同時手話実況も実施します! これは、Jリーグ中継全国初の試みです。テレビでサッカー中継を見ながら手元(パソコン、スマートフォン、タブレットなど)の画面でご覧いただけるようインターネット配信で行われます。もちろん、スタジアムで観戦しながらでもこの手話実況をご覧いただけます!
手話実況の視聴サイトはこちら↓
https://www.youtube.com/watch?v=BJZgZoc0Fnw/」
という事で、明日は楽しみにしています。当日は現地に行っているので、なかなか観れませんが、アーカイブ発信はないのでしょうか。読者の皆さんも観れる方は、ぜひ手話実況をお楽しみください。田上選手が動画で手話で頑張れはこうやると言われていました。別に大宮さんと同じ活動をとは思いませんが、こういう分野(社会貢献)で何か取り組んで欲しいところ。あと、何か思い出したような合わせ技になってしまいましたが、グレイソン選手と木山監督の月間MVPの情報です。
【グレイソン選手 2024明治安田J2リーグ KONAMI 2・3月度月間MVP 受賞】
「このたび、グレイソン選手が「2024明治安田J2リーグ KONAMI 2・3月度月間MVP」を受賞いたしました」
【木山隆之監督 2024明治安田J2リーグ2・3月度 月間優秀監督賞 受賞】
「木山隆之監督が「2024明治安田J2リーグ 2・3月度月間優秀監督賞」を受賞いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。」
という事で、ホーム清水戦です。1位・3位対決で、岡山で練習した乾選手がいますが、最近出場していないな。あと元岡山の矢島選手がいます。暑そうですね。日焼けしそうです。今季はメインスタンドでも観戦したいところ。Fリーダーも久しぶりに参戦。語る会も兼ねたいとか。
#がんばろう石川 #がんばろう能登