J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

ファジアーノ応援団・浅口

2015-04-20 00:05:16 | ファジアーノ応援団・浅口

 浅口レポです。
 先日、岡山手延素麺㈱直売所にて、ファジアーノ応援団・浅口の定例会里庄会場が開催されました。やはり、4月という事で参加者は里庄会場では一番少ないくらいの人数でした。まあ、4月はどんな会合も全体的に参加人数は少ない様子。
   
 今回は福嶋代表世話人さんが医師会で欠席。あとはいつもの顔ぶれでしたが、市役所関係やコアサポーターの姿が無かったかな。今回流した映像は3-0で快勝したホーム開幕戦の岐阜戦です。ラモス監督が何度も映りました。
 田代表世話人さんの開会挨拶及び乾杯のご発声でスタートしました。その後、白県協会評議員さんから、チームの状況を話していただけました。「わしゃわからんのう」と言いながら、結構語っていただけました。
 あとは、中健応援隊長兼副代表や、玉島からオブザーバー参加の土社長などと、今後の展望を話す。早々に酔っぱらったM永食料品店奥さんが、絵に描いた酔っぱらいのように絡んでくる(笑)。まあ、楽しい酒ですが。
   
 あと、4月初頭に開催された金光の桜まつりでの、ファジアーノ応援募金の報告です。中健隊長が1年貯めた募金を投入した結果、現在の募金箱は異常に重いです(苦笑)。また、M永奥さんも当日、声かけを頑張った関係でまずまず集まったようです。一度開いて集計しても良かったですが、そのままになりました。
 とこの辺までは、サッカーの話でしたが、その後は最後までサッカー以外の話に終始しました。ちょうど、その前の週末が選挙であり、もっぱらそんな話や地域の話。浅口地域の住民ではないので、倉敷市民の土社長と「へぇ~そうなんですか」と聞くしかなかったです。意外な真実も聞けて、面白かったです。まあ、どこの地区も似たりよったりでしょうが。
   
 田代表から今後のホーム戦の日程とキックオフ時間を聞かれる。観戦後の懇親会という流れですが、19時だと21時からは遅すぎてちょっとしんどい。最近の13時とかは店がまだ開いていない。ちょうどよい時間の試合がなかったですが、協議の結果、5月6日(祝)の14時キックオフのホーム栃木戦に落ち着きました。でも終わるのが16時頃で、その後はゆっくりと徒歩で岡山駅近辺に移動し、17時頃から飲むという事ですが、開いているのかなとも思いますが、そういえば何年か前も同じパターンがあったっけ。
 いつもはDVDの試合終了とともに、この会も終了するのですが、今回は田代表から「そろそろ」サインが出たので、締めさせていただきました。へんこつうどん社長の閉会の挨拶の後に、M永奥さんの一本締めです。コアサポーターがいなかったので、ファジアーノ締めができなかったです。その後、M永奥さんが募金箱を手に募金を集めて下さいました。皆さまお疲れ様でした。

 今日、Cスタで開催された、ファジアーノのホーム熊本戦に行ってきました。その模様は明日。

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Jリーグの話題81

2015-04-19 00:02:37 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 もう言わないようになったかと思っていましたが、未だに「順位はクラブ収入に比例している」という言葉を、ネット上で見かけます。その言葉を目にするたびに「そうじゃないでしょ」「それだけを言いきってはいけない」と思います。比例する部分も確かにあるでしょうが、それだけではないのです。例外はいくらでもあり、イコールにしてはいけない。「順位はクラブ収入に比例している面もある」と言わなくてはいけないと思います。
 しょうがないので、クラブ別の経営情報開示をネットから引っ張り出して、紹介したいと思います。この度のサイトリニューアルで、そういうページも蓋をしたのかと思って探したところ、出てきたのでホッとしました。
    
   ※左は「Jリーグ.jp」、右はスポニチアネックスより。クリックしたら該当サイトが出てきます。

【J1クラブ:平成25年度:年間収入のベスト5とワースト5とシーズン最終順位】(単位:百万円)
〔年間収入ベスト5〕
 1位:浦和:5,786(6位)/2位:横浜FM:4,315(2位)/3位:名古屋:4,226(11位)/4位:鹿島:4,122(5位)/5位:F東京:3,545(8位)
〔年間収入ワースト5〕
 1位:湘南:1,191(16位)/2位:大分:1,406(18位)/3位:甲府:1,481(15位)/4位:鳥栖:1,704(12位)/5位:仙台:2,429(13位)

〔年間収入(営業収益)が低いのに順位が高いクラブ〕
 ・広島:3,198(1位)  ・新潟:2,548(7位)   ・鳥栖:1,704(12位) 
〔年間収入(営業収益)が高いのに順位が低いクラブ〕
 ・磐田:3,298(17位)  ・大宮:2,296(14位)  ・名古屋:4,226(11位)    

【J2クラブ:平成25年度:年間収入のベスト5とワースト5とシーズン最終(年間)順位】(単位:百万円)
〔年間収入ベスト5〕
 1位:G大阪:2,786(1位)/2位:千葉:2,330(5位)/3位:神戸:1,960(2位)/4位:京都:1,930(3位)/5位:東京V:1,236(13位)
〔年間収入ワースト5〕
 1位:群馬:469(20位)/2位:水戸:508(15位)/3位:岐阜:576(21位)/4位:愛媛:547(17位)/5位:鳥取:646(22位)

〔年間収入(営業収益)が低いのに順位が高いクラブ〕
 ・徳島:1,211(4位)  ・長崎:718(6位)   ・松本:939(7位)   ・栃木:876(9位)
〔年間収入(営業収益)が高いのに順位が低いクラブ〕
 ・東京V:1,236(13位)  ・横浜C:1,152(11位)  ・福岡:871(14位) 

 という感じでした。これを観ると一見、数字どおりの順位に見えるようですが、果たしてそうでしょうか。細かく観てみましょう。
 まずはJ1。この年優勝したのは広島さん。何と連覇しています。年間収入はそれほど高くないのに連覇です。新潟さんも下から数えた方が早い予算額なのに7位。鳥栖さんはワースト4位の予算額なのに初昇格からずっとJ1に所属されています。これら3チームに親企業はありません(広島さんは微妙かもしれませんが)。あと甲府さん、ワーストの常連かもしれませんが、最近はずっとJ1に所属されています。あと、仙台さん。これくらいの規模のクラブなのに、2011年に柏と優勝争いしています。
 逆に磐田さんはJ1レベルの予算額でこの年にJ2降格です。そして名古屋さん、3番目に予算が多いのに2ケタ順位。大宮さんも結果的には今シーズン、J2でご一緒しています。そういえば、F東京さんもこれくらいの予算のクラブなのに、以前にJ2に来られましたね。

 そしてJ2です。
 J2は確かにJ1と比べて収入額と順位の比例性が高いとは思います。が、場違いなガンバさんの名前がありますね。年間収入2位の千葉さんにおいては、「千葉化」と言われるくらいにJ2時代が長いです。オリ10なのに。このベスト5には、元J1勢がズラッと並んでいますね。でもエレベータークラブというよりもJ2時代が長いところばかりです。ヴェルディさんに至っては、昔から予算が高いのにどうして順位が低いのか毎年思っています。昨シーズンにはJ3降格の危機でした。ただ、ワースト5については、こうして見ると収入どおりなのかもしれません。
 長崎さん、山雅さんについては、岡山(1,034で12位)よりも収入が低いのにこの順位でした。今シーズンにすでにJ1で戦っている山雅さんの眩しい姿を見ると、この年の結果はたまたまとは決して言えないのではないでしょうか。

 つくづく思うのが、順位に比例しているから売上を増やさなければならないというだけの価値観。ただそれだけを金科玉条にして動いているところは無いと信じておりますが、それが高じて商業主義に走り、ファンサービスがファン・サポーター本位ではなく、自分達本位になってはいけないと思います。
 時々例えで出す話ですが、GMの管理が極端に厳しいチームで、試合後ファン・サポーターがズラッと並ぶ移動バス前で、いくら子ども達がサインを求めても、体を休ませなければならないからすぐにバスに乗れと言われている。選手はみんな、ファンの前を素通りしてバスに乗るが、一人だけレジェンド選手(カズ選手のような)が、GMの指示を無視して子ども達のサインに応じる。そんな話。
 同じように地域の宝にならなければならず、いくら地元から連携を呼びかけられても、「クラブがつぶれないように、売上を増やして、利益を上げなければならないから」と、自分達本位の商業主義に走ってしまって地域色を消し、選手を外に出したがらない事。まあ、そういう極端なところは無いと信じていますが。皆さんの地元クラブはいかがですか? もし、「比例するから」と口にしたら、そう言いきってはいけないとぜひ反論してください。 
Jリーグ.jp該当記事(2013経営情報開示):http://www.jleague.jp/aboutj/management/club-h25kaiji.html
スポニチアネックス該当記事(2013順位):http://www.sponichi.co.jp/soccer/games/2013/j1/stats/standing.html

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がんばろう神戸7

2015-04-18 00:05:45 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 ここ最近、カープ女子からサッカーのセレ女に始まり、各Jクラブでも女性客の取り組みを重視しているようです。そんな中で、J1神戸がクラブ創設20周年を機に、もっと女性が楽しめるクラブ、をコンセプトとした女性向けファンコミュニティ「KOBE Vi女」(コウベ ヴィジョ)を設立。そして、女性が楽しめるイベントの企画立案や、コミュニティ拡大、広報活動などに協力する女性スタートアップメンバーを募集しています。以下、抜粋して紹介。
     
【「KOBE Vi女」スタートアップメンバー募集要項】
■活動内容(案):
 ・オフィシャルサイト、SNS、広告等へのメディア出演や広報活動
 ・「KOBE Vi女」のコミュニケーションリーダーとして、女性ファン同士のコミュニケーション活性化活動
 ・女性来場者を増やすための企画立案と実施
 ・女性用グッズの企画販売
 ・スポンサー企業等とのタイアップ企画への参加 など
■活動期間:2015年3月22日~2015年12月末日
■待遇
 ・ヴィッセル神戸の年間観戦シートの提供(ホーム試合全試合観戦)
 ・ホームゲーム開催日「スタッフパス」の発行
■応募資格
 ・18歳以上(2015年4月1日時点)
 ・神戸が好き、サッカーが好きな女性
 ・グループの活動を広く告知し認知度をあげていく意欲のある女性
 ・ホームゲーム開催日(主に土日)にスタジアムで活動できる女性
 ・LINE、FacebookなどのSNSでグループ登録できる女性
■募集人数:20名
J1神戸公式HP:http://www.vissel-kobe.co.jp/news/article/8814.html

【女性向けファンコミュニティ「KOBE Vi女」】
 今シーズンよりスタートした女性向けファンコミュニティ「KOBE Vi女」では、女性同士でサッカーの楽しさやヴィッセルの魅力を共有できる場として、Facebook、Instagramを開設。スタジアムでの観戦をより身近に感じてれるように、「KOBE Vi女」のスタートアップメンバーが、観戦風景やスタジアムグルメ、おすすめグッズなどの写真を投稿し、その魅力をPR。
 4月12日(日)のホーム甲府戦の「KOBE Vi女」ブースにて、Facebook、Instagramをフォローしていることが確認できた女性来場者に、KOBE Vi女ロゴ入りオリジナル缶バッジを進呈。男性客もフォロー可能だが、特典は女性のみ。
・「KOBE Vi女 Facebook」:http://on.fb.me/1I17GGG
・KOBE Vi女 Instagram: アカウント名:KOBE_VIJO

■Instagramのアカウントを持っていない場合
 [パソコンの場合]https://instagram.com/にて自身のアカウントを作成後、「KOBE_VIJO」を検索してフォロー。
 [スマホの場合]Instagramのアプリをダウンロードし、自身のアカウントを作成後、「KOBE_VIJO」を検索してフォロー。
■Instagramのアカウントを持っている場合
 パソコンやスマホでログイン後、「KOBE_VIJO」を検索してフォロー。
J1神戸公式HP該当ページ:http://www.vissel-kobe.co.jp/news/article/9009.html

【VISSEL RADIO(ヴィッセルラジオ)】
 10日、12日(日)のホーム甲府戦より、クラブ公式インターネットラジオ「VISSEL RADIO(ヴィッセルラジオ)」を本格始動。ラジオ放送やポッドキャストなどをネット配信するWEBサービス「TuneIn」にて、ノエビアスタジアム神戸で開催するホームゲームを生中継。
J1神戸該当記事:http://www.jleague.jp/news/article/1130

  いいですね、「KOBE Vi女」。面白いと思います。Jリーグ等ではよくライト層の取り込みが口にされますが、これらの内容は十分ライト層がカバーできそうなイベントだと思います。当ブログではよく情報開示を口にしますが、まさにそういう企画だと思います。
 あと、ヴィッセルラジオもいいですね。岡山ではRSKさんの中継がありますが、神戸さんは自分のところのオリジナルラジオ放送でしかも、ネットパソコンでも生中継が聴けるってすごいですね。と書いていたら、RSKラジオもパソコンで聴けるようになっていました。
J1神戸関連⑭:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150725
  〃     ⑬:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140408
  〃     ⑫:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140209

  〃     ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120114
  〃     ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111229
  〃     ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111215
  〃     ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20101017
  〃     ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090803
  〃     ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070817
  〃     ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20061210
  〃     ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20061209
  〃     ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20061207
  〃     ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20061206
  〃     ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060323

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日本代表のこと・・・287

2015-04-17 00:02:49 | サッカー(日本代表、W杯等)

 事例紹介コラムです。
 3月の強化試合が終わって試合が無く、ネタ枯れの時期のはずが、ハリル監督の周辺は相変わらずにぎやかです。まずはロシアW杯アジア2次予選の対戦相手が発表されました。
 そして、J1・J2実行委員会で日本代表監督として初めて出席し、いろいろと記録に残る発言をされたようです。注目すべき内容だったので、抜粋して紹介させていただきます。
         
【宇佐美選手へのダメ出し】
 14日に開催された、J1、J2実行委員会で各クラブの代表に対し1時間にわたってJリーグ勢の課題、改善項目を主張。3月の親善試合で招集した29選手の体脂肪率が記載された資料を示し、合格は11%未満の選手、11%台は黄、12%以上の選手は赤くマーキング。「赤い印の国内組はフィジカルの準備ができていない」と厳しい口調。
 「例えば宇佐美。物凄く能力はあり、かなり期待もしている」と抜群のセンスを絶賛する一方で、「たくさん変えないといけない。それをやれば欧州のどこでもプレーできる」と説明。示した資料によれば、宇佐美の体脂肪率はワースト3位の14.1%。12%以上だとケガが増えるとして、期待が大きいからこそ改善を要求。
 国内組の体脂肪率が高い傾向は顕著。8人の赤印で海外組は川島と吉田のみ。ワースト1位は興梠の16.4%、2位は太田の15.2%。各実行委員に対し「クラブでしっかりトレーニングを」と伝達。監督は3月の強化2試合もデータ化し、チュニジア戦での全員の総走行距離は115km、ウズベキスタン戦は117kmという結果。海外組の人数は1戦目が4人、2戦目は7人。体脂肪率の傾向と総走行距離はリンクしているな傾向。
 他にも「速いけどプレースピードは速くない」「球際に強い選手はいない」などJ幹部には耳の痛い内容の連続。更には「日本には疲労回復の文化がないので、日本協会会長に施設建設を要求した」と、要求は多岐に渡っている。
【Jリーグや元代表監督にダメ出し】
 視察したJリーグの戦術面についても指摘。「横パスやバックパスが多い」「速い攻撃は遅攻より3倍効果的」と改善点を指摘。ザックジャパンのコロンビア戦については「攻撃をしながらも守備を組織することが大切。私は全くやったことのない戦術で、『私たちを殴ってくれ』と言っているようなもの」と厳しい指摘。
【審判にもダメ出し】
 Jリーグのレフェリーに対し、少し相手に触れただけですぐに笛を吹くと疑問を呈し、選手が球際に強くなるには、審判も欧州基準への変化が必要と主張。
スポニチアネックス該当記事:http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/04/15/kiji/K20150415010170790.html
サンスポ該当記事:http://www.sanspo.com/soccer/news/20150415/jpn15041505060001-n1.html

【明くる15日の釈明】
 ハリル監督は15日の取材で、3月の合宿時に測定した選手の体脂肪率の数値が流出した事を反省。スピーチした際に掲げたリストから詳細なデータで、本来は代表スタッフのみが知る機密情報で、選手も他の選手の数値までは知らされていなかったという事で「私の責任」と釈明。
 また、そのスピーチで体脂肪率15.2%として公表された太田選手が、実際には9.4%程度であると発表。その使用されたリストの数値は簡易測定の値であったことが判明。実は、3月の代表合宿で行ったのは、体重計のような機械に乗る簡易計測。体格、体質によって大きな誤差が出るとか。
サンスポ該当記事:http://www.sanspo.com/soccer/news/20150416/jpn15041605030001-n2.html
スポーツ報知該当記事:http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20150415-OHT1T50248.html

 舌禍によるちょっとしたトラブルになりましたが、それもハリル監督の「レベルアップして欲しい」という強い優しさからくるものだと思います。宇佐美選手の否定記事は無く、本当の様子ですが、次の招集の時はきっと体を絞ってやって来る事でしょう。期待が大きいから具体的に名前を挙げたようにも思えます。これからもどんどんこういう話題を提供して欲しいですね。

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選手・現場の声38

2015-04-16 00:02:37 | ファジアーノ岡山

 事例紹介コラムです。
 今朝の日経新聞朝刊スポーツ欄「フットボールの熱源」に「トップクラブの文化」というタイトルで、J2岡山と今シーズン新加入した岩政選手の話題が載っていました。また、木村社長か何かの話題かと思って読み始めてみると、思ったより面白くて、つい何度も読んでしまいました。地方クラブの雄としては、すっかり山雅さんに距離を開けられた感があり、めったにマスコミで話題を取り上げられる事が少なくなった中、久しぶりに露出された印象があります。以下、抜粋して紹介。
                 
       ※左の画像はクリックすると拡大します。
 今シーズン、J2岡山に加入した元日本代表の岩政選手の言葉にはトゲがあり、毒がある。引き分けに終わったホーム磐田戦の後に、「このチームはまだサッカーが下手。選手をやっている以上、成長していかなくてはならない。成長していないからJ2にいる訳ですから」とネガティブなコメント。
 J1鹿島からタイのクラブを経ての加入早々、公に「みなさん、このままでJ1に昇格できると思っているんですか」と言って、周囲を凍らせた。歯に衣せぬ岩政選手は、岡山での1年目が終わった時、自己評価の基準をどこに置くのか。「他の選手が上手くなっているかどうか」と即答。
 クラブのJ1初昇格という結果を目指すだけでなく、「サッカーが上手いとはどういう事なのか」を継承していきたいとか。「使命というより、そういう事をしたいと思っているだけ」とコメント。

 岩政選手は役員会が行われている会議室に入るなり、「ホワイトボードを貸してくれませんか」と言って、クラブ幹部を驚かせたとか。同じ新加入の元日本代表の加地選手は毎朝6時半に現れ、9時半からの練習に備えるとか。
 木村代表は「彼らがプロの生き様を見せ、重みのある言葉を発する事で、クラブの格が上がり、クラブが地域から敬意を受け始めたのを感じる」とコメント。「ここは日本一のクラブになると思っている」と岩政選手のコメント。「そのつもりですよねと念を押されているようなもの」と木村代表のコメント。
 「チャレンジ1」プロジェクトを開始したのはその影響でもあるとか。選手もフロントもサポーターも、これまで無かった刺激を受けている。トップクラブの文化がここから熟成されるのかもしれないと締めくくっています。

 岩政選手が役員会に飛び込んだ光景を何となく想像してしまいます。選手としてもそれ以外としても、今まで地元岡山にはいなかったタイプだと思います。元日本代表選手そのものが、「新しい風」だと思います。ひょっとしたら、今までは「自分達でできる」と思ってやってきた価値観が少し破られたのかもしれないし、外の要素を取り入れる事の重大さを再認識させられたのかもしれません。今シーズンからGMが交替して、何となく「変化」を感じていましたが、こういう部分でも「変化」があったのかなと。GM交代に続く「変化」を個人的に期待しています。
 現場と経営はJクラブの両輪。選手や監督などの「現場」部分もそうですが、それ以外の部分でも外の要素を積極的に取り入れたら、もっともっとレベルアップするかもしれません。何分素人で、偉そうな事も言えないので、地元についてのコメントはこの辺で。

 ここからは一般的な話になりますが、「クラブの格」という表現は、当ブログで昔から言い続けた「Jクラブの資格」「Jリーグファミリーの資格」「Jクラブの品格」と同じ意味ではないかと個人的に思います。いろいろと今まで論じてきましたが、ここ最近では「Jクラブの付加価値」という見方で落ち着いています。すなわち、いくら見てくれが良くて、数字が良くても、公共財として地域に根ざし、「地域の宝」になれなければ百年続かないだろうと。
 じゃあ具体的にはどういう事なのか、それはこちらをご覧下さい。あくまで個人的な主観ですが。いくら経営的な数字が良くても、地域の子ども達が「テレビやポスターで顔は知ってるが、どんな声の人か知らないし、ユニフォーム姿で走っている姿しか観た事ないから、実は馴染みが少ない」と思っていないでしょうか。チームの名前くらいは知っているが、地元市民は実は、誰が監督でどんな選手がいるのか全く知らないという状態ではないでしょうか。サッカーしかやっていないからそういう事になっていると。
 その対極的なクラブはJ1川崎であり、J1松本です。特に川崎さんは、選手の地域・社会貢献活動をJリーグで一番実施されています。「サッカーだけやってくれたらいい」と思わず、社会貢献活動の部分を契約に盛り込むかどうかが、個人的には注目部分かと思っています。読者の皆さんの地元クラブはどっちですか?

 個人的には、いくらチームの成績が良くて、上手い選手を揃っていても、それではJ1クラブとして百年続かないと思います。両輪である経営・運営もトップクラブにふさわしい内容と、ふさわしい価値観でなくてはと。岩政選手が多くを過ごしたJ1鹿島で例えてみると、実はホームタウンである茨城県鹿嶋市は人口が何と6万6千人。同じ茨城県の県庁所在地にはJ2水戸があり、隣県には柏や千葉、浦和や大宮と競合しており、新幹線の最寄駅がある訳でなく、交通の便もよくありません。そのいった不利な環境の中で、オリジナル10の古豪として、J1リーグの第一線でやってこれたというのは、成績や数字だけではなく、地域に根ざし、「地域の宝」として愛されてきたからではないでしょうか。
 読者の皆さんの地元クラブも今まで述べてきた、地域に根差した百年続く「地域の宝」として、成長できる事を祈念しております。岩政選手の言葉にトゲとか毒とか表現されていますが、当ブログも自他ともに認める辛口ブログですね。思いがあるから表現が強くなるし、飾らずストレートに表現するから痛くなるのでは。
岩政選手関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20141221

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バスケットボールリーグについて29

2015-04-15 00:07:49 | バスケ(Bリーグ・代表等)

 事例紹介コラムです。
 今朝の日経新聞朝刊スポーツ欄に「事務局長の大河氏招く」というタイトルの記事が載っていました。短いですが、興味深い内容だったので、抜粋して紹介させていただきます。
           
【大河事務総長】
 日本バスケ協会のタスクフォースは、新設する協会事務総長に、Jリーグの大河常務理事の就任を決定。会長にはタスクフォースの川淵チェアマンが就任する見通しで、今後は大河事務総長が日本協会のガバナンスの立て直し、新リーグの制度設計に取り組む。来年開幕予定の男子統一リーグにも今後就任し、協会改革とリーグ運営のかじ取り役を担う模様。
 日本協会の理事全員が辞任届を提出し、5月の理事会等で新幹部を選任。FIBAは川淵チェアマンに会長就任を要請。理事を現行の25人から6人に減員し、事務総長が大部分の業務を執行する体制とする意向。川淵氏と大河氏というサッカー界出身2人でバスケ界の改革を断行。
 大河氏は、’10年に民間からJリーグ入り。昨年に常務理事に就任。クラブライセンス制度の導入や、J3創設に尽力。中学高校時代はバスケ部に所属。中学時代には全国大会でベスト4を獲得。
 新リーグの運営法人のトップは現在川淵氏だが、今夏をめどに大河氏が引き継ぐ見込み。試合会場となるアリーナ確保が各クラブの課題になっているが、大河氏はスポーツ施設を整備する際の資金調達にも詳しく、Jリーグとしては大河氏の流失は痛手だが、「地域に根差したスポーツ文化の熟成」につながると判断。

【bj新潟池田会長インタビュー】
 新リーグにはTKbjリーグ(来季24チーム)は全チームが参加を申請する見通し。チームを失うTKbjリーグは、リーグ運営から退き、バスケット普及や地域の健康支援サービス等で業務を継続。その中で、J1新潟の会長でもあるbj新潟の池田会長へのインタビュー

Q:新リーグにはどう関わるのか。
池:会社は解散せずに何らかの形でスポーツビジネスを展開。バスケットがプロスポーツとして成功するように全面協力するし、新リーグの関連事業に関わりたい。
Q:地域密着を重視する新リーグの運営に関わりたかったのではないか。
池:海外はともかく、日本ではスポーツ団体が株式会社では難しい。新リーグは一般社団法人というのは理解。
Q:新リーグ1部さんかの条件である5千人収容のホームアリーナ確保には、複数のチームから反発。
池:既存施設に仮設スタンドや立見席を設ければ、5千人は難しくない。ファンに指示されれば、自治体が支援してくれる。
Q:参加申請してもスタート時に1部入りできなければ、撤退するチームが相次ぐのではないか。
池:大丈夫。Jリーグも2部に降格してもサポーターは離れない。J1新潟はJ1に昇格する時に大変大きなエネルギーを使った。1年ごとにそうしたドラマが積み重なる事で、もっと強く支援しようという人達が増えてくる。
Q:多くのチームは黒字化に苦戦。各チームは5千人の集客ができるのか。
池:競技登録人口を比較すると、サッカーの約96万人比べて、バスケは約63万人。Jリーグの半分の市場規模はあるので、潜在化させればいい。リーグ統合によって大きな発展の見込み。バスケはリーグもチームもベンチャー企業。黒字化に苦しんだというよりも、分裂による逆風と戦いながら、地域社会のチャレンジ精神あふれる若い経営者が育ってきた。それは大きな成果と認識。

 何かバスケ界にサッカーの勢力が徐々に浸透して行っていますね。まあ、いい流れなのではないでしょうか。これを機に、日本のサッカー界とバスケ界の密な交流や連携が増えていって欲しいです。あと、(昔の)Jリーグ百年構想はぜひ、バスケ界でも取り入れて欲しいですね。逆に見習って欲しくないのが(今の)Jリーグに見られる商業主義性。2ステージ制(全くマスコミに触れてもらえないし、正直観客動員数も既に下がっているのでは)をはじめとする、失敗が目に見えている「チャレンジ」など、逆に反面教師として観て欲しい部分が最近見られます。
 川淵チェアマンもバスケが一段落ついたら、今度はJリーグの改善をして欲しいですね。昔のJリーグに早く戻って欲しいです。最後はサッカーの論評になってしまいましたね。

 そして15日の山陽新聞朝刊スポーツ欄に「バスケ会長に川淵氏」というタイトルで、日本協会の新会長に、タスクフォースの川淵チェアマンが就任するという記事が掲載されました。記事を読むと、その背景が何となくにじみ出ていました。
 「2人とも他競技出身 異例の人事 人材難露呈」とも書かれていました。川淵チェアマンの会長就任は、その手腕を高く評価したFIBAの強い要望。過去に何度もとん挫した国内男子リーグ統一へ向け、強烈なリーダーシップを発揮し、敵対関係にあった2つのリーグとも協力するようになった。
 一方、関係者は「川淵さんがいなくなって、たがが外れてしまう事をFIBAは心配」とコメント。更に三菱東京UFJ銀行出身で、Jリーグの財務強化に携わった大河氏は、川淵チェアマンに直接口説かれたとか。バスケ界がサッカー界に牛耳られてしまう懸念もあるようですが、当ブログから見ると「だからあなた達はダメなのです」と言いたくなりました。2人の任期は来年6月までですが、問題はその後ですね。
バスケットボールリーグ関連:31 / 30 / 29 / 28 / 27 / 26 / 25 / 24 / 23 / 22 / 21 /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /

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プロヴィンチャとしての誇り6

2015-04-14 00:03:10 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 少し前ですが、甲府さんについてビジネスジャーナルに「Jリーグクラブの厳しい懐事情 黒字は少数、激しい収入格差…命運握るGM?」というタイトルのコラムが掲載されました。ジャーナリスト・経営コンサルタントの高井尚之氏が、経営側だけでなく、商品の製作現場レベルの視点を織り交ぜて人気商品の裏側を解説するとあります。
 ビジネス雑誌に載るというのはなかなか無いです。甲府さんといえば、日本のプロヴィンチャの象徴Jクラブで、当ブログとしても好きなクラブの一つです。以下、抜粋して紹介。
           
 J1甲府で'08年月から勤務しているのが、かつてJ1大宮で監督、強化・育成部長を務めた実績のある佐久間GM。以下、運営会社の専務取締役を兼務する佐久間氏にGMの役割や戦力整備について聞いたインタビュー。
【GMの役割】
「日本サッカー界におけるGMの定義はいまだに明文化されていないため、クラブによって役割は様々。自分は、経営陣の一角としてチーム整備やアカデミー(育成)の責任を任され、近年は行政や地域と連携してクラブや山梨県のブランドづくりも担当」と佐久間GMのコメント。
 佐久間GMは、クラブ年間予算の約半分の事業執行権を持つ、チーム強化の最高責任者。チームづくりの仕事は常に発生。昨年にJ1甲府は、J1で自力残留を果たし、'06年の初昇格以来、J1とJ2を行き来し、今シーズン初めて3年連続J1の所属。
 だが、昨季終了後に城福監督が辞任し、慌ただしいオフシーズンとなり、佐久間GMは急遽、後任監督を選定した結果、就任したのがJ1横浜の樋口前監督。
「戦力的に厳しい甲府がJ1残留を果たせたのは城福さんの力が大きいが、『年齢を考えると次の道に進みたい』と決意は固く、辞任を受諾。新監督の選考基準としては、社会性、経験、実績、リーダーシップ、話題性、経費の6項目から総合的に判断。樋口監督は情熱的で人格者であり、'14年天皇杯では、マリノスで優勝。甲府のようなクラブでも、選手をその気にさせる優勝への憧れは重要」と。
 実は樋口監督は、かつて佐久間GMがJ2大宮監督退任後の'7年の後任監督。樋口監督にとってはJ1監督としての第一歩がJ2大宮。選任した理由は、地方クラブの甲府には現実的なチーム強化の視点が欠かせないから。樋口監督氏には、城福前監督が強化した守備力(昨季の総失点数はリーグ2位タイ)を継続し、さらにJ1横浜時代に実践したボール奪取力を期待。クラブ経営が安定した'08年に海野会長が「プロサッカーのチーム運営がわかり、クラブ経営もできるプロフェッショナル」として招聘したのが佐久間氏。
【減収見通しの中、どう戦力を整えた?】
 J1で戦う各クラブには「収入格差」が存在。'14年に発表されたJリーグ開示資料によると、13年度の営業収入で、J1甲府は18クラブ中16位で14億8,100万円。J1とJ2では注目度も違い、広告料の単価も開きがある。この年の平均営業収入はJ1クラブが30億7,800万円、J2クラブが同10億9,000万円と約3倍の格差。J1に残留した甲府だが、今季の営業収入は昨季よりも減収の見通し。
「主な理由は、大口スポンサー企業が1社辞めた事と、観客動員数が多い国立競技場での試合が無い事。本拠地である山梨中銀スタジアムの観客動員数も微減」と佐久間GMのコメント。
 特定の親会社や有力大企業をスポンサーに持たないJ1甲府は、多彩な販促活動で集めた予算内でチーム戦力を整備。経営に関しては海野会長の手腕が大きいが、Jクラブの決算が公開された'05年以降、9年連続の黒字決算はJ1甲府とJ1川崎の2つのみ。
 そんな状況でJリーグを戦い、「結果責任と説明責任」を問われるのがGMの宿命。外国人選手の年棒総額は昨季より35%減にして若返りを進めたため、やむを得ず移籍となった日本人選手も存在。
「戦力的には痛いが、契約期間が残っていたので移籍金も入ってくるし、ビジネス論理だけで動きたくはないが、ロマンを掲げながらソロバンも弾く現実的に選択」と佐久間GMのコメント。
【地域との共生を深掘り】
 「『一体』-プロヴィンチアの挑戦-」が今シーズンのチームスローガン。'15年シーズンで強調する「一体」には、チームの一体感やサポーターが作りだす本拠地スタジアムの一体感を込めたとか。
 昨シーズンの1試合平均観客入場者数は1万2,171人で、。地元サポーターの支持は高く、「祖父母からお孫さんまで、三世代観戦が他のスタジアムに比べて多い」と佐久間GMのコメント。
 ただ、前述した観客数の微減は「高齢世代が足を運ぶ総数が減ってきたため」という事で、魅力的なサッカーで、どう幅広い世代を集客するかが今シーズンの課題。監督としてもGMとしても「理想」を掲げながら、「現実」を見据えて舵取りをするのが佐久間氏の手法。J2大宮を退団後の'08年に、佐久間氏にはJ1やJ2クラブがGMとして、そしてJリーグ事務局からは育成世代の責任者として多数のオファーがあったが、その中でJ1甲府を選び挑戦を続けてきたのは、本人のこだわり。
「日本版のアスレティック・ビルバオを目指しているのです」と佐久間GMは説明。アスレティック・ビルバオは、スペイン1部の古豪で、選手は本拠地のあるバスク出身者で構成。J1甲府はスポーツ強豪校である山梨学院大学と提携、'10年に全国高校サッカー選手権優勝を果たした同大学付属高校とも協力関係を築き、地元有望選手の発掘や育成にも注力。サッカーを軸に地域を再活性させれば、「挑戦」の先に掲げる究極の目標「プロヴィンチアの象徴」が見え、経営資源である「ヒト、モノ、カネ」が限られた中で工夫して結果を出す姿勢は、多くの管理職の仕事に共通。

 ビジネス面から観たJ1甲府の分析はなかなか面白かったですね。甲府さんといえば、スポンサー向けにホームタウン活動をPDFにまとめた「ホーム太タウンレポート」ですね。確か、ホーム戦の時にはスタジアムに全市町村の旗を掲げていると聞いています。
 甲府さんは、'05年にホームタウン編成をこれまでの「山梨県甲府市、韮崎市を中心とする13市町村」から「山梨県甲府市、韮崎市を中心とする全市町村」に広域化されています。いいですね、「全市町村」という言葉は。ちなみに地元岡山のホームタウン表示を観てみました。「岡山市、倉敷市、津山市 を中心とする岡山県全県」でした。一見全く同じようにも見えますが、当ブログでは全然違う表現に思えます。地域に根差すというのは、こういうところなのかもしれません。
ビジネスジャーナル該当記事:http://biz-journal.jp/2015/03/post_9153.html
J1甲府関連:21 /  /  /  /  /  /  /  /  /
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次に向けて頑張りましょう99

2015-04-13 00:06:39 | ファジアーノ岡山

 PV生観戦レポです。
 昨日、ウルトラスで開催された、ファジのアウェー磐田戦のPVに参加してきました。入店しましたが、相手は古豪の有名クラブという事で、席もいっぱいではないかと少し早めに行きましたが、そうでもなくいつもくらいの入りでした。いつものように、カウンターでドリンクを購入しましたが、この日もスタッフはみんなユニレプをまとっています。ふと見ると、何やらアウェー戦PVの限定メニューの告知が貼られています。ファジの名前が付いたカクテルです。こちらのお店も段々とファジアーノカラーに染まってきましたね。
 ほどなくして、山やん君が登場。他のメンバーは現地なのか、多忙なのか参加せず。本当にやむを得ない用事ならいいが、優先順位が替わっていない事を祈ります。
   
 試合の印象としては、磐田さんは長短両方のカウンターサッカーでした。去年の影山サッカーでは、ポゼッションサッカーと、ガチガチで守るサッカーの相手は苦手としていましたが、今年の長澤サッカーはまだよくわかりません。磐田さんとは昨シーズンは2分けという結果で、強豪相手としてはどちらかと言えば相性がいい相手なのかなと。しかし、足元の精度が少し低かったですね。それでも前節の徳島さんはJ2という印象でしたが、磐田さんは足元がイマイチでもJ1レベルという印象でした。それでも、前半はお互いミスが目立ちました。
 その中で前半22分、DFとの連携ミスからGKのクリアボールが相手に当たり、押谷選手がごっつあんゴールを決めました。元磐田の押谷選手としては、無茶苦茶うれしかった事でしょう。まさにお礼のゴール。しかし前半42分に、確か加地選手のミスから、ボールを奪われて同点弾を決められました。解説では、これでやられた事をやり返したみたいな言い方をされていましたが、まさにそんな感じでした。
   
 そして後半、磐田さんは前半とは全く違うチームに変貌していました。ハーフタイムに名波監督がどういう指示を出したのかはわかりませんがあ、一気に足元の精度が高まり、岡山のボール保持率が下がりました。まさにJ1の強豪と試合をしているような展開で、本来の力がこれなのかなと思いました。
 全体の印象としては、有名な新加入3選手が今一つだったかなと。先発した矢島選手も前節のボレーシュートは素晴らしかったが、昨日の試合では「何か矢島は足元が悪いな」とか「スパイクとピッチが合っていないみたい」とか言われており、後半早々に交代となりました。加地選手も、イエローをもらっていたし、全体的にもう一つの印象でした。そして岩政先生。解説では「(磐田の)伊野波選手が、鹿島時代に世話になった岩政選手と、また同じピッチに立てる事にものすごく感動している」と言われていましたが、またしても終盤で相手選手や主審とのお話シーンが出ていました。経験からのテクニックなのでしょうが、この試合ではファウルで、相手ゴール手前でFKを与えていたりしていました。「CKからの岩政の頭での得点」を当初期待されていましたが、完全にマークされているのか、以前ほど相手を脅かすような感じには見えなくなりました。ぜひ岩政ヘッドの得点を見せて欲しいです。
   
 この試合では、相手のデカモリシこと森島選手がまず注目されていました。確かに大きく威圧感満点で迫ってきましたが、後半にリネカー以来の元イングランド代表で話題のジェイ選手と交代。4節ぶりの復帰のジェイ選手は昨シーズンはタイリーグでプレーしていたためか、岩政先生と試合前にハイタッチしていた模様。確かに上手かったですね。あと、元日本代表の伊野波選手。そういえばここだったなと。磐田さんは前節で後半からの大逆転劇を演じていて、昨日も後半が怖かったですが、何とか守りきりましたね。
 報道の戦評では、磐田さんは開始直後から岡山の積極的なプレスに苦戦し、プレッシャーからか、守備の連係が乱れると先制される。それでも、中盤でのボール奪取から同点に追い付くことに成功。後半に入ると、川辺とジェイらを投入するが、2試合連続の逆転勝利とはならずと。
 磐田さんはこの日まで5勝1敗と相手を圧倒してきましたが、名波監督の「岡山の方がボールアプローチで上回っていた」とコメント。岡山は3バックで臨んだ結果できた左サイドを突いた同点弾でしたが、その後は岡山の守備ブロックを破れませんでした。シュート数も、岡山の2倍を超える磐田さんの15本。
 あと、試合終了後に解説者の「岡山は元J1の大宮、セレッソ、磐田に引き分けと、しぶといですね」と言っていましたが、みんな苦笑いしていました。早くこんな言われ方をされないように、存在感を増して欲しいですね。お疲れ様でした。

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松本山雅の強さ19

2015-04-12 00:05:27 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 たまたま山雅さんの公式HPを観ていたら、「2015 松本山雅FCサポーターミーティング」の議事録がきちんと掲載されてあるのを見つけ、読みふけってしまいました。ものすごく長い議事録でもありませんが、内容は極めて深いと感じました。根本的な「違い」という意味で、少しカルチャーショックを受けました。全国の市民クラブに関わる方々も読まれてはいかがですか。サポカンの議事録というと、長く某黄色いチームのものをずっと読んでいましたが、黄金時代を経過して、インパクトが強くなくなった気がします。そんな中で山雅さんのものは、改めてJクラブはこうあるべきだと再認識させられる内容だと思います。サポカンを今まで実施した事がないところもあるようですが、本来はクラブ主催で、しっかりファン・サポーターと意見交換する場だと思っています。以下、簡単ですが、内容を抜粋して紹介します。
  
※画像はサポーターの方のブログより

【クラブの数値面での成績】
 昨年は予算の部分でも、10億3千万の予算に対して 、かなりの収益を計上。12月時点の予算執行表でも、12月末の時点で収入が11億3千万円に達しているという事で、1月決算には11億5千万円くらいの収益になる見込み。
 J1昇格がかかった試合が多かったということで、入場者数が当初の目標12,400人の平均に対して、入場者数が12,700人を超え、 それに伴って グッズ収入、スポンサー収入も増加。このような形で113~4%の予算額が伸びたという事で、 最終的には約2~3千万円の黒字を達成できる見込み。NPO時代を通して10期連続黒字経営を達成。Jリーグに昇格して3年目の決算を迎えるが、J2の初年度が約8億9千万円、2年目が9億4千万円、3年目が11億5千万という事で順調に推移。
 当初描いた5ケ年計画では、Jリーグに昇格年より3段階を踏むという事で、第1段階が予算8億円で入場者数8千人、第2段階が、10億円で1万人、第3段階が12億円で12,000人という中期計画を立てたが、それを5年経たずに3年で達成できたということは大きな成果。
 J1に何年で昇格するという目標は無かったが、こういった目標を達成できれば、必ずJ1に上がる事ができると踏んでいたので 、それを予算に対して達成できた進捗状況。
 現在17億を超える予算の予定。この数字は、一昨年のJ1鳥栖の予算に匹敵し、J1中位に位置する収益をあげられるクラブになれる見込み。ただ 、それだけではJ1に定着するクラブにはなれないので 、早い段階で20億円、その先を目指す方針。
【専用スタジアム】
 山雅ドリームサミットでも説明したとおり、やはりスタジアムのキャパシティの問題が存在。改修ができないならば新スタジアムを建設するという事で 、ドリームサミットでもそのような提案。概ねドリームサミットの参加メンバーからは、成長戦略を描くために、街中の多機能複合型スタジアムが良いのではという意見が非常に多いという状況。今後、分科会で議論していく予定。たぶん今年の7月は提言がされる模様。
【クラブの価値観】
 クラブとしては、山雅スタイルいう言葉が紙面でも取り上げられているが、市民参画型クラブであると認識。身の丈経営、来場者からチケッ ト収入やスポンサー収入を効率的に、チームの強化に使っていく方針。
【5つの課題】
 ドリームサミットで、昨年5つの課題が出た。「収入拡大」「スタジアム環境の整備」「育成 組織の整備」「チーム編成」「練習環境」と大き く分けると5つのテーマ。今後については、5つのテーマを、各分科会に別れて話をしていこうという事で7月に向けて、クラブとしての今後50年の方向性を提示・提言していく方針。
【行政の出資】
 行政と出資を含めていろな話で協議をしているが、現在は旧中信地区と言われた行政へ出資を依頼して おり、出資ができれば、ホームタウンとしてJリーグに申請すると説明。クラブがホームタウン活動を実際にできるのかどうかを考えると、むやみに広げられないという事情あり。実際に岡谷市民からも出資をして、岡谷市もホームタウンにできないのかという相談もあったが、クラブとしてはも っとも市民レベルで盛り上って、なおかつ後援会ができて初めて検討したいと説明。
【①参加者の質問】
 クラブハウスがどういう形になるのか、その図面が示されていないとか、色々な意味で発信されている情報が、サポーターとしてストレスが溜まるような状況。もう1点は、ファン・サポーターと距離感を近くして同 じ方向を向いている体制が必要。例えば ファン・サポーターがいつでも立ち寄れる場所、クラブの直営ショップやサポーターサロンのような所、喫茶店山雅を復活させるという話があるが、そういったファンサービスがクラブとして必要なのではないか。その2点を要望。
【①クラブ側の回答】
 クラブと距離感という問題については、選手・クラブ側とファン・サポーターとの距離感としては、Jクラブの中でも一番の近さを意識しているので、もっと近づけていきたいと認識。実際に、本年が50周年の節目ということで、喫茶山雅復活も前向きに検討。クラブとしても、ファン・サポーターと、選手、クラブが非常に近い関係でやっていきたいと認識。本来なら、クラブハウスの中にスペースがあって、記者会見をしたり、選手・監督がインタビューを受けたり、選手・監督がインタビューを受ける時も、ファン・サポーターが見える所で出来ればやれば距離が縮まるとイメージしていたが、事務所の立ち退きという状況で断念。
【②参加者の質問】
 上土商店街で後援会支部を設立する話を聞いているが。今までは自治体単位での設立が基本だったと思うが、商店街でということで、今回のミニマムな単位での設立に注目。
【②クラブ側の回答】

 J2松本は色々な想いが集まってできた組織。後援会というのは、山雅を応援して集まったコミュニティの場所で、色々な方が楽しめる組織であり続ける事が出来れば立ち上げた意味があると認識。そういった中で、支部が少しず つ広がっていったと聞いており、更に支部を立ち上げたいという声があるのは、非常にありがたい。今後、支部が増えていく と、バランスが必要になると思われるが、後援会に判断を委ねたい。

 という内容でした。当ブログとしてまず、山雅さんを評価したいのはサポカンの議事録をしっかり公式HPで公開している事。これは段階の話になりますが、サポカンの開催の有無から始まり、サポーター主催かクラブ主催か、内容がどうなのか(シャンシャンな内容になっていないか)、議事録をアップしているかどうか。サポーターサイトかクラブ公式サイトかという段階ですが、左から右に付加価値のレベルの高低があると思っています。当ブログでもサポカンについても、「Jクラブの付加価値」として、評価基準の一つとして「サポカン」関連の記事をアップしています。当ブログにはカテゴリーに関係なく、様々なクラブさんが観に来られているようですが、参考にして下さい。実施していないところは、「変な人が変な発言されるのが怖い」から実施しないという、初歩的な動機を思い直してぜひ実施して欲しいですね。情報開示・発信性の低いところがやっていない傾向があるように思えます。

 内容ですが、数字の部分はすごいですね。プレーオフからの「体験昇格」ではなく、J1中位を目指している姿勢は、プレーオフ進出ではなく、自動昇格でなければ意味がないという当ブログの論調と一致しています。
 市民参画型クラブが「山雅スタイル」というところも素晴らしいですね。そういう姿勢のところは無いと信じたいですが、市民が参加できない商業主義の姿勢とは真逆の姿勢をはっきり口にされているところが素晴らしい。
 クラブの存在する5つの課題をオープンに提起して、「山雅ドリームサミット」という公開討論の場をもう4回も開催しながら、三位一体で協議しているというのは素晴らしいの一言です。こういう場を設ける力があるかどうかも、Jクラブの品格に値するのではないでしょうか。
 「選手・クラブとファン・サポーターの距離感」も当ブログで、大昔から口にしているキーワード。堂々と口にされているところが素晴らしい。Jクラブの中で一番近いのではないかと口にされるという事は、距離感が近いという自信がある事の表れであり、もっと近づけたいという姿勢は素晴らしいです。
 後援会についてもあくまで一般的な話ですが、以前に「物を言われる存在を作りたくないから後援会を作りたがらない」という価値観があるのではないかと、ネットかどこかで目にしたと触れた事がありますが、そういう価値観とは根本的にレベルが違いますね。後援会についても、「Jクラブの付加価値」として、評価基準の一つとして「後援会」関連の記事をアップしているので参考にして下さい。
 以上、素晴らしいという言葉が何度も出ましたが、やはり素晴らしいクラブだと思います。理想的な「親企業を持たない市民クラブ」だと思います。これから上を目指していこうと思われるクラブさんは、ぜひ山雅さんを参考にすべきだと思います。お手本とする部分を誤らないようにと個人的に思います。おっと、そういえば今日は某黄色いチームと試合でしたね。試合結果はともかく、いい試合をして欲しいです。出張とタイミングが合えば、アルウィンに行きたかったなと。
J1松本公式HP議事録ページ:http://www.yamaga-fc.com/news/files/2015/04/0402-3.pdf
J1松本公式HP該当記事:http://www.yamaga-fc.com/news/2015/01/17/1421484129183.html
J1松本関連⑳:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20141129
  〃    ⑲:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20141004
  〃    ⑱:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140531
  〃    ⑰:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140404
  〃    ⑯:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140203
  〃    ⑮:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130707
  〃    ⑭:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120412
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  〃    ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120709
  〃    ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120415
  〃    ⑧http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120317
  〃    ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120316
  〃    ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120107
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  〃    ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111030
  〃    ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110913
  〃    ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110818
  〃    ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110817

 話は変わり、昨日ウルトラスで開催された、ファジのアウェー磐田戦のPVに参加してきました。その模様は明日。

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日本代表のこと・・・286

2015-04-11 00:04:37 | サッカー(日本代表、W杯等)

【PV情報】4/11:ファジのアウェー磐田戦、ウルトラスにてPVあり。

 事例紹介コラムです。
 先日、個人的に興味のある情報が出ました。就任会見でハリル監督が「このノートに選手の情報はたっぷり掲っている」と手にしてしたノートです。そういうノートが購入できるのなら、一サッカーサポーターとして、個人的に活用してもいいかなと思います。以下、抜粋して紹介。
           
 ハリルホジッチ監督が愛用するノートが発売。先日の就任会見の席上、新指揮官が情報管理ツールとして披露し、話題になっていた「ハリルノート」。ノートはフランスの文具メーカー、オックスフォード社製でハリル監督が愛用していることからこのほど、日本の文具を輸入する会社が国内での発売を決定。ノートは、約100年の歴史を持つ仏文具メーカー「オックスフォード」社製の新商品「スチューデントSOSイージーノーツ」。元々は同社製品の国内での取り扱いはごく一部にとどまっていたが、文具輸入会社のフェリッティ社が、ハリル監督就任会見でのノート披露に着目。オックスフォード社との交渉を進め、発売を決定。

 左隅に約3センチの横長の空欄を配した以外、5ミリ×5ミリの方眼が全面に広がる珍しい規格。「スチューデント」と銘打った商品だが、学生のみを対象にしたものではなく、メモ書きやデザイン、スケッチと汎用性の高いものになっているとか。
 サッカー用として使う際も、空欄は人物名や経過時間の記入に適しており、方眼はピッチ図やフォーメーションを即席で描くのにピッタリ。また、表紙は紙ではなくポリプロピレン製のため、長期間の使用にも合っている規格。
 さらには現代的な機能として、スマホに専用アプリをダウンロードしてノートの帳面部分を撮影すれば、ファイルとしてデータ化が可能。メールに添付して送れば、情報などを瞬時に共有が可能。昨年、欧州で発売されるやいなや、文具ファンの間で話題となり、今年の「ヨーロピアンオフィスプロダクツアワード」も受賞した逸品。
 A4サイズで、めくりやすい縦型リングとじタイプ。国内での販売は6月を予定しており、価格は1,300円前後となる見込み。色はグレー、ピンク、ブルー、オレンジの4色だが、ハリルホジッチ監督はオレンジを愛用しているため人気が集中する見込み。
スポーツ報知該当ページ:http://www.hochi.co.jp/topics/20150323-OHT1T50203.html

 面白い情報ですね。個人的にはノートのそのものよりも、以前の「オシムの言葉」のように、ハリル監督自身の考え方を学ぶ書籍の販売を期待でいますが、そのうち発刊されるかもしれません。まずは、形からという事で、このハリルノートを買いたいと思います。何よりおフランス製というのがいいですね。デザインもカッコいいでしょうし。早く発売されないかなぁと。
 また、別の情報を知りました。製造メーカーなり、商品ノートのもっと詳しい話です。

 オックスフォード社は100%フランスのブランドであり、元々は100年くらい前にノートメーカーとして誕生し、現在ではヨーロッパ全土でのメジャーなノートブランドだとか。ハリル監督が手にしていたノートはまだ日本には無く、特徴としては紙が非常に滑らかで、他のノートに比べて非常に白さが目立つとか。インクとのコントラストがきれいで、特に青インクが映えそうであると。
 この「ハリルノート」はノートの紙質も良く、サイズはA4。ページ数も160ページと多い。スケッチブックのようなリング式だが、横開きではなく、縦開きと珍しいスタイル。重さはちょっと重く、大きくて重いタイプはデスクワークというよりは、机が無いところで書くのに向いている様子。見返すというよりは、書き込みやすいという特徴で、サッカー向きではないでしょうか。

 早く勝って使ってみたいですね。他の情報として、ハリル監督がチームに導入した3つの新ルールというものがあるそうです。
①「ストレッチ中は私語厳禁」
 これまで選手達はリラックスして談笑しながらストレッチを行っていたが、ハリル監督は自分の身体のケアに集中すべきとして私語を許さないとか。
②チームの一体感を出すため、食事は全員で食べ始め、全員で食べ終わるというもの。
③選手の負担を軽くするため取材時間を短縮、試合前日であれば質問は記者一人につき1問にするというもの。

 また、こういう情報もありました。それはゾーンディフェンス向上のための練習で使う3本のロープ。ハリル監督はそのロープを手に取り、大股で5歩分を測った。氏の体格なら、7~8メートルくらいになるのか、スタッフと協力しながら、ロープの端と端に、輪を作ったとか。
 味方同士のディフェンスの距離感を意識する戦術トレーニングに使われたと思われ、両端の輪を持てば、お互いの距離をキープしながら動くことができる。別段、目新しいものではなく、ゾーンディフェンスの基礎を叩き込むとき、よく用いられるメソッド。
 セオリーとして、ゾーンディフェンスにおけるポジショニングは、次の3つの優先順位で決定。
①ボール  ②味方  ③敵

 ①は相手が持っているボールと、自陣ゴールを結ぶ直線ルートに集結し、中央に対するディフェンスの密度を高めることを意味。たとえば左サイドにボールが動いたら、全体がスライドし、左サイドの密度を高めるというもの。
 その上で②で味方同士の距離を適正に保ち、お互いにカバーリングがしやすい状態を作る。③の敵の位置も意識はするが、ボールとは関係のない逆サイドに敵が立っている場合、それは見ておくだけに留める。①と②を優先してボールサイドに集結し、味方同士の距離を保つポジションを取る。
 これらは極めて基本的なゾーンディフェンスのセオリーだが、日本代表のレベルでもルーズになることがあり、失点につながっている。その点をハリル監督は指摘したとか。一刻も早く、ハリルジャパンを生で観たいな。今年また大阪とか来ないかなと。

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