CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

風林火山 逆襲!武田軍

2007-07-23 08:34:53 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ風林火山
板垣と甘利を失いつつも、新しい武田軍を見るため
もりもりと視聴でありました

さて、大打撃をこうむっての敗走
あの悔しさに溢れた晴信の苦悩もステキでありましたが
悔しさと悲嘆においては、デンベエがよかった
あんなに泣かれては、もらい泣きしてしまう
とりあえずデンベエは生き残ったのかと
安心したのであります
デンベエの今後の生き様がまた、感動するんだろうな
いい塩梅です

で、退場したという余韻を十二分に楽しませてくれる
旧臣二人の幻登場がまた、ステキ
NHKの大河ドラマって、死んだ人が
亡霊になってよくよく出てくるよなと
ここ最近の大河ドラマで、誰かが怨霊か悪霊になって(今回違う)
必ずやってくる次第、くるのかなと思っておりましたが
はっきりくっきりとやってきた甘利に驚いた次第
というか、なんであんなに堂々と
そして、幽霊メイクも特殊効果もなしに
するっと甲斐を案じているのかしら
あまりの堂々ぶりに過去の話かと思っていたのですが
母上様の声が身にしみたのであります
ああやって、昔の人はみんな成仏してったんだろう
いや、でも、あの亡霊がいればいるほど
甲斐は安泰のような気がせんでもないが
まぁ、それはそれ

板垣の幽霊っぷりは、ちょっとやり過ぎだと
個人的に感じてしまったのでありますが
あの晴信の慟哭だけで、充分
ステキ、オヤカタ様本当にステキだわ
信繁が何を思って、お館様と呼ぶと宣言して
その舌の根が乾かぬ内から、兄上とか呼んでたのか
わからんが、あそこでの
諸角の慟哭もステキでありました

老将が一人、死に場所を失って生き延びていく

こういうシチュエーション大好きであります
諸角の信繁溺愛っぷりもほほえましいとずっと思ってたんだが
ああいう爺や風の老将が、その己の人生を悔いる姿は
たまらんもんがあるなと、感激でありましたところ
武人として、守り役として
板垣とはまた別のその生き様がステキであります
川中島が、今から涙なしで見られないこと請け合いになってしまう
死に急ぐではないが、死に場所を見極めるのは
武人にとって一つ、とても大切なことだと
せつせつ思ったのでした、素敵よね

そいでもって、笑いどころなのか
あの高遠の奮戦っぷりも面白かった、小笠原様とのコンビが
今後見られないかと思うと
あれはあれで至極残念、誰が指示したのかわかりませんが
先週の板垣奮戦と近いシチュエーションを作って
あっさり捕まってしまうところ
面白かったのであります
というか、本当、ダメに書きすぎではないかあの二人を
思わないでもないですが
あれはあれで、愛されるというのか
武将として1ジャンルのような気もしてきたのであります

そして、
最後ちょろっとだけ予告で出てきて
全部持ってったような威圧感を発揮していた
宇佐美様緒方様
来週もすげぇ楽しみであります