CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

平清盛  殿上の闇討ち

2012-01-29 20:46:20 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「平清盛」
視聴完了でありました
今日も今日とて面白かった

話としてはド定番というか、直球だよなと
思うのでありますが、それがまた非常によろしい
まっすぐに届いてくるという、ステキ表現を使いたくなる
なんとも、わかりやすく、そしてドラマを描いている感が
すばらしく心地よいと思うところ
西行の登場も、いい塩梅で紹介されていたし
なんというか、あのあたりの表現は、
なんとなし、坂の上の雲を思い出させるなと思ったりしたのですが、
ステキでありました、
ただ、北面の武士が、ただのイケメン集団に挿げ替えられた感が
なんというか残念でありましたが
だんだん、そうだったような気がしてくるのでありますね
おそろしやおそろしや

相変わらず子供のままの清盛をはつらつと出しつつ、
それにはちゃんと意味があるという大人の叱りが入る、
なんだか、世の中をハスに見がちな清盛が、
前回は叱られて悟るという図から、
今回、自ら悟るという図になって、成長が綺麗だなと
せつせつ思い知るのであります
まぁ、見ようによっては、前回と話一緒じゃんと
そんな具合でありましたが、それはそれ
昼間のパパの凄さを伝える回だったわけであります

今回、もろに三十三間堂だと感激して視聴したわけですが、
あれがあの時代に、ああして出来たものだと
生まれて初めて知ったりするあたり
どうにも駄目だなと思うのですが、
あの荘厳さと、それに気圧されるというか、魅入られるという
鳥羽上皇のよさがずば抜けておりました、
あれと壇さんのたまことのやりとり、雰囲気、そして
りょうさんを含めた、あの空気感が大好きであります
退廃とは違うんだけど、どろっとした具合が
すごくステキ、ああいう場面こそが、
女性受けなのでなかろうかと思うんだが
みんな物の怪風に描かれているから、受けないんでしょうね残念

きな臭い政治話を含ませつつ
というか、それが中心になる武士の話というのは
非常に見ごたえがあるテーマだよなと
今後も、男くささを忘れずに進めてほしいと
毎回でてくる小汚い男どもの宴シーンともども
楽しみにしていくのであります
あの小汚さを見ていると、なんだか、大河が安心して見られる
あれによって、殿上の美しさも出るというものと
思ったり信じたりするのであります

それはそうと、鱸丸の格好をもう少しまともにしてあげたいと
ちょっと感じたところ、
その後の海賊関連で活躍するからでありましょうが、
なんとなし、浮いていると感じてしまうのが
残念至極でありますが、それはそれ、また次回