CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

ドラマ 新撰組血風録

2012-08-02 21:42:09 | ドラマ映画テレビ感想
BS時代劇シリーズの地上波放送が先日終了しました
一度、長坂くんの話で思わずレビウってしまいましたが、
とりあえず全部見たので感想を書いておく次第なのであります
なかなか面白かった

内容は、題名のとおり、司馬遼太郎原作の
同名小説をドラマにしたという感じであります
ただ、一本筋というか、ストーリーをつけたというか
もともとは、雑話集のような一話完結短編が集まっている
そういうステキ小説なのでありますが
ドラマということだからか、だんだんと新撰組の時代が進んでいく
そんなつくりになっていたのであります
大きく違うのは、それだけでなく、
主役が新撰組それぞれというではなく、やはりというのか、
土方が真ん中という扱いでありまして、
それとオリジナルの女性とどうのこうのと
原作にはないアレンジが入っていたところであります

まあ、正直そういった色恋がどうしたとか
そんなのはどうだってよいことでありまして
新撰組というものをどれくらい描いてくれるか
というか、殺陣はどれくらいあるんだろうかなと
時代劇として楽しみにしていたのでありますが、
残念ながらそういった内容はやや薄めでありまして、
ちょっと残念だったのが、それなりにキャラ立ってた
原田&永倉が、ほとんど活躍というか
話に絡んでこなかったのが残念
まぁ、もともとあの二人の話なんて、
原作にないんだから当たり前といえば当たり前なんだが
なんだか、ちょっと残念だったのであります

当然のように、メインの話というか
一番大きな話は、伊藤派との抗争で、
篠原先生のあたりとかは、割とこまめに描かれていたものの
やっぱり、原作知っている人じゃないと
ちょっととっつきにくいというか、わかりづらいなぁというのと、
一本話を通したけども、何という話でもないというか、
ぶっちゃけ、新撰組の歴史をおうにしては浅いし、
時代劇としては微妙と、少々残念なできばえになっていたのでありました

そんなわけで、長坂くんの話以外はさほどに
気にも留めていなかったのでありますが、
原作で好きだった「菊一文字」の話は、
かなりうまい具合にアレンジされていて、目を見張るものがありまして
沖田のよさがよくよく出ていたと思うのであります
でも、いろいろと暗いところがある話よりも、
ばっさりばっさりと時代劇している話を
もっと選んでほしかったと思うのであります、

源さんの話、武田の話、谷の話、
このあたりは、あの斉藤を使っておいたら
結構アレンジできて面白かったんじゃないかなと
思ったり思わなかったり、
でも、途中で狐つきになった、胡沙笛の話はよかったとか
あれこれ書き連ねて、とりあえず見た、
それなりに面白かったと、メモっておくのでありましたとさ