話が伝わらなくて困ったときに読む本 著:河合薫
誰とでもしゃべられるとか、なんか、そういった本を
どうしても読みたくなってしまう
コミュニケーション不全のわたくしであります
いや、この不全原因もほぼ、前回までに読んできた
こういった類の本によって解明されていて、
それが不治に近いという状況から
無理だろうと思うんだが、ひょっとしたら
その部分に何かクローズアップしてくれているかも
なんて、甘いことを思いながらひっそり読んだのでありました
コミュニケーションとはなんぞやというところから、
そもそも論が描かれております
結論から申しますと、この本もやはり、
他のそれこれと同じで、「伝えたい」というそれから
何もかもが始まっておりました
そうだよな、そらそうだわな
自分でも矛盾があると常々思うんだが、
人と話すのが嫌で嫌で仕方ないというのに
メンタルが近いというにもかかわらず、なんか会話しないといけない
そういう症状の自分は、こういった本にある、
話したいのに話せないというのとは相容れないのであります
それを確認するかのように、コミュニケーションでは、
相手の気持ちを理解して、自分が言いたいことを理解して、
どうしたら理解してもらえるかを考えるという
極めて普遍、とても自然なそこに帰結していたのでありました
もっとも、この本のよかったところというか、
つかみのところは立派というか、ちょっと目を輝かせてしまったのですが、
子供の頃に、わけもわからず海外で住むこととなって、
会話がまったく伝わらなかった時期、そこで、
真剣に考えて、名前を伝えて、相手の名前を聞こうと思った
その子供の頃の著者がとった、身振り手振りによる会話、
その文章は実にすばらしかったのであります
わかりあえたという喜び、この本の一番の肝なんですが、
そこがものすごくよく描写されていたのでありました
こういった経験は、なきにしもあらずではないかなと、
自分に照らすこともできたのでありますが、
結局は、なぜか、というか、いつものように
そういうテクニカルがわかっても、実行に移せない
先日読んだ、岡本太郎に言わせると
最低極まりない害悪のそれによって、
何もしないまま終わるという
実に無益な、これもまた、普遍的な価値観に陥っていくと
まぁ、自己嫌悪したりなんだったりしたんですが、
ともかく、会話のコツはすでに、マスターしつつあると
自分を確認でき、この本といえば、
非常に読みやすくて、そのコツをかなりわかりやすく説明していたと
自分のニーズとあわなかっただけで、よい本だったと
メモっておくのでありましたとさ
誰とでもしゃべられるとか、なんか、そういった本を
どうしても読みたくなってしまう
コミュニケーション不全のわたくしであります
いや、この不全原因もほぼ、前回までに読んできた
こういった類の本によって解明されていて、
それが不治に近いという状況から
無理だろうと思うんだが、ひょっとしたら
その部分に何かクローズアップしてくれているかも
なんて、甘いことを思いながらひっそり読んだのでありました
コミュニケーションとはなんぞやというところから、
そもそも論が描かれております
結論から申しますと、この本もやはり、
他のそれこれと同じで、「伝えたい」というそれから
何もかもが始まっておりました
そうだよな、そらそうだわな
自分でも矛盾があると常々思うんだが、
人と話すのが嫌で嫌で仕方ないというのに
メンタルが近いというにもかかわらず、なんか会話しないといけない
そういう症状の自分は、こういった本にある、
話したいのに話せないというのとは相容れないのであります
それを確認するかのように、コミュニケーションでは、
相手の気持ちを理解して、自分が言いたいことを理解して、
どうしたら理解してもらえるかを考えるという
極めて普遍、とても自然なそこに帰結していたのでありました
もっとも、この本のよかったところというか、
つかみのところは立派というか、ちょっと目を輝かせてしまったのですが、
子供の頃に、わけもわからず海外で住むこととなって、
会話がまったく伝わらなかった時期、そこで、
真剣に考えて、名前を伝えて、相手の名前を聞こうと思った
その子供の頃の著者がとった、身振り手振りによる会話、
その文章は実にすばらしかったのであります
わかりあえたという喜び、この本の一番の肝なんですが、
そこがものすごくよく描写されていたのでありました
こういった経験は、なきにしもあらずではないかなと、
自分に照らすこともできたのでありますが、
結局は、なぜか、というか、いつものように
そういうテクニカルがわかっても、実行に移せない
先日読んだ、岡本太郎に言わせると
最低極まりない害悪のそれによって、
何もしないまま終わるという
実に無益な、これもまた、普遍的な価値観に陥っていくと
まぁ、自己嫌悪したりなんだったりしたんですが、
ともかく、会話のコツはすでに、マスターしつつあると
自分を確認でき、この本といえば、
非常に読みやすくて、そのコツをかなりわかりやすく説明していたと
自分のニーズとあわなかっただけで、よい本だったと
メモっておくのでありましたとさ