CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

八重の桜  残された時間

2013-11-24 20:45:22 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「八重の桜」
視聴完了しました
ちょとたるんでいたように思ったところ、
ぱしっと、決まった回であったと
満足しております

冒頭から、伊藤と大隈の会談があり、
さらりと「政治理念の違いなど瑣末なこと」と
言わしめたのは非常によい台詞でありました
本当に大切なことが何か、そしてそれを為せるのは誰か
そういう会話というのは、幕末の匂いが残る
この時期ならではなんでないかしらと、
新しさに目を見張るのでありました
あれが、ちょっと時間が経つと、なんというかな、
そうではない誰かを選ぶといったことになるんだろうと
まぁ、あの頃も実質は、藩閥だったので
大した話しでもないんだが
ともあれ、よいシーンでありました

その後、寄付金を集めるために奔走する
新島夫妻を描いていたわけでありますが、
コミカルでもありつつ、財界のかたがたとの会合は
もうちょっと脂っこい感じに書いてもよかったんじゃないかと
物足らなさを思ったものの、
台帳に、岩崎弥之助の名前があったのが
なんというかぐっときました、いいですね
代替わりしているんですな、哀しいが面白い

その財界人のあれこれは、もうちょっと面白く描いて
政商というその姿をあぶってもよかったんじゃないかと
ついつい贅沢をいってしまいますが、
彼らの毒に中ったかのように、襄が倒れるのは
それまた、話しが違うということで
今回のは仕方ないのかと勝手にひとりごちるのであります

鎌倉静養については、八重がちゃんと決まっていたのに
襄がなんせへっぽこであるというのが
構えから見てとれるというのは
いい見せ方だなと、射的場の姿は楽しい一幕でありました
その後、まぁ、解っていたものの
襄の死期が迫るということの様子でありまして、
ちょっと話数も数えてみたら、襄が死んで2回くらいで、
兄様、母様を看取りながら、看護婦になるのかならないのか
なんというか、どうするのか見えないまでも
大学設立されたというあたりで終わるのかなと
今回ので思ったのでありました