いい名 著:紫舟
本というか、カタログというでもない、
紫舟先生の書が見たいなぁと
ずっと考えていたところ、目に入って読んだというか
眺めたのでありました
名前をエピソードとともに紹介し、
そこから浮かぶスタイルで書にしたためた
そんな作品集であります
紫舟先生については、美の壺の題字にはじまり、
龍馬伝の題字と、その年のNHK書初めにて
見事なそれを披露されたのを見て
すっかり魅了されたというか、
いや、書道というのは、やっぱりいいもんだなと
あこがれてみていたのでありました
その、紫舟先生の書が、いくつも見られるというのは
なかなかに眼福、ステキに満腹といった按配で
数ページずつ眺めてもいい、
なんともいえず、満足できたのでありましたとさ
本としてどうかというと、
割と年配の方が多いという印象で、
そんな年配の方なのに、やけにハイカラな名前が多い
それに驚いたのでありました
なんというかな、最近のキラキラネームなるものも、
些細なことではないか、昔からあるんじゃないかと
そんなことを思わされたのであります
また、いずれも、想いのつまったエピソードと語られておりまして、
涙を誘うそれこれが多いものの、年配の方に多く見られた
戦後のどさくさで登録した名前が間違っていた系が、
なんというか当時を思わせるなぁと、個人的に好きな
エピソードシリーズでありました
別段シリーズになってないんですが、そう思えるほど
いくつもあってステキ、名前読み間違えられた挙句登録されてるとか、
体の弱そうな子だから、戸籍に入れないほうがよいとか
昔って、そんな感じだったんだろうなと
憧憬としてとらえて楽しんだのでありました
ともあれ、書の本でありながら、
かなり破天荒というか、もはやイラストと言ってもよいような
そんな作品が並んでおりまして、なかなか面白かったのでありました
本というか、カタログというでもない、
紫舟先生の書が見たいなぁと
ずっと考えていたところ、目に入って読んだというか
眺めたのでありました
名前をエピソードとともに紹介し、
そこから浮かぶスタイルで書にしたためた
そんな作品集であります
紫舟先生については、美の壺の題字にはじまり、
龍馬伝の題字と、その年のNHK書初めにて
見事なそれを披露されたのを見て
すっかり魅了されたというか、
いや、書道というのは、やっぱりいいもんだなと
あこがれてみていたのでありました
その、紫舟先生の書が、いくつも見られるというのは
なかなかに眼福、ステキに満腹といった按配で
数ページずつ眺めてもいい、
なんともいえず、満足できたのでありましたとさ
本としてどうかというと、
割と年配の方が多いという印象で、
そんな年配の方なのに、やけにハイカラな名前が多い
それに驚いたのでありました
なんというかな、最近のキラキラネームなるものも、
些細なことではないか、昔からあるんじゃないかと
そんなことを思わされたのであります
また、いずれも、想いのつまったエピソードと語られておりまして、
涙を誘うそれこれが多いものの、年配の方に多く見られた
戦後のどさくさで登録した名前が間違っていた系が、
なんというか当時を思わせるなぁと、個人的に好きな
エピソードシリーズでありました
別段シリーズになってないんですが、そう思えるほど
いくつもあってステキ、名前読み間違えられた挙句登録されてるとか、
体の弱そうな子だから、戸籍に入れないほうがよいとか
昔って、そんな感じだったんだろうなと
憧憬としてとらえて楽しんだのでありました
ともあれ、書の本でありながら、
かなり破天荒というか、もはやイラストと言ってもよいような
そんな作品が並んでおりまして、なかなか面白かったのでありました