CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

いだてん  最後の晩餐

2019-09-29 21:39:47 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「いだてん」
視聴完了しました
とうとう、嘉納先生がいなくなってしまった
そのフィナーレというか、嘉納先生スペシャルといった回で
過去の話もあれやこれや、面白く見ることができたのでありました
やっぱり、なんだかんだ、最初の隈取した四三さんが
抱きかかえられるところがいいシーンだな

そのフラッシュバックをなぞるように、
金栗さんも弟子を抱きかかえるという結末をみたりしつつ
さりとて、その先に待ち受ける悲劇が
なんともはやといったところなんだけども
全体的に物悲しい、ロシア文学っぽい感じすらあるというか、
往時を懐かしむ、そんなのばっかりな印象でありました
まぁ、よかったんだが、悲しいね

足元というか、もう、国のほうがぼろぼろで、
嘉納先生も何のために、どうしてオリンピックか
わからないような状況ですら、
大演説では、人の心を動かす見事なそれをやってのけるというのが
本当に夢を語る人の強さなんだろうかしらねと
思わされたのでありました
その後、外交員と話をするときの楽しそうな姿がまた
いい塩梅でありました
それを受けつつの最期というのが、なんとも物悲しいんだが
よい回でありました

さて、しれっと、志ん生も倒れてしまったようで、
次回と、その次くらいは暗い話になるんだろうかなと
思ったりするんだが、あれよあれよとあと三ヶ月くらいだし
暗い話を抜けて、明るく、まーちゃんが大活躍する姿が
早く見たいと思うのでありました