CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

【映画】ジョーカー

2019-10-24 21:27:20 | ドラマ映画テレビ感想
話題作ということで見てまいりました
全編、ずっと重苦しい、きしみ音みたいなBGMで、
しかし、陰惨とはまた違うような、
なんともやるせない物語を見たように思うのであります

あまりバットマンという漫画のことを
ちゃんと理解していないせいか、ジョーカーというキャラクタについて
よくわからなかったという部分もあるのだけども、
アーサーというコメディアン志望の青年が、
報われない世界に対して、突然キレたと
そんな風にも思えるような、なんとも狂気に支配された内容だったように思うのである
まぁ、でも、ゴッサムシティだし、あんなもんじゃね?とも
思ったりしたんだが、どうだろうかね

ちょっと前評判で、誰でもジョーカーになってしまうかもしれないと
やたら、色々な人が共感するなんて触れ込みでありましたが、
そのあたりは、ちょっと異なるように感じるところ
実際、ジョーカーことアーサーという青年は
最初っから、どっかおかしい、というか、狂っているのでありまして、
それが、いよいよ狂気の蓋をあけた、
狂人が正気のフリに飽きたみたいな感じにも
見えなくもない、いや、飽きたという能動感ではないな、
或るとき、覚醒ともいえる内容で進むのだけども
なんともはや、狂気の見せ方というか、
狂ったという表現方法そのものが、
割と誰でもやりそうなところだというところが
共感と呼べるそれだったのかもしれないと思う、
なんか、あったときに、なんとなく踊ってしまいたくなったり、
笑ってしまうというのは、確かにある表現だなと
それがジョーカーのそれと同じなのかはまた、わからぬ話でありました

ネタバレになってしまうかもしれないのだけども、
結局、この話は全部ジョーカーの妄想なのか、
あるいは、本当の話がどれかあるのか、
だいたい狂人のやることなんだから、整合性というか、
そういうものはないのかとも思ったりなんだったりして
でも、そうだとすれば、夢オチという
最低のそれなんじゃとも思ったりして
なんともはや、陰鬱なふりをしていただけじゃないかなと
思ったりもしてしまうのである

本当は、そういう話で右往左往する人を見て
嘲笑いたいというのが、ジョーカーという人で
また、その笑いは誰にも理解されないであろうというのが
この映画の本質だったのだろうか
考えてみたんだが、よくわからんなと
書いていて、まとまってないまま、とりあえずメモをおく