サキモノ!? 作:斎樹真琴
現代劇であります
サキモノの話しらしいとだけ聞いて、
なんとなし読んだのでありました
正直、題名からして、本当のそれじゃなくて、
なんとなくそれっぽい、架空のお話かなと
わけのわからないことを思い
流行りの四文字カタカナというあたりで、
侮っておりました次第
内容は、硬派とまではいわないですが、
普通にサキモノの話しでありました
それも、サキモノそのものというよりは
それを売る、サキモノ紹介業者のお話であります
社会人なら、一度や、二度、こういった勧誘を
受けておるのでないかと思われますが、
多分に漏れず、わたしも、一時期辟易した次第、
その経験を思い起こさせられるような、
サキモノ勧誘の手口を紹介というと語弊のある、
サキモノを売る側の視点で、サキモノで働く、
その姿を描いておる小説でありました
題材がサキモノ取引でありまして、
確かにそれに対する蘊蓄でもないですが、
そのテクニックなり、実際の現場というのが
生々しいのか、結構描かれておりまして
これはこれで興味深い内容なのですが、
この小説はそこだけで終わらずというか、
それに加えて、新人から中堅にステップアップする
社会人を描いた小説にもなっておりました
主役の女性が、サキモノ営業に疑問を覚えたり、
覚えなかったりしながら働き続け、
それに疑問をもつ、若いものが入ってきたときに、
様々に思う、また、そのリアルタイムで、
自分が進んでいた先にいるかもしれない、
上司の失脚や、ふてぶてしさなんかが
ごたまぜに描かれていて、大変面白かった
営業職というのはどこも大変ですが、
サキモノ営業は、本当に大変なんだろうなと思ったり、
その物事の善悪とは別のところで、
働くことについて、ちゃんと考えさせられたというか、
なんか読んで追いつめられたり、奮起させられたりと、
わりといい塩梅の心持ちを覚えられた
ステキ小説だったと思うところ
人を選ぶかもと感じるところもありますが、
あえて、若さによる一方的な主張があったり、
それをふまえた、話しの展開なんかが
なんとも、しんみり面白かったと
珍しく、じっくりとっくり読みふけって、
考えさせられたという小説でありました
未来がどうなるかはわからないが、
それでも働いていく力強さみたいな、
一番大切な姿が描かれていたように思えて、
ぐだぐだ過ごしている自分に、少しだけ
活を入れられたような気がせんでもない
よい本でありましたとさ
現代劇であります
サキモノの話しらしいとだけ聞いて、
なんとなし読んだのでありました
正直、題名からして、本当のそれじゃなくて、
なんとなくそれっぽい、架空のお話かなと
わけのわからないことを思い
流行りの四文字カタカナというあたりで、
侮っておりました次第
内容は、硬派とまではいわないですが、
普通にサキモノの話しでありました
それも、サキモノそのものというよりは
それを売る、サキモノ紹介業者のお話であります
社会人なら、一度や、二度、こういった勧誘を
受けておるのでないかと思われますが、
多分に漏れず、わたしも、一時期辟易した次第、
その経験を思い起こさせられるような、
サキモノ勧誘の手口を紹介というと語弊のある、
サキモノを売る側の視点で、サキモノで働く、
その姿を描いておる小説でありました
題材がサキモノ取引でありまして、
確かにそれに対する蘊蓄でもないですが、
そのテクニックなり、実際の現場というのが
生々しいのか、結構描かれておりまして
これはこれで興味深い内容なのですが、
この小説はそこだけで終わらずというか、
それに加えて、新人から中堅にステップアップする
社会人を描いた小説にもなっておりました
主役の女性が、サキモノ営業に疑問を覚えたり、
覚えなかったりしながら働き続け、
それに疑問をもつ、若いものが入ってきたときに、
様々に思う、また、そのリアルタイムで、
自分が進んでいた先にいるかもしれない、
上司の失脚や、ふてぶてしさなんかが
ごたまぜに描かれていて、大変面白かった
営業職というのはどこも大変ですが、
サキモノ営業は、本当に大変なんだろうなと思ったり、
その物事の善悪とは別のところで、
働くことについて、ちゃんと考えさせられたというか、
なんか読んで追いつめられたり、奮起させられたりと、
わりといい塩梅の心持ちを覚えられた
ステキ小説だったと思うところ
人を選ぶかもと感じるところもありますが、
あえて、若さによる一方的な主張があったり、
それをふまえた、話しの展開なんかが
なんとも、しんみり面白かったと
珍しく、じっくりとっくり読みふけって、
考えさせられたという小説でありました
未来がどうなるかはわからないが、
それでも働いていく力強さみたいな、
一番大切な姿が描かれていたように思えて、
ぐだぐだ過ごしている自分に、少しだけ
活を入れられたような気がせんでもない
よい本でありましたとさ
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