青と緑 ヴァージニア・ウルフ短編集 作:ヴァージニア・ウルフ
初めて読んだんだが、なんか、聞いたような気がする名前だと
手に取ってみたものの、かなり難解というか、これは短編小説というより
詩歌なのでは?という感じで、あまりにもとらえどころがない
空間芸術めいた文章に面食らったのでありました
この感想は、あとがき解説を読むと、まぁ、間違ってはいないようで
よかったと思うものの
その神髄には、まったく近づけなかったと愕然としてしまったのである
こういうのは、おそらく原書で読まないと
その単語選択や、連なりというものも、何かしら意味というか
語られている通りの「美しい何か」を表していそうなので
日本語訳で読んで、果たしてどこまで肉薄できたんだろうかと
不安になってしまうんだが、
繊細な、それでいて執拗な風景と情緒の描写が見事というか、
すごく細いイメージで、まさにフラジャイル、壊れ物みたいなそれだと
感じるばかりでありました
どの短編が、なんだったかといわれるとさっぱりわからんのだけども、
ラピンとラピノヴァという短編だけは、
かなり物語性が強いというか、わかる気がして読めて
この感覚的な破綻というのは、ありそうだなとわずかながらに
理解できたように思うのでありました
表題作の青と緑が、傑作のひとつと数えられるそうだが、
これは、もう、詩としか思えなくて、さっぱり理解できなかった
詩だから理解できないというのもどうかと思うんだが
美しい言葉の連なりだと思うし、
それを読んでいると、浮かんでくる情景でもないが、書かれていたものから想起されるイメージが
ともかく美しいと思わされるので、凄いと感じるんだが
それが何か、どうなのか、さっぱり理解できないまま、
美しいと思ったのである
いくつかの短編については、漱石の夢十夜を思い起こされたんだが、
こういう分野というか、何かしらのジャンルが存在する
そして、そこに惹かれる一定の何かが存在するんだろうと
思わされたりしたのでありました
人の気持ちとか、なんか、こういうことというのを言いえたとは異なる
動きや流れみたいなもので、瞬間を切り取ったのとは異なる印象を
書かれたものから受け取ったというか、感じ取ったので
動いているからこそ、とりとめがないように思えたんだろうかなどと
わからんくせに、いっぱし語ってしまうのである
難しいわ、まったくもう
初めて読んだんだが、なんか、聞いたような気がする名前だと
手に取ってみたものの、かなり難解というか、これは短編小説というより
詩歌なのでは?という感じで、あまりにもとらえどころがない
空間芸術めいた文章に面食らったのでありました
この感想は、あとがき解説を読むと、まぁ、間違ってはいないようで
よかったと思うものの
その神髄には、まったく近づけなかったと愕然としてしまったのである
こういうのは、おそらく原書で読まないと
その単語選択や、連なりというものも、何かしら意味というか
語られている通りの「美しい何か」を表していそうなので
日本語訳で読んで、果たしてどこまで肉薄できたんだろうかと
不安になってしまうんだが、
繊細な、それでいて執拗な風景と情緒の描写が見事というか、
すごく細いイメージで、まさにフラジャイル、壊れ物みたいなそれだと
感じるばかりでありました
どの短編が、なんだったかといわれるとさっぱりわからんのだけども、
ラピンとラピノヴァという短編だけは、
かなり物語性が強いというか、わかる気がして読めて
この感覚的な破綻というのは、ありそうだなとわずかながらに
理解できたように思うのでありました
表題作の青と緑が、傑作のひとつと数えられるそうだが、
これは、もう、詩としか思えなくて、さっぱり理解できなかった
詩だから理解できないというのもどうかと思うんだが
美しい言葉の連なりだと思うし、
それを読んでいると、浮かんでくる情景でもないが、書かれていたものから想起されるイメージが
ともかく美しいと思わされるので、凄いと感じるんだが
それが何か、どうなのか、さっぱり理解できないまま、
美しいと思ったのである
いくつかの短編については、漱石の夢十夜を思い起こされたんだが、
こういう分野というか、何かしらのジャンルが存在する
そして、そこに惹かれる一定の何かが存在するんだろうと
思わされたりしたのでありました
人の気持ちとか、なんか、こういうことというのを言いえたとは異なる
動きや流れみたいなもので、瞬間を切り取ったのとは異なる印象を
書かれたものから受け取ったというか、感じ取ったので
動いているからこそ、とりとめがないように思えたんだろうかなどと
わからんくせに、いっぱし語ってしまうのである
難しいわ、まったくもう
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