雙連朝市からぼちぼち歩いて北上していく
街並みがいかにも台湾といった感じで実に気持ちがいい
こういう野放図にベランダ園芸ともいえぬ樹木がわしゃわしゃしているのがいい
九府仙師廟
通り道に、雰囲気のある、いかにも街中の廟というやつがあって
ちろっとだけ見ていく、知人はさほど興味がない人たちなので
もう少し見ておきたかったが、道教のそれであろうとあたりをつけつつ
拝拝しておくのであった
後から調べたら、この隣に四面佛があったらしく、それを見たかったとほぞをかんだのであるが余談
さて、MRTに乗ってまた移動して忠孝新生まで
そこから少し歩いて、なんとカバランの台北支社的なものがあって
是非中を見たいとか思ったものだが、朝早すぎてまだやっておらず
予定地も近いためそのままスルー
そしてたどり着いたのが、懐かしの建國假日玉市
この看板はまったく変わってないことになんとも感激
中は見事なまでに閑散としていて、これはまぁ、朝早いから仕方ない
今回は玉市ではなく花市の方メインのため、まぁ、雰囲気だけ紹介といった具合で
さりとて、初心者には大変珍しいと映るようで、興味深く見入っていたので満足であった
そしてメインの花市へ
こちらは流石の大盛況といったところで、
ブーゲンビレアの見事な鉢揃えにはじまり、台湾ならではの果樹花木、
なによりも多肉植物等のふんだんなこと、そして驚くほど安いこと
この時、すっかり為替が悪く5倍計算でと思ってもなお安い、
これだけの植物を週末に持ち込んで、そして、結構な頻度で売買がなされているというのが
台湾の凄いところだなと感心するのであった
みんな、植物好きなんだろうな、あるいは、そういう気持ちでなくても
植物を育てる、あるいはそばにあるというのが当たり前なのかもしらん
いくつかの土産物というでもないが、植物以外の販売もあり
こちらは、実際の蜂を見せながらの蜂蜜販売
これがまた、龍眼蜂蜜なので、無茶苦茶ほしかったんだが機内持ち込みできないので断念
代わりに龍眼のドライでも買おうかと迷ったが、試食だけして買わなかったのである
凄い美味かったんだが、本当、なんで買わなかったんだろうか
龍眼のドライは、燻を使っていたと思われ、噛むほどにコーヒーみたいな香りも感じられて
大変よかったのである、思い出すと食べたくなるな
そして、植物の数々、個人的に持って帰りたいと思ったやつばっかりだが
植物検疫を通すことが極めて難しいのも含まれているわけで
安いけど、見ているだけが関の山である
日本でも見るが、ハオルチアの糸毛のやつとか実にいいなとしみじみ思うし、
蘭はやっぱりパフィオだなと思うばかりである
そのほか、昨今日本で人気のビカクシダも、それこそ品種シリーズが出そろっていると見えて
大変見ごたえがあったのでありました
そのほか、金魚というか、メダカも売られているところもあったり
水生植物も豊富だなと、なんだかんだ2時間以上うろうろしたのであった
大変楽しい時間を過ごしたのである
最後のは、思いっきりジブリのそれっぽいが、確実にバッタもんだろうと思いつつも
こういうのがまだあるのもまた、いいななどとノー天気なことを思ってしまうのであった
昼飯の時間もあるので、そろそろと名残惜しくも移動することになったが
ともかく、玉市含めたら本当に丸一日過ごせるのではないかと改めて思い知ったのであったが
初心者向けの観光地だったかというと疑問ではある
つづく
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