七色の毒 作:中山 七里
てっきり、様々な毒をつかったトリックの推理ものかと思ったら
読む毒といえばいいのか、読み終えて、
すっきりしない、ああ、人間の毒とはこういうものかと
嫌な話というか、動機の犯罪を暴く短編集でした
面白かったけども、毒がきついなぁ
一見、簡単に解決しそうな内容ながらも、
そこに推理のみで立証というか、推測でしかない確信で、
その裁くことができないものをいくつも暴く、
暴くけども、裁かれないという
なんとも哀しいそれこれをいくつも読んだのでありました
本音と建前でもないが、嘘と真実、
何が狙いで、狙いがそうだからと
それは殺意なのか、そうではないのかと
そういうことを描いていました
悪いとわかっているのに、それを裁くことはできないのだなと
そういうお話なのであります
推理とか、刑事ものとかというジャンルではなく、
これは人間ドラマといったらいいのか、
悪意について書いた小説だったのかなと
思ったりしたのであります
悪意もまた違うな、なんといえばいいのだろうかな
身近に潜むものなんだが、
直視したくないものである
そんなわけで、見事に解決してすっきりとか
そういうお話ではないのでありまして、
それでも、悪いやつを懲らしめるような内容は
やっぱり好きだなと思って、
罠に落ちたと見せかけて、うまいこと嵌めていた話だとか、
善意により、無法を無理やり裁いたりといった
そういうお話も読めたりして
ちょっと考えすぎというか、疲れてしまう内容だなとも
感じたりしながらも、つらつら
あっという間に読み終えられたのでありました
なんだかんだ、やっぱり面白い小説だったのだと
思えるのであります
てっきり、様々な毒をつかったトリックの推理ものかと思ったら
読む毒といえばいいのか、読み終えて、
すっきりしない、ああ、人間の毒とはこういうものかと
嫌な話というか、動機の犯罪を暴く短編集でした
面白かったけども、毒がきついなぁ
一見、簡単に解決しそうな内容ながらも、
そこに推理のみで立証というか、推測でしかない確信で、
その裁くことができないものをいくつも暴く、
暴くけども、裁かれないという
なんとも哀しいそれこれをいくつも読んだのでありました
本音と建前でもないが、嘘と真実、
何が狙いで、狙いがそうだからと
それは殺意なのか、そうではないのかと
そういうことを描いていました
悪いとわかっているのに、それを裁くことはできないのだなと
そういうお話なのであります
推理とか、刑事ものとかというジャンルではなく、
これは人間ドラマといったらいいのか、
悪意について書いた小説だったのかなと
思ったりしたのであります
悪意もまた違うな、なんといえばいいのだろうかな
身近に潜むものなんだが、
直視したくないものである
そんなわけで、見事に解決してすっきりとか
そういうお話ではないのでありまして、
それでも、悪いやつを懲らしめるような内容は
やっぱり好きだなと思って、
罠に落ちたと見せかけて、うまいこと嵌めていた話だとか、
善意により、無法を無理やり裁いたりといった
そういうお話も読めたりして
ちょっと考えすぎというか、疲れてしまう内容だなとも
感じたりしながらも、つらつら
あっという間に読み終えられたのでありました
なんだかんだ、やっぱり面白い小説だったのだと
思えるのであります
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます