外道クライマー 著:宮城 公博
まさに外道、人道から外れたと、
まぁ、倫理的にも、物理的にも外れている感じのお話で
沢ヤという、独特のジャンルの人たちというか
著者を含めた、冒険家の体験談というか、
旅日記というか、ともかく、壮絶な内容でありました
凄いなと素直に感心するところもあるんだけども、
やっぱり、初っ端にお断りのように入れられていた
那智の瀧事件を見るかぎり、手放しに賞賛はできないと
思ってしまったりするのだが、
なんというか、凄い人というか、行き方というか
趣味があるものだなと、感心したのでありましたとさ
さておき、はたして、「沢ヤ」なる単語が、
どういうものなのか、これは、あれか、
「沢ヤクザ」を穏便にするための略語なんだろうかと
思ったりしていんただが、
先日、知り合いの山登りをする人に聞くと
「沢ヤ」「岩ヤ」というジャンルがどうも存在するようで
「ヤ」をカタカナであてるものなのかはさておき、
業界ではメジャーな言葉の様子
沢登りを主とする、山登りというか、登攀の鬼を指し示す言葉でありました
この言葉にふさわしいというか、
こういうのを沢ヤと言うんだよと、説明するかのような
凄まじい沢登り風景というか描写が続いていまして、
ここに、冒険という著者の哲学が語られたりしながら、
未踏であるところに挑む興奮について
あれこれと書かれているのであります
出てくる仲間たちというか、その中でも飛び切り頭がおかしい人が
何人もいる様子でありまして、その死を恐れないというと
割かし簡単な言葉っぽいですが、
本当に、文字通り死と隣り合わせというか、
「あ、死んだ」
なんてことが、軽々とやってくる沢での危険行動というか
いや、自然そのものの脅威になすすべもなくさらわれていくところだとか、
それを傍観する様子なんかも含めて、
これは形容しがたい、見てみたいけども、絶対に当事者になりたくないと
相反するようなことを思わされることてんこ盛りでありました
凄いんだけども、なんだろうな、これはもう
本当に人種というか、文化が違いすぎて
没交渉だなと思ってしまう
やってることが、完全に人から外れてしまっているので、
正直、それを楽しむのはいいんだけども、
そのままで、街中を歩いたらだめなんじゃないかと、
思わされるほどの奇特な生き様に
なんとも、考えさせられたというか、
凄いと思うんだが、でも、そういう大自然の奥深くにいって
結構そのあたりを、荒らしているというか
まぁ、ハーケン刺したり、ごみ捨てたりしてんだろうなと
勝手に考えてしまって、なんか
面白かったと、素直に賞賛できない気分なんだけども
とてつもない冒険というものを
見せてもらえたような気分になれたのでありました
あと、はしばしから下品な感じが見え隠れというか
隠しきれていないところがにじみでてきていて
これはこれで、面白いと思うのであります
まさに外道、人道から外れたと、
まぁ、倫理的にも、物理的にも外れている感じのお話で
沢ヤという、独特のジャンルの人たちというか
著者を含めた、冒険家の体験談というか、
旅日記というか、ともかく、壮絶な内容でありました
凄いなと素直に感心するところもあるんだけども、
やっぱり、初っ端にお断りのように入れられていた
那智の瀧事件を見るかぎり、手放しに賞賛はできないと
思ってしまったりするのだが、
なんというか、凄い人というか、行き方というか
趣味があるものだなと、感心したのでありましたとさ
さておき、はたして、「沢ヤ」なる単語が、
どういうものなのか、これは、あれか、
「沢ヤクザ」を穏便にするための略語なんだろうかと
思ったりしていんただが、
先日、知り合いの山登りをする人に聞くと
「沢ヤ」「岩ヤ」というジャンルがどうも存在するようで
「ヤ」をカタカナであてるものなのかはさておき、
業界ではメジャーな言葉の様子
沢登りを主とする、山登りというか、登攀の鬼を指し示す言葉でありました
この言葉にふさわしいというか、
こういうのを沢ヤと言うんだよと、説明するかのような
凄まじい沢登り風景というか描写が続いていまして、
ここに、冒険という著者の哲学が語られたりしながら、
未踏であるところに挑む興奮について
あれこれと書かれているのであります
出てくる仲間たちというか、その中でも飛び切り頭がおかしい人が
何人もいる様子でありまして、その死を恐れないというと
割かし簡単な言葉っぽいですが、
本当に、文字通り死と隣り合わせというか、
「あ、死んだ」
なんてことが、軽々とやってくる沢での危険行動というか
いや、自然そのものの脅威になすすべもなくさらわれていくところだとか、
それを傍観する様子なんかも含めて、
これは形容しがたい、見てみたいけども、絶対に当事者になりたくないと
相反するようなことを思わされることてんこ盛りでありました
凄いんだけども、なんだろうな、これはもう
本当に人種というか、文化が違いすぎて
没交渉だなと思ってしまう
やってることが、完全に人から外れてしまっているので、
正直、それを楽しむのはいいんだけども、
そのままで、街中を歩いたらだめなんじゃないかと、
思わされるほどの奇特な生き様に
なんとも、考えさせられたというか、
凄いと思うんだが、でも、そういう大自然の奥深くにいって
結構そのあたりを、荒らしているというか
まぁ、ハーケン刺したり、ごみ捨てたりしてんだろうなと
勝手に考えてしまって、なんか
面白かったと、素直に賞賛できない気分なんだけども
とてつもない冒険というものを
見せてもらえたような気分になれたのでありました
あと、はしばしから下品な感じが見え隠れというか
隠しきれていないところがにじみでてきていて
これはこれで、面白いと思うのであります
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