スティグマータ 作:近藤 史恵
ツールドフランスを舞台にした、
ロードレースミステリーと、
そのまんまの説明で完璧に足りうる作品であります
非常に面白かった、どきどきわくわくしながら
それでいて、ロードレースも楽しめるという
なかなか贅沢な一冊だったと思うのであります
どうもシリーズものだったようで、
6年ほど前に私も読んだのが、おそらくシリーズの初めだったと思われますが、
それもなんだろう、こんなに激しい話だったろうかと思うほど
過酷なレース風景が、びしびしと通じてくる物語でありました
ミステリというか、根幹の部分は共通するものがあったと
思ったりしたんだが、なんだろうか、
読めば読むほどに、ロードレースを本当に見たくなるというか
面白そうだなぁと引き込まれてしまうのでありました
物語は、なかなかショッキングといっていいのか、
確か日本でもちらりとニュースになっていた、
チャンピオンがドーピングしていたのが発覚したと
そういった事件に端を発したものでありまして、
そのチャンピオンが復帰してきて、
レースで悶着を起こすと、まぁそういう筋書きでありまして
このレース中に、様々な不可解といっていいのか
なかなか、あれやこれやが現れては消えてと
スリリングで楽しい
それでいて、最終的な目的は、あの伏線はどうなるんだというのが
おおよそ最後にまとまるという具合でありまして
すっきりするほど、明確に解決しないんだけども
こういう後味が少し悪いようにも思えつつ
でも、人間の何か変えがたいものを見たような
素晴らしい情景で終わるというのが
気持ちの良い作品でありました
なんだかんだ、選手たちにも葛藤があり、
事件や、感情があるんだけども
自転車レースは、そういうの関係なく、みなが熱狂して
過ぎていくのであると
そういわぬばかりに終わるのが、かっこいい
読み応えのある小説でありました
面白かった
ツールドフランスを舞台にした、
ロードレースミステリーと、
そのまんまの説明で完璧に足りうる作品であります
非常に面白かった、どきどきわくわくしながら
それでいて、ロードレースも楽しめるという
なかなか贅沢な一冊だったと思うのであります
どうもシリーズものだったようで、
6年ほど前に私も読んだのが、おそらくシリーズの初めだったと思われますが、
それもなんだろう、こんなに激しい話だったろうかと思うほど
過酷なレース風景が、びしびしと通じてくる物語でありました
ミステリというか、根幹の部分は共通するものがあったと
思ったりしたんだが、なんだろうか、
読めば読むほどに、ロードレースを本当に見たくなるというか
面白そうだなぁと引き込まれてしまうのでありました
物語は、なかなかショッキングといっていいのか、
確か日本でもちらりとニュースになっていた、
チャンピオンがドーピングしていたのが発覚したと
そういった事件に端を発したものでありまして、
そのチャンピオンが復帰してきて、
レースで悶着を起こすと、まぁそういう筋書きでありまして
このレース中に、様々な不可解といっていいのか
なかなか、あれやこれやが現れては消えてと
スリリングで楽しい
それでいて、最終的な目的は、あの伏線はどうなるんだというのが
おおよそ最後にまとまるという具合でありまして
すっきりするほど、明確に解決しないんだけども
こういう後味が少し悪いようにも思えつつ
でも、人間の何か変えがたいものを見たような
素晴らしい情景で終わるというのが
気持ちの良い作品でありました
なんだかんだ、選手たちにも葛藤があり、
事件や、感情があるんだけども
自転車レースは、そういうの関係なく、みなが熱狂して
過ぎていくのであると
そういわぬばかりに終わるのが、かっこいい
読み応えのある小説でありました
面白かった
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