移動してまいりました
あまり馴染みない站で、何回読んでも「ごさわ」だと思ってしまうんだが、
「後驛」、多分ホウイィーという感じで読むのだと思われる
日本語読みだとしても、「さわ」ではなく「こうえき」になるのでなかろうか
ここから、15分ほど歩いたところに十全玉市という、
高雄随一の玉市が立つとのこと
そこに向かっていくのでありました
まったく土地勘もなければ、方向もあってるか怪しいんだが
父親が訝しがるのも聞かずに、もくもくと歩く
15分歩くとなると、意外と不安になるもので
帰り道にはこんなに駅から近かったかと思うものの
行きの不透明な中での行脚は、なかなか心が鍛えられたのでありました
どうでもよい
無事到着、十全玉市
いかにもというか、台湾で市といえば、だいたいこういう姿をしているんだなと
しみじみ感激したのであります
台北で二箇所ほど行きましたが、この雑多な感じがたまらんなと
わくわくして突入
そうだそうだ、この感じ
まだ朝早かったせいか、お店が揃っていないのも
いかにも台湾らしいのでありますけども、
準備しているお店の人を尻目に、ぶりぶりあれこれ見て廻ります
別に何をと目的があったわけでもないのだが、
母親が何かしら喜ぶものでもないかと
あれこれと物色して廻る
この雑然としながらも、交渉が行われそうな
素人マーケット感がたまんなく面白いというか楽しいと思うのだが、
言葉が通じないせいか、父親はさほど楽しそうでもなかったのが残念なところ
人によるよな、確かに、買うというか、体験しているのが楽しいだけだから
なんか違うかもなと思ったりもする
こんなのとか
こんなのとかが売られているのである
玉にはひところ興味がわいて、陶器から気が移りそうになってましたが、
結局玉は難しいということで、断念している私なのであるけども
なかなかに楽しいのでありました
値札がついていたり、ついていなかったり、
もはやそれが正しいかどうかもわからないという
この状況で、あれやこれやと楽しく見て廻ったのでありました
ホールから出ても、中庭みたいなところまでも
ぎっしりとお店が並んでいるのであります
かなりの広さで、結構楽しく過ごせたのでありました
くたびれた爺さんとかが、あくびしながら世間話をしていたり、
日本のお土産を持ってきてバルクセールしてるみたいな店もあったりして
台湾まできて、志野だの、織部だのの陶器も見られて
ちょっと面白かったのでありました
結局ここで、母親が探してこいと行っていた
プーアル茶を見つけて、買い叩いて無事終了したのでありました
プーアル茶は中国茶なので、台湾では手に入らないというか
入りにくいものなんだが、さすがは市場、なんだって手に入るなと
感激したものでありました
結構安かったけども、なかなか美味しいお茶だったらしく
満足なのでありました
路上で寝ている犬
犬に服を着せるのは、どこでも一緒なのねと思いつつ
この見事な寝っぷりに感動したのでありました
平和だ、実に素晴らしい
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