笑犬楼 VS. 偽伯爵 著:筒井康隆、蓮實重彦
対談集のようだけども、往復書簡の様式をもって記していて
非常に面白いやりとりから紡がれる、映画論というか、
物語や、文章に関する論説が読めて大変面白かった
内容のどれほどを理解できたかといえば、
さっぱりわからなかったというのが正解だろうという読み方だったけども、
この二人の人物の生い立ち、その時代と才覚、そして映画、
これらを編み合わせていく感じが、
よくわからんが、読んでいて面白いと思えたので
よい読書になったとメモっておくのでありました
実際こういう高い次元というか、
そこまで考えたり、知っていないといけないのかと、
読んだというのが怖くなるくらいのそれなわけだけども、
そういう知識と異なる、どう読み込んだかというところでの決闘ではないが、
論じるということの力強さ、殺人的強さみたいなのが見えて
おっかなびっくりだけど、すごく刺激的でよかったのである
本当、何をいっているかわからないところが多いんだけども、
わからないの?と思われたら、どんだけ恥ずかしいというか、
もう怖いわと思うような迫力があって、
わかったようなふりをしてしまいがちな読書になったわけだが、
ともあれ、目が離せないというか、難しいことを語り合っているのに楽しそうに見えて
よかったと、読書というよりも、何かのライブを見たみたいな感覚に陥ったのでありました
筒井先生の繰り返しが、ある種の技法でありというあたりは、
そうだったんだと、今更ながらに思い知らされたりして、
また、いくつか知ったような文章の話があれば、そう読むべきだったのかと
これまた衝撃を受けて、こういう二人が見た映画、
そこに含まれるものが何かというのが、怖くなるんだが、
いかに面白いものかと思い知らされたようでありました
また、大江健三郎という仁についての論調も面白くて、
それぞれの立場と思想から語られる氏というのが魅力的な文章で彩られて、
一冊も読んだことないけど、読んで理解できるとは思えない内容なんだなと
そんなことを漠然と思わされたりしたのでありました
頭のいいひとというのは怖いと
そういう思いをするための読書とでもいうような体験になったのでした
対談集のようだけども、往復書簡の様式をもって記していて
非常に面白いやりとりから紡がれる、映画論というか、
物語や、文章に関する論説が読めて大変面白かった
内容のどれほどを理解できたかといえば、
さっぱりわからなかったというのが正解だろうという読み方だったけども、
この二人の人物の生い立ち、その時代と才覚、そして映画、
これらを編み合わせていく感じが、
よくわからんが、読んでいて面白いと思えたので
よい読書になったとメモっておくのでありました
実際こういう高い次元というか、
そこまで考えたり、知っていないといけないのかと、
読んだというのが怖くなるくらいのそれなわけだけども、
そういう知識と異なる、どう読み込んだかというところでの決闘ではないが、
論じるということの力強さ、殺人的強さみたいなのが見えて
おっかなびっくりだけど、すごく刺激的でよかったのである
本当、何をいっているかわからないところが多いんだけども、
わからないの?と思われたら、どんだけ恥ずかしいというか、
もう怖いわと思うような迫力があって、
わかったようなふりをしてしまいがちな読書になったわけだが、
ともあれ、目が離せないというか、難しいことを語り合っているのに楽しそうに見えて
よかったと、読書というよりも、何かのライブを見たみたいな感覚に陥ったのでありました
筒井先生の繰り返しが、ある種の技法でありというあたりは、
そうだったんだと、今更ながらに思い知らされたりして、
また、いくつか知ったような文章の話があれば、そう読むべきだったのかと
これまた衝撃を受けて、こういう二人が見た映画、
そこに含まれるものが何かというのが、怖くなるんだが、
いかに面白いものかと思い知らされたようでありました
また、大江健三郎という仁についての論調も面白くて、
それぞれの立場と思想から語られる氏というのが魅力的な文章で彩られて、
一冊も読んだことないけど、読んで理解できるとは思えない内容なんだなと
そんなことを漠然と思わされたりしたのでありました
頭のいいひとというのは怖いと
そういう思いをするための読書とでもいうような体験になったのでした
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