CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

風林火山 諏訪攻め

2007-04-16 12:37:51 | NHK大河ドラマ感想
諸般の事情がありまして
この時間にひっそり感想文感想文
NHK大河ドラマ風林火山視聴記録であります

二週前のでうっかり書き忘れていた気がしますが
風林火山紀行みたいなところでかかる曲が
二胡から、フラメンコギターになって、なんか違和感を覚えているのですが
直になれるのでしょう、それが気にならないほどの
怒涛の展開が毎週繰り広げられております

今週は、とりあえず教来石が面白すぎて
腹がよじれて仕方なかったのでありますが
あんだけ騒ぎたてて、そして、最後まで戦うと勇敢に誓っておきながら
敵を見たとたんに、もうだめじゃ、もうだめじゃ、もうだめじゃ・・・
とか、すぐに白旗立てそうな勢いだったのが面白かった
ステキすぎる、あんな間者いないだろ
間者=六平太みたいな感じで認識していた昨今
ステキすぎたのであります

ともあれ、その教来石がとっ捕まってから
すぐに、勘助が殺そうとしたり、というか、なんだ
今週見ていてただ、面白い、すげぇっ、かっこいいっと
引き込まれてしまい、完全に思考が停止してしまったんだが
あの騒動のどこまでが、本当に勘助が仕組んだことで
どこからが、予定外のところだったんだろうか

攻めるところをしぶる晴信の、一見、意向にそぐわないような
まさに「悪鬼に見える」発言が、そのまま
顔のことを言うでなく、心そのことを言うかのような所業
どれが起きても、すぐに次善策と思われるなにかしらの策を弄する
ひょっとすると、最初からそうなるように考えてなかったか?
誰も彼もが疑わざるを得ないような、そういう図案の中で
一人、自分が書いた絵に載せるように働いている
そんな風に見えるのでありますが、どうなんだろう

とりあえず、教来石殺しについては
あれは予定外だったと思われ、板垣と目配せした後の
すぐ、本気で口封じに動いたところの非道さが
かっこよすぎたのであります、あれは止めが入っても
入らなくてもよいというエピソードだけに壮絶
結局は、よい方向にまとまり、かつ
それを見破った、由布姫の蔑み視線、
あの視線を向けられて
にたり、
不敵に笑うステキすぎな勘助、なんだこのダークヒーロー
ちょっとまて、面白い、かっこいい、きゃぁ勘助さま

身もだえするかというような展開に
次週もまったく目が離せないのであります
どんどん悪くなっていく勘助、それを許容するものと
拒絶するものが増えるにしたがって、俄然面白くなってきたのであります

今週、他の見ごろというかステキだったのが
先陣を喜んで受け入れた小山田殿のかっこよさ
なんか初期は、切れ者の悪い奴風だったのに
今は、すっかり勘助の案ならなんでも飛び乗る奴に見えてしまうんだが
きっと大好きなんだろうなと、しみじみ思うのであります
あとは、高遠の大将がもりもりご飯を食べる姿が
ひどくうまそうに見えたのと
晴信がどんどんかっこよくなってきたのと
百足衆がステキすぎて、また新しい旗できたのかと驚いたこと
などなど

まぁ、最終的にはサニー様の戦装束が
死ぬほどかっこよかった、それに尽きるのでありますが
しかし、今作は、全ての武将が甲冑姿似合うので
ステキだと思われます
いいぞ、もっとやってくれ、願いつつ
この黒々しい主人公の話を追いかけたいと思うのであります

しかし、だいぶ振り落とされてしまった視聴者が
いるんじゃねぇかなぁと心配になってしまいます