将棋「初段になれるかな」大会議 著:高野秀行
自分にピッタリの本だと、勇んで読んだんだが
思った以上に楽しくて、あっという間に読み終えてしまった
もっとも、読んだからといって初段になれる技があるはずもなく、
まぁ、初段を目指すときに、こういうことあるよねーという
あるある話を聞いているだけにも思えてしまうんだが、
随所によいと思える話がちりばめられていて、大変よい本でありました
将棋の勉強としても、非常によい含蓄が載っていて、
そうそう素人にはこういうのがよいんだよと
つくづく思い知らされる内容がいっぱいで、まさに自分のレベルにあった本だと痛感、
初段で足踏みをするという概念がない将棋の先生には
決してわからないそれだというのが、よくわかる内容で、
先崎先生が、6級から2段まで30分だった的な発言とか、いかにもだと笑えてしまうんだが
そういうところが、プロと素人というべきか、将棋のあれこれの差だなと
わかりやすく答えている言葉に思えて大変よかったのでありました
結局心構えの話が主になってしまうのは、仕方ないにしても、
焦らないというか、必至とは何か、詰めろとは何かを
頭で理解するのではなく、今この瞬間のこれがと、
ある時突然に理解できるという体験が、いかにもありそうだし、
もしかしたらあったのかもしれないと思えたりできたのがよくて、
次の一手問題とも異なる、どうすべきでしょうかという限定的に詰めろを考える問題なんかが
考えていく上で大切だよなと改めて思うところだったのであります
そして、どこでも推薦されている、3手詰めハンドブックの有用性が素晴らしく
これはもう、買うしかないんじゃないかと
改めて思い知らされたのであります
図書館で時折借りてるが、1手と5手しかいつも回ってこなくて
3手詰めの優秀さが際立っているのかもしれないと
さらに思い知る結果となったのである
まあ初段はあくまで目標としてのそれでしかなく、
むしろ、そこを目指していく中で、なんとなく将棋を楽しんでいるという
そういう人たちの、将棋終わった後に飲みに行くのが楽しいというのもまた、
将棋を交流手段として考えているではなく、本当に、
仕事した後でみたいな、日常の一部にもってきていて、
将棋が重荷にならないけど楽しい、悔しいという心持を持てるというのが
長続きの秘訣というか、いや、そう書くと長続きすることが目的になるのでまた違うのだが
将棋を好きでいられるし、強くなりたいと思ってもいるが
あんまり強いストレスは受けたくないという
現状のジレンマを解決してくれそうな何かを読ませてくれたと感じたのでありました
気軽にというのもまた違うが、よい言葉が当てはまっていない事象があることを
この本はわかってくれている、そう感じたのでありました
自分にピッタリの本だと、勇んで読んだんだが
思った以上に楽しくて、あっという間に読み終えてしまった
もっとも、読んだからといって初段になれる技があるはずもなく、
まぁ、初段を目指すときに、こういうことあるよねーという
あるある話を聞いているだけにも思えてしまうんだが、
随所によいと思える話がちりばめられていて、大変よい本でありました
将棋の勉強としても、非常によい含蓄が載っていて、
そうそう素人にはこういうのがよいんだよと
つくづく思い知らされる内容がいっぱいで、まさに自分のレベルにあった本だと痛感、
初段で足踏みをするという概念がない将棋の先生には
決してわからないそれだというのが、よくわかる内容で、
先崎先生が、6級から2段まで30分だった的な発言とか、いかにもだと笑えてしまうんだが
そういうところが、プロと素人というべきか、将棋のあれこれの差だなと
わかりやすく答えている言葉に思えて大変よかったのでありました
結局心構えの話が主になってしまうのは、仕方ないにしても、
焦らないというか、必至とは何か、詰めろとは何かを
頭で理解するのではなく、今この瞬間のこれがと、
ある時突然に理解できるという体験が、いかにもありそうだし、
もしかしたらあったのかもしれないと思えたりできたのがよくて、
次の一手問題とも異なる、どうすべきでしょうかという限定的に詰めろを考える問題なんかが
考えていく上で大切だよなと改めて思うところだったのであります
そして、どこでも推薦されている、3手詰めハンドブックの有用性が素晴らしく
これはもう、買うしかないんじゃないかと
改めて思い知らされたのであります
図書館で時折借りてるが、1手と5手しかいつも回ってこなくて
3手詰めの優秀さが際立っているのかもしれないと
さらに思い知る結果となったのである
まあ初段はあくまで目標としてのそれでしかなく、
むしろ、そこを目指していく中で、なんとなく将棋を楽しんでいるという
そういう人たちの、将棋終わった後に飲みに行くのが楽しいというのもまた、
将棋を交流手段として考えているではなく、本当に、
仕事した後でみたいな、日常の一部にもってきていて、
将棋が重荷にならないけど楽しい、悔しいという心持を持てるというのが
長続きの秘訣というか、いや、そう書くと長続きすることが目的になるのでまた違うのだが
将棋を好きでいられるし、強くなりたいと思ってもいるが
あんまり強いストレスは受けたくないという
現状のジレンマを解決してくれそうな何かを読ませてくれたと感じたのでありました
気軽にというのもまた違うが、よい言葉が当てはまっていない事象があることを
この本はわかってくれている、そう感じたのでありました