Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

クランクの 研磨 - バフ掛け

2009-05-09 20:03:50 | 製作・加工
自転車の部品をピカピカに磨きたい 昔の部品はアルマイト加工も
されていなかったので 日常的に手入れをしていれば輝きを維持出来
ましたが最近の部品はほとんどがアルマイト加工がされています
そんな部品を光らせるのは研磨してバフ掛け ちょっとやってみましょう




今日自宅にエクスパックが届きました 送り主は滋賀県の怪物
現役競輪選手 井狩 吉雄 先輩  可愛い後輩に何か送ってくれたのかな?




ところがこの中に入っていたのは クランク

実は先日こんな相談が 
井狩: Kino クランクを光らせるのはどうしたら良い? 
Kino: 先輩、道具無しでその作業をするのは大変ですから 
     まずアルマイトを落としたら良いですよ 私のブログに
     アルマイト剥離と言うのが有るからそれを参考にして下さい
井狩: 解ったやってみるわ・・

後日
井狩: Kino やってみたけど真っ黒になって ガタガタになったわ
Kino: えっ・・・ 取り合えず送って下さい 後は私がやりますから






あちゃー これは酷いな アルマイトの剥離を自分でした時は綺麗になったのに
やはり材質に依ってはこうなるんや・・
これはちょっと手こずりそう 根性を決めてやりますか!






梱包にこんなテープが使われていました これ良いじゃない
井狩先輩 これ欲しいです・・






研磨、バフ掛け作業の為に用意した道具と先端器具
今回は地肌がかなり悪いので サンダーに付けるデライトディスク
フェルトディスクが良いだろうな 電動ドリルでは歯が立ちそうに
無いです サンダーの 12000回転のパワーに期待しましょう






そして 磨いて磨いて 4時間半 申し訳無いですがとても写真を撮る
余裕が有りませんでした 手も身体も彼女には絶対に見せれない汚れ方(笑)
これは梨肌のクランクを研磨し 最後の磨きに掛かっている処です

この黒いのは ピカールの練りタイプを青棒代わりに使い ピカールが
黒くなった物です ここから後少しバフを当てた位が丁度良いでしょう
あまりバフを当て過ぎると 焼けを起こしアルミが黒ずみます



そして





磨ききりました








当然これが本職では有りません 本来のやり方も分かりませんが
この位 綺麗になれば良いかな?

着手からここまで 5時間半 ちょっと値打ちの有る仕事でしたが 
今回はちょっと満足感が漂っています 以前酷い状態のハブを磨いた時は
8時間掛かりましたから 今回は可愛いもんだ(笑)

井狩 吉雄先輩は 5月10日(日)が前検日 11日(月)から大津競輪場での
F1戦だそうです怪我の無い様 頑張ってきて下さい 皆さんも応援して下さいね

アルマイト剥離はこんな方法で 過去日記 【 アルマイト剥離 検証 】
コメント (12)
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