先日から整備をしているブルーのカーボンフレーム このヘッド小物は
1インチ スレッドで SHIMANO シマノのデュラエース HP-7410 が入っています
これに使われているのはカートリッジ ベアリングなのですが これにも何か
グリスアップとチューンアップの良い方法が有るはず ちょっとチャレンジ
してみましょう


1 inch スレッドのヘッド小物は今迄この日記で沢山ばらしていますので
今回はそこの画像は無し 外した部品も清掃した処から行きましょう


ヘッド小物に使われているシールドベアリングです かなり良く出来ています
ハブなどに使われているシールドベアリングより繊細で良く考えられています
同じ補修部品を用意しているなら これもバラシ構造を検証したい処ですが
今回はこの状態で 回転抵抗を軽減する方法を模索します


回転部分の摩擦抵抗を減らすにはどうしてもベアリング スチールボールを
無視出来ません 何かの方法でグレードの高い潤滑剤を塗布したい処です
そこで以前に自作した 『微量注油用オイル差し』 この注射針の先端を
シールドされているゴム系の外被覆を少しめくり その隙間から差し込み
上質のオイルを注入する事にしました
使ったオイルは Tomity Racing Oil このオイルはマイクロロン配合の
大変優れた高価なオイルです 私は主にチェーンに使っています
50ml 3500円なんてお値段ですが 間違いなく効果は有ります


このヘッド小物の構造から 上部より水が入るのは避けれません
そこでグリスはデュラを使う事にしました 良好な回転を求めるなら
悩む事無く Microlon マイクロロンのルブ リカントなのですが
あれは粘度が低く 流れ出てしまい防水の役目をしません
また最近使い出した Super Lube のグリスでは粘度が高過ぎる気がします


ホーク下 玉押しにベアリングをセットし フレーム側の玉受けにもグリスを
塗布し フレームにホークを差し込みます
普段は必要量以上のグリスは使いませんが 今回はグリスが防水の役目も
しているのでやや多目のグリスを使いました



ヘッド小物上部にも 同じ様にオイルチューンをしたベアリングを入れます
ここのベアリングは玉受けに納める時 ややキツメですね
これも多目にグリスを塗布した上部わんをねじ込みます


上部ワンを入れたら 舌付きワッシャー 上部袋ナットの順で装着しますが
この辺は今迄のバラ玉やリテーナーを使ったヘッド小物と同じです


最後にヘッド用の薄いスパナ 32mmとモンキーレンチで相チャンしながら
玉当りの調整をしますが 今までのカップ&コーンのヘッド小物は最良な
回転状態の巾が狭いのですが このシールドベアリングを使うタイプは
この良い状態の巾が広いですね これなら調整は誰でも出来そうです
今後私もシールドベアリングと言う ブラックボックスを触る事が多く
なりそうですが このベアリングをより良い状態にメンテをする方法を
また色々と考えましょう 仲々楽しそうです
今回の Tomity Racing Oil これに配合されているフッ素樹脂が時間と
共に金属部に皮膜を作り良い状態になってくれる事でしょう
これに使った 微量注油用オイル差しはこちらです 【 自作 オイル差し 】
1インチ スレッドで SHIMANO シマノのデュラエース HP-7410 が入っています
これに使われているのはカートリッジ ベアリングなのですが これにも何か
グリスアップとチューンアップの良い方法が有るはず ちょっとチャレンジ
してみましょう


1 inch スレッドのヘッド小物は今迄この日記で沢山ばらしていますので
今回はそこの画像は無し 外した部品も清掃した処から行きましょう


ヘッド小物に使われているシールドベアリングです かなり良く出来ています
ハブなどに使われているシールドベアリングより繊細で良く考えられています
同じ補修部品を用意しているなら これもバラシ構造を検証したい処ですが
今回はこの状態で 回転抵抗を軽減する方法を模索します


回転部分の摩擦抵抗を減らすにはどうしてもベアリング スチールボールを
無視出来ません 何かの方法でグレードの高い潤滑剤を塗布したい処です
そこで以前に自作した 『微量注油用オイル差し』 この注射針の先端を
シールドされているゴム系の外被覆を少しめくり その隙間から差し込み
上質のオイルを注入する事にしました
使ったオイルは Tomity Racing Oil このオイルはマイクロロン配合の
大変優れた高価なオイルです 私は主にチェーンに使っています
50ml 3500円なんてお値段ですが 間違いなく効果は有ります


このヘッド小物の構造から 上部より水が入るのは避けれません
そこでグリスはデュラを使う事にしました 良好な回転を求めるなら
悩む事無く Microlon マイクロロンのルブ リカントなのですが
あれは粘度が低く 流れ出てしまい防水の役目をしません
また最近使い出した Super Lube のグリスでは粘度が高過ぎる気がします


ホーク下 玉押しにベアリングをセットし フレーム側の玉受けにもグリスを
塗布し フレームにホークを差し込みます
普段は必要量以上のグリスは使いませんが 今回はグリスが防水の役目も
しているのでやや多目のグリスを使いました



ヘッド小物上部にも 同じ様にオイルチューンをしたベアリングを入れます
ここのベアリングは玉受けに納める時 ややキツメですね
これも多目にグリスを塗布した上部わんをねじ込みます


上部ワンを入れたら 舌付きワッシャー 上部袋ナットの順で装着しますが
この辺は今迄のバラ玉やリテーナーを使ったヘッド小物と同じです


最後にヘッド用の薄いスパナ 32mmとモンキーレンチで相チャンしながら
玉当りの調整をしますが 今までのカップ&コーンのヘッド小物は最良な
回転状態の巾が狭いのですが このシールドベアリングを使うタイプは
この良い状態の巾が広いですね これなら調整は誰でも出来そうです
今後私もシールドベアリングと言う ブラックボックスを触る事が多く
なりそうですが このベアリングをより良い状態にメンテをする方法を
また色々と考えましょう 仲々楽しそうです
今回の Tomity Racing Oil これに配合されているフッ素樹脂が時間と
共に金属部に皮膜を作り良い状態になってくれる事でしょう
これに使った 微量注油用オイル差しはこちらです 【 自作 オイル差し 】