昨日までは TOJ で見て来た最新の自転車でしたが 今日はちょっと古風なネタ
最近は使う事も無く ボスフリーを知らない方もいらっしゃるかも分かりません
現在のカセット型スプロケットの前は 自転車にはこのボスフリーを使っていま
した 8.8.8 SUNTUR サンツアー 前田工業のパーフェクト 中身を見てみましょう
サンツアーの Perfect パーフェクト 5速のボスフリーです
発売時には全ての歯数を選択出来る画期的なフリーでした
少し回転に引っ掛かる所が有るので分解し 不具合の原因を
見てみます
まず蓋を外しますが 結構固く締まっています カニ目レンチでは緩まない
事も有るので その時はドライバー等で叩きます 少し緩めば後はカニ目レンチ
の出番です これは Park Tool パークツール SPA-2C この蓋は逆ネジです
蓋を開けるといきなり スチールボールが表れます サイズは仁丹と呼ばれる
1/8 ( 3.1750mm) です ん?錆が回っているのは何故だろう・・
フリー本体から外側ボディを抜きます 本体奥にもバラ玉が入っていますが
この時にほとんど落ちます これを知らないでフリーをばらすとボールを
ほとんど無くしてしまいます ばらす時には下にウエスを敷く様にね(笑)
本体に入れて有るスペーサーを外すと ラチェットの爪が現れます
この爪は組み込まれたスプリングで開閉を繰り返します スペーサーは
この爪の脱落防止とフリーの玉当りの調整用です
これは爪の部分を横から見た処です
あら 上の写真と比べ下の方は爪の取り付け部が少し欠けています
調子の悪い原因はこれですね 爪が安定せずたまに作動不良を起こす
のでしょう これはもう直し様が無いですね 表のベアリングの錆も
これが原因かな?
ついでですから もう少し構造を紹介しましょう
この様に爪には 極細のバネがセットされています
このバネが爪の開閉を助けます
その爪を本体から外すと 爪の裏には溝が切って有ります
バネを逃がさない為ですね
フリー本体の表と裏です 爪を引っ掛ける為のラチェット機構の一部です
この山に爪が掛かったり 外れたりしてフリーの機能を果たします
フリーのカチカチと言う音は ここからするのですね
これは最初に外した フリーの蓋です 裏はベアリングの玉押しになって
います ですから私はフリーもたまに全て分解しグリスアップをしてやります
でも内部にグリスを入れ過ぎると とてもタッチの悪いフリーになってしまいます
ボスフリーに使われている鋼球のサイズは ほとんどが 1/8 サイズですね
いやいや地味なネタで申し訳無かったです でも普段はする方も少ない
フリーのメンテナンス これをしてやる事で部品の寿命も伸び 走行中の
トラブルも減らす事が出来ます
女性と接する様に細かな所まで気を配るのが良いですね(笑)
過去のフリー日記はこちら 【 ボスフリーの 抜き方 】
最近は使う事も無く ボスフリーを知らない方もいらっしゃるかも分かりません
現在のカセット型スプロケットの前は 自転車にはこのボスフリーを使っていま
した 8.8.8 SUNTUR サンツアー 前田工業のパーフェクト 中身を見てみましょう
サンツアーの Perfect パーフェクト 5速のボスフリーです
発売時には全ての歯数を選択出来る画期的なフリーでした
少し回転に引っ掛かる所が有るので分解し 不具合の原因を
見てみます
まず蓋を外しますが 結構固く締まっています カニ目レンチでは緩まない
事も有るので その時はドライバー等で叩きます 少し緩めば後はカニ目レンチ
の出番です これは Park Tool パークツール SPA-2C この蓋は逆ネジです
蓋を開けるといきなり スチールボールが表れます サイズは仁丹と呼ばれる
1/8 ( 3.1750mm) です ん?錆が回っているのは何故だろう・・
フリー本体から外側ボディを抜きます 本体奥にもバラ玉が入っていますが
この時にほとんど落ちます これを知らないでフリーをばらすとボールを
ほとんど無くしてしまいます ばらす時には下にウエスを敷く様にね(笑)
本体に入れて有るスペーサーを外すと ラチェットの爪が現れます
この爪は組み込まれたスプリングで開閉を繰り返します スペーサーは
この爪の脱落防止とフリーの玉当りの調整用です
これは爪の部分を横から見た処です
あら 上の写真と比べ下の方は爪の取り付け部が少し欠けています
調子の悪い原因はこれですね 爪が安定せずたまに作動不良を起こす
のでしょう これはもう直し様が無いですね 表のベアリングの錆も
これが原因かな?
ついでですから もう少し構造を紹介しましょう
この様に爪には 極細のバネがセットされています
このバネが爪の開閉を助けます
その爪を本体から外すと 爪の裏には溝が切って有ります
バネを逃がさない為ですね
フリー本体の表と裏です 爪を引っ掛ける為のラチェット機構の一部です
この山に爪が掛かったり 外れたりしてフリーの機能を果たします
フリーのカチカチと言う音は ここからするのですね
これは最初に外した フリーの蓋です 裏はベアリングの玉押しになって
います ですから私はフリーもたまに全て分解しグリスアップをしてやります
でも内部にグリスを入れ過ぎると とてもタッチの悪いフリーになってしまいます
ボスフリーに使われている鋼球のサイズは ほとんどが 1/8 サイズですね
いやいや地味なネタで申し訳無かったです でも普段はする方も少ない
フリーのメンテナンス これをしてやる事で部品の寿命も伸び 走行中の
トラブルも減らす事が出来ます
女性と接する様に細かな所まで気を配るのが良いですね(笑)
過去のフリー日記はこちら 【 ボスフリーの 抜き方 】