前回全てを分解した CAMPAGNOLO カンパのディレーラー ヌーボレコード
今回は次の大切な作業、各スモールパーツの洗浄、脱脂をしグリスアップの
事前準備としての Microlon マイクロロン処理まで進めます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/f0/fcfe55a07e740910108e1ccbd31fba38.jpg)
前回分解したリアディレーラーの各部品達 今回は自転車のメンテナンスで最も大切な作業
汚れた部品の洗浄、脱脂をします この作業は変速機に限らず重要な行程です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/9f/b2e746580b65245ad9a43ffe380919b0.jpg)
私は部品の洗浄に何時もガソリンを使います これは洗浄力が強いのと
乾燥が早く 次の作業に移り易いからですが 部品が完全に洗浄出来るなら
ガソリンに拘る必要は有りません 今回は市販のデグリーザーを使います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/ee/4706c131482e921516e6f8759273bd47.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/f5/bf2a413179cecf8d1d5b65d085982fdb.jpg)
デグリザーがスプレーだからと言って 部品にスプレーをしウエスで拭く
これではいけません パレットにデグリーザーを溜め、洗浄に適したブラシで
丁寧に洗って行きます 部品の隙間に入り込んでいる汚れを 掻き出してやる事が
大切です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/5a/9a5adb7a26f04ea61c21e49ee3fb9228.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/c3/aab4f8d862a08f2ff025148d074a0714.jpg)
洗浄後の洗い油 無色のデグリーザーがこれだけ汚れ パレットの底には
これだけの物が沈殿しています この中にはキラキラと光る金属粉も混じっています
古いグリスが悪いのでは無く このメカニカルダスト 金属粉が駆動部に悪影響を
与えます 部品の洗浄はこれをいかに取り省くかが大切ですね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/8c/98c70468134dbef394447fc39fe56a75.jpg)
各パーツの隅々まで気持ちを込め 丁寧に洗ってやりました
気持ちはサービス(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/04/b9f4821326b8e133852dd9759f7effdc.jpg)
組み付け、グリスアップの事前準備とし Microlon Metal Treatment
マイクロロンメタル トリートメントで金属の表面処理をしてやります
マイクロロンはテフロン樹脂が金属の多孔構造に埋込まれ、極薄の
保護膜が出来 マイクロロンが定着すると 劇的に摩擦が低減すると
言うものです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/d7/a1cd92fa04d04d76fd413f6abdbebb9f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/b4/0ac3037d06b9526b8a09a47bf975fa8f.jpg)
マイクロロン処理 これは Microlon の H.P にも載っていませんが
フッ素樹脂を定着させるには熱を加える事が必要です ハブなどでは
走行時の摩擦熱が発生するので あえて加熱する必要は有りません
しかし今回の駆動部やチェーンには加熱してやった方が確実でしょう
定着に必要な温度は 60度と言われます
この Metal Treatment Spray メタルトリートメント スプレーは
スプレーすると液体が噴射されますが この液体はテフロン樹脂を
隅々まで浸透させる為の物で 短時間に乾燥します この液体が
金属に皮膜を作るのでは無く 液体に添加された極微量の物質が
テフロン樹脂です
ビフォー・アフター
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/d9/91de67d371c16d16cafc40e4434ad0d9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/c0/b227abd98eea46360d6c374afe716668.jpg)
長年の垢を落としてもらい 気持ち良さそうです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/55/2c567505217c599fa8657557fc56d83f.jpg)
これで次の工程 組み付け、グリスアップの事前準備が終わりました 今回は洗浄が大切だと言いましたが
自転車整備は全ての作業が大切です この変速機の組み付け時にも、考えられるだけの事をしてやるつもりです
では次回もお付き合い下さい
今回の Microlon マイクロロンの敷居が高く 正規代理店の数も少ない様です
私はこちらでお世話になっています 神の腕を持つプロ・メカニック 【 カツリーズ サイクル さん 】
前回の作業風景 【 カンパ リア・ディレーラー 分解 整備 】
この作業の続きはこちら 【 カンパ リア・ディレーラー 組立 グリスアップ 】
今回は次の大切な作業、各スモールパーツの洗浄、脱脂をしグリスアップの
事前準備としての Microlon マイクロロン処理まで進めます
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前回分解したリアディレーラーの各部品達 今回は自転車のメンテナンスで最も大切な作業
汚れた部品の洗浄、脱脂をします この作業は変速機に限らず重要な行程です
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私は部品の洗浄に何時もガソリンを使います これは洗浄力が強いのと
乾燥が早く 次の作業に移り易いからですが 部品が完全に洗浄出来るなら
ガソリンに拘る必要は有りません 今回は市販のデグリーザーを使います
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デグリザーがスプレーだからと言って 部品にスプレーをしウエスで拭く
これではいけません パレットにデグリーザーを溜め、洗浄に適したブラシで
丁寧に洗って行きます 部品の隙間に入り込んでいる汚れを 掻き出してやる事が
大切です
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洗浄後の洗い油 無色のデグリーザーがこれだけ汚れ パレットの底には
これだけの物が沈殿しています この中にはキラキラと光る金属粉も混じっています
古いグリスが悪いのでは無く このメカニカルダスト 金属粉が駆動部に悪影響を
与えます 部品の洗浄はこれをいかに取り省くかが大切ですね
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各パーツの隅々まで気持ちを込め 丁寧に洗ってやりました
気持ちはサービス(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/04/b9f4821326b8e133852dd9759f7effdc.jpg)
組み付け、グリスアップの事前準備とし Microlon Metal Treatment
マイクロロンメタル トリートメントで金属の表面処理をしてやります
マイクロロンはテフロン樹脂が金属の多孔構造に埋込まれ、極薄の
保護膜が出来 マイクロロンが定着すると 劇的に摩擦が低減すると
言うものです
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マイクロロン処理 これは Microlon の H.P にも載っていませんが
フッ素樹脂を定着させるには熱を加える事が必要です ハブなどでは
走行時の摩擦熱が発生するので あえて加熱する必要は有りません
しかし今回の駆動部やチェーンには加熱してやった方が確実でしょう
定着に必要な温度は 60度と言われます
この Metal Treatment Spray メタルトリートメント スプレーは
スプレーすると液体が噴射されますが この液体はテフロン樹脂を
隅々まで浸透させる為の物で 短時間に乾燥します この液体が
金属に皮膜を作るのでは無く 液体に添加された極微量の物質が
テフロン樹脂です
ビフォー・アフター
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長年の垢を落としてもらい 気持ち良さそうです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/55/2c567505217c599fa8657557fc56d83f.jpg)
これで次の工程 組み付け、グリスアップの事前準備が終わりました 今回は洗浄が大切だと言いましたが
自転車整備は全ての作業が大切です この変速機の組み付け時にも、考えられるだけの事をしてやるつもりです
では次回もお付き合い下さい
今回の Microlon マイクロロンの敷居が高く 正規代理店の数も少ない様です
私はこちらでお世話になっています 神の腕を持つプロ・メカニック 【 カツリーズ サイクル さん 】
前回の作業風景 【 カンパ リア・ディレーラー 分解 整備 】
この作業の続きはこちら 【 カンパ リア・ディレーラー 組立 グリスアップ 】