Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

アヘッド ヘッド小物 グリスアップ

2010-05-28 20:55:15 | 自転車組立の 全てが解る
分解が終わったラティードのロードフレーム 組み立て前にヘッド小物の
具合を見ておきましょう このフレームは 1インチのアヘッドタイプ 
スレッドタイプと比べるとパーツの数も少ないヘッド小物ですね






先日全てを分解しフレームだけになったラティードのロードフレーム 洗浄をしワックスも掛けてやりました
すでに年数が経ったフレームですが傷も無く塗装も全く傷んでいません 大変状態の良いフレームです
今日はこのヘッド小物の具合を見ながらグリスアップをしてやりましょう






フォークコラムにネジが切って有るスレッドタイプと異なり
アヘッドタイプは上部わんを上に引き抜くだけです






上部わんを外すとフォークが下から抜けます
下わんにはリテーナーとフォークの玉押しの間に
防水用のシールが入っていました




フレームに圧入して有る 上下のボールレース以外は
これだけの部品で全てです






まあこんな事も有るんですね リテーナーの鋼球が一つ外れ
防水用のシールを傷付けていました このまま使っていたら
このヘッドパーツは逝っていましたね でも外れた鋼球は何処へ
行ったんだろう 中には無かったぞ・・




さて各パーツを綺麗に洗ってやりました






ヘッドパイプ、上下のワンは外す事もないので ガソリンを含ませた
ウエスで古いグリスを綺麗に拭き取りました






不足していたスチールボールを足しておきましょう サイズは 5/32
昔からヘッドには一番多く使われるサイズですね






フレームに圧入されているパーツも含め 全てマイクロロンで処理をしました
その後ルブリカントを使い組み付けます フォークコラムとヘッドチューブ内
にも腐食防止用のグリスを薄く塗っています




組み付けと言っても このアヘッドタイプは 分解した逆の手順で
フォークを差し込むだけです





何かあっと言う間の作業でした 今迄スレッドタイプばかり触っていましたがアヘッドは整備性が良いですね


コメント
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