前回取り外したヘッドパーツを洗浄し傷んでいたリテーナーのスチールボールを
新しい物に交換しました 今回はそれらの小物をフレームに取り付けて行きます

古いトラック用のフレームですこれを普段の脚代わりに使っています
少しでも長く少しでも調子良く乗りたいですね そんなフレームに今回は
ヘッド小物の圧入を行います

自転車のヘッドと呼ばれる部分です ここには
ハンドルを円滑に動かす為の部品を装着します
それをヘッド小物とかヘッドパーツと呼びます


そのヘッド小物達と圧入に必要な工具です


では始めましょう 使うグリスは Super Lube スーパールブ
多目的なフッ素系のグリスです 私は自分の好みや用途で
グリスを使い分けますが 一般車ではグリスにあまり拘る
必要は無いでしょう、何処ででも買える物で良いと思います
そのグリスをヘッドチューブの内部に塗布します これは
防錆を考えての事です


ヘッド下部に取り付けるカップです この挿入部分にも
グリスを塗布します これも錆の発生を抑える目的です


こちらはヘッド上部の玉押し、コーンです これにも
同じ目的でグリスを塗っておきましょう


この部品を取り外した時にマーキングをしています
今回はこれが後ろ方向になる様に装着します この
理由は同じ方向では 玉当り部が方減りの症状を
起こすからですね

ヘッド下部のワンはここに取り付きます

ヘッド小物の圧入を行う工具です これは色々な
メーカーから発売されています Park Tool なら HHP-2
ヘッドワン圧入工具の商品名でお値段が 31500円
ただ購入するのにはちょっと考えさせられるお値段
ですね・・


工具本体をヘッドの上から差し込み 下から下ワンと
工具のアタッチメントを装着します


工具とパーツをセットしたら 工具の下をモンキーで
保持しながら上部のハンドルを締め込みます
そうする事で上下のパーツがフレームに圧入されて
行きます

力一杯締め込み上下のパーツが確実に装着出来れば
工具を外しましょう


上下ワンが綺麗に装着出来ました

はみ出したグリスは拭き取っておきましょう
そのまま置いておくと色々な所が汚れてしまいます

圧入する部品はもう一つ有ります フォーククラウンに
取り付ける 玉押しです


クリア塗装をした時のマスキングも外してしまいます
ここはヘッド小物を締め付ける時のスレッドです


フォークの肩、クラウンに取り付ける 下部玉押しです
クラウンコーンと呼ぶ事も有ります


フォークコラムや玉押しの装着部 そして玉押しにも
グリスを塗り拡げておきます


下部玉押しをコラム上部から差し込みます

この段階では玉押しが奥まで入らず 隙間が
空いています


これを奥まで圧入する工具はこれを使います
HOZAN ホーザン C-435 ホーク下玉押しスライドハンマー
価格 8000円程度です


使い方は至ってシンプル 工具を上下にスライドさせ
ヘッドパーツをフォーククラウンに打ち込みます


これで下玉押しが下まで隙間なく装着できました

ヘッド小物の取付け作業 今回の圧入は普段あまりする事が無い行程ですが
全く必要が無い訳でも無く 何時かの時お役に立てば幸いです
前回の作業 【 ヘッド リテーナーのリペア 】
次の作業 【 ヘッド小物 組付け 調整 】
新しい物に交換しました 今回はそれらの小物をフレームに取り付けて行きます

古いトラック用のフレームですこれを普段の脚代わりに使っています
少しでも長く少しでも調子良く乗りたいですね そんなフレームに今回は
ヘッド小物の圧入を行います

自転車のヘッドと呼ばれる部分です ここには
ハンドルを円滑に動かす為の部品を装着します
それをヘッド小物とかヘッドパーツと呼びます


そのヘッド小物達と圧入に必要な工具です


では始めましょう 使うグリスは Super Lube スーパールブ
多目的なフッ素系のグリスです 私は自分の好みや用途で
グリスを使い分けますが 一般車ではグリスにあまり拘る
必要は無いでしょう、何処ででも買える物で良いと思います
そのグリスをヘッドチューブの内部に塗布します これは
防錆を考えての事です


ヘッド下部に取り付けるカップです この挿入部分にも
グリスを塗布します これも錆の発生を抑える目的です


こちらはヘッド上部の玉押し、コーンです これにも
同じ目的でグリスを塗っておきましょう


この部品を取り外した時にマーキングをしています
今回はこれが後ろ方向になる様に装着します この
理由は同じ方向では 玉当り部が方減りの症状を
起こすからですね

ヘッド下部のワンはここに取り付きます

ヘッド小物の圧入を行う工具です これは色々な
メーカーから発売されています Park Tool なら HHP-2
ヘッドワン圧入工具の商品名でお値段が 31500円
ただ購入するのにはちょっと考えさせられるお値段
ですね・・


工具本体をヘッドの上から差し込み 下から下ワンと
工具のアタッチメントを装着します


工具とパーツをセットしたら 工具の下をモンキーで
保持しながら上部のハンドルを締め込みます
そうする事で上下のパーツがフレームに圧入されて
行きます

力一杯締め込み上下のパーツが確実に装着出来れば
工具を外しましょう


上下ワンが綺麗に装着出来ました

はみ出したグリスは拭き取っておきましょう
そのまま置いておくと色々な所が汚れてしまいます

圧入する部品はもう一つ有ります フォーククラウンに
取り付ける 玉押しです


クリア塗装をした時のマスキングも外してしまいます
ここはヘッド小物を締め付ける時のスレッドです


フォークの肩、クラウンに取り付ける 下部玉押しです
クラウンコーンと呼ぶ事も有ります


フォークコラムや玉押しの装着部 そして玉押しにも
グリスを塗り拡げておきます


下部玉押しをコラム上部から差し込みます

この段階では玉押しが奥まで入らず 隙間が
空いています


これを奥まで圧入する工具はこれを使います
HOZAN ホーザン C-435 ホーク下玉押しスライドハンマー
価格 8000円程度です


使い方は至ってシンプル 工具を上下にスライドさせ
ヘッドパーツをフォーククラウンに打ち込みます


これで下玉押しが下まで隙間なく装着できました

ヘッド小物の取付け作業 今回の圧入は普段あまりする事が無い行程ですが
全く必要が無い訳でも無く 何時かの時お役に立てば幸いです
前回の作業 【 ヘッド リテーナーのリペア 】
次の作業 【 ヘッド小物 組付け 調整 】