Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

自転車 ハンガー小物の洗浄

2013-08-22 20:10:15 | わかり易い 自転車整備
自転車の分解時に取り外したハンガー小物これを洗浄しましょう 
この部品の事を B.B 小物とも言いますが これは同意語です
ちなみに B.B とはボトムブラケットの略です





取り外したままの状態で置いていました 洗浄には SPIN スピンのパーツクリーナーを
使います 洗浄をする時は部品の状態を良く観察しながら進めるのが良いですね




ハンガー内の錆は 部品自体が錆びているのでは無く
縦パイプ内の錆が落ちた物だと思いますが その辺を
良く確認したい処です






汚い物をお見せし申し訳ないですが この様な
状態です いきなりクリーナーで洗浄せず まず
ウエスで拭いてみます








ウエスで汚れを拭き取ると綺麗な金属面が表れました
やはり部品自体の錆では無かったですね ただ錆と
グリスに包まれていたボールは 光沢を失っています




小物全部の汚れをウエスで拭き取りました 一般車であればこのままグリスアップをする事は
良く有ります でも環境が許し洗浄が可能なら洗った方が良いですね、競技レベルの整備なら
洗浄は絶対にするべきです






効果的に洗浄が出来る SPIN のパーツクリーナーを
パレットに取り分けます 綺麗なピンク色です








そっと各パーツをクリーナーの中へ入れました






そのパレットに軽く振動を与えてみました クリーナーの
強い洗浄力も有りますが 綺麗に見えていた部品から
これだけメカニカルダストが出てきました

これはオイルアップやグリスアップをする時の大敵です
これをいかに綺麗にするか メンテナンスの胆ですね




ブラシで丁寧に擦ってやります




綺麗に洗ってもらえ部品達も満足






このパーツクリーナーは再利用が可能です
汚れを濾して別容器で保管しておきます




輝きを失っていたスチールボール リテーナーの
ケースは何の問題も有りません






Campagnolo カンパニョーロの補修部品のリテーナーです
選手時代、走行距離も多いので やはり交換は必要でした
その頃の買い置きです 当時のお値段は 400円・・






しかし街乗り用のお買い物用自転車に もう手に入らない
新しい物を使うのは勿体無いですね まだ使っても問題は
無いので洗った奴を使う事にします






ケースにボールを置いて






指で内側から外へ押してやればケースに収まります






自転車のリテーナーはどの様な物でも この様な方法で
ボールは収まりますよ




もう少し頑張ってもらいます 頼むね





さてこれで組み付けの準備も整いました
次にはフレームに組んでやりましょう

今回の整備で良く登場する SPIN スピンのパーツクリーナーですが
その他の商品やお買い求め方法も含め過去記事で紹介しています
過去記事 【 Spin Oil スピンオイル For Bicycle 】

前回の作業 【 ボトムブラケットに 水抜き穴を開ける 】

次の作業 【 ハンガー小物の 取り付け調整 】

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする