Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

チェンホイールの取付け

2013-08-27 20:47:51 | わかり易い 自転車整備
前回ハンガー小物の取付けが終わったお買い物用自転車 今回は前のギア
チェンホイールを取り付けましょう





この様にクランクとギアがセットになった物をチェンホイールと呼びますが
クランクセット又はチェーンセットと呼ぶ所も有るようです






今回はフレームにチェンホイールを取り付けます
この時に使う工具はレンチ一つで間に合います






この作業は左右どちらから進めても問題は有りません
今回は右側から始めます グリスをクランクシャフトの
四角テーパー部に塗布します これは錆と固着を防止
するのが目的です






クランクの四角穴にもしっかりと塗っておきましょう
ここは汚れや汗が集まり易い部分なので 防錆対策は
しっかりした方が良いですね




クランクをシャフトに差し込みます






防錆の為にグリスは多目の方が良いと思いますが
あまりにも多くはみ出した分は綺麗に慣らしておきます






クランクを取り付ける為のフィキシングボルトです
これのワッシャーやネジ部にもグリスを使います

一度このボルトが固着した自転車を触りましたが
随分と手間が掛かりました このネジのグリスも
大切ですね






フィキシングボルトをシャフトのネジ穴へねじ込みます
※ ここは正ネジです





クランクに取り付けたフィキシングボルト これをこれから ねじ込んで行きます
私は 15mm を使っていますがこのボルトには 14mm が使われている事が多いですね






ここで使う工具はクランクボルトレンチ 頭が六角の
ボックスになっています






その頭の形状 これはスギノが出している工具で
すが 15mm レンチと言えばこのレンチを指します




これは 14mm 用のレンチ これもスギノです
でもこれを 14mm レンチとは言わないですね






14mm のフィキシングボルトには コッタレスの抜き工具
これの頭部分が 14mm になっているのでこの工具が有れば
脱着がまかなえますね






さて作業に掛かりましょう クランクを保持し
15mm レンチでボルトを締め込みます その程度は
この長さのレンチなら目一杯締めれば良いでしょう

この様なギアの側の作業は怪我をしないよう充分
注意が必要です




はみ出したグリスは拭き取っておきます






次は左側です シャフトとクランク穴にグリスを
丁寧に塗ります 
クランクの四角穴の入り隅(角の部分)にも隙間なく
塗った方が良いですよ






グリスを塗ったフィキシングボルトを入れ
15mm レンチで良く締め込みます






これで左右のクランクの装着が終わりました
左右のクランクはこの様に一直線になる方向へ
取り付けるのは解って頂いていますね




上から見るとエアロ形状に削られたのが良く分ります
街乗りだから使っていますが とても強度の保障が
出来ないので、競技では使ってはいけませんね




調子良く回っています





これでチェーンホイールの取付けが終わりました このギアが付くと
フレームが引き締まります さてこのペースで整備を進めて行きましょう

前回の作業 【 クランクの 手入れ 】

次の作業 【 サドルの取付け 】

コメント
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